企業選びで重視すること|ES・面接で使える例文付き解説

本記事では、「企業選びで重視すること」の意味から、見つけ方、代表的な軸の例、ES・面接での伝え方、さらに失敗しやすいポイントとその対策までを詳しく解説します。就活で迷わないための指針として、ぜひ参考にしてください。

- 1. 「企業選びの軸」の意味と定める理由
- 2. 企業がESで「企業選びで重視すること」を聞く理由
- 3. 企業選びで重視することの見つけ方
- 4. 回答に使える代表的な「企業選びの軸」例
- 5. ESで「企業選びで重視すること」を伝える例文
- 6. 面接で「企業選びの軸」を伝えるコツ
- 7. よくある失敗例と対策
- 8. まとめ
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1. 「企業選びの軸」の意味と定める理由?
就職活動を進めるうえで、多くの学生が最初に直面するのが「企業をどう選べばよいのか」という課題です。数多くの企業が存在する中で、なんとなく説明会に参加したり、知名度だけでエントリーしてしまうと、選考が進むにつれて「本当にこの企業でいいのだろうか?」という迷いが生じます。
そこで重要になるのが、自分自身が「企業選びで重視すること」、すなわち 企業選びの軸 を明確にすることです。
この章ではまず、「企業選びの軸」とは何か、その意味と目的について整理していきましょう。
「企業選びの軸」の意味
「企業選びの軸」とは、就職活動において 自分が企業を判断する際に大切にする基準 のことを指します。言い換えると、数ある企業の中から「自分に合った会社」を見つけるための 判断のものさし です。
例えば、ある学生は「社会に貢献できる事業に携わりたい」という思いを軸にして企業を選びます。また別の学生は「専門スキルを高められる環境」を重視し、教育制度が整っている会社を志望します。つまり、軸の内容は人によってまったく異なり、正解や不正解はありません。
「企業選びの軸」を定める理由
この「軸」を持つ目的は大きく三つあります。
第一に、就職活動の方向性をはっきりさせることです。軸が定まっていないと、受ける企業がバラバラになり、志望動機も浅くなりがちです。逆に軸が明確であれば、企業研究や自己PRの内容も一貫性を持たせやすくなります。
第二に、企業との相性を確認することです。面接官は「なぜ当社なのか」を必ず尋ねますが、その答えを裏付けるのが自分の軸です。企業側にとっても、応募者の価値観と自社の理念が合致しているかを判断する材料になります。
第三に、自分自身のキャリアビジョンを考えるきっかけになることです。就活は単なる「入社」がゴールではなく、その後の人生や働き方につながっています。軸を定めることは、将来のキャリアプランを描く第一歩でもあるのです。
こうした理由から、就活において「企業選びで重視すること」を明確にすることは欠かせません。次章では、企業がエントリーシートや面接で「あなたの企業選びの軸は何ですか」と質問する理由について、詳しく解説していきます。
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2. 企業がESで「企業選びで重視すること」を聞く理由
就職活動のエントリーシート(ES)では、ほぼ必ずといっていいほど「あなたが企業選びで重視することを教えてください」といった質問が出てきます。なぜ企業はこの質問をするのでしょうか。ただ単に「どんな会社に入りたいのか知りたい」という興味本位ではなく、採用側の明確な意図が存在します。
ここでは、企業がESでこの質問を投げかける理由を整理し、その背景を理解していきましょう。
価値観・社風とのマッチング
第一の理由は、学生の価値観と企業の社風や理念との「相性」を確認するためです。
企業は採用にあたり、学生の学力やスキルだけでなく「一緒に働けるかどうか」を非常に重視します。どれだけ能力が高くても、企業文化や働き方のスタイルに合わなければ、早期離職につながりかねません。
たとえば、チャレンジ精神を重んじるベンチャー企業に「安定した環境で働きたい」と答える学生が入社した場合、ミスマッチが起きやすいのは想像に難くありません。逆に「変化の多い環境で自分を試したい」という軸を持つ学生なら、その社風に適応しやすくなります。
つまり企業は、「この学生の価値観は自社の文化に溶け込みやすいか」を知るためにESで質問しているのです。
成長意欲・将来性の確認
次に、企業は学生の「成長意欲」と「将来のビジョン」を確認しています。
新卒採用では、応募者が即戦力として活躍できるかよりも、将来的に成長し会社を支えていけるかが重要視されます。そのため、学生がどのような環境で成長を実感できるのか、どんな未来を描いているのかを把握することが欠かせません。
「企業選びで重視すること」として「挑戦できる環境」を挙げた学生は、積極的に成長の場を求めていると解釈できますし、「研修制度の充実」を重視する学生は、知識やスキルを体系的に学びたい姿勢を示していると評価されます。
こうした回答から企業は、学生がどの程度の成長意欲を持っているのか、また入社後どのようにキャリアを積んでいくのかを想像します。
志望動機の一貫性を見極める
三つ目の理由は、志望動機の「一貫性」を確認するためです。
企業選びで重視することが曖昧だったり、その場しのぎで書かれていたりすると、志望動機全体に説得力が欠けてしまいます。採用担当者は数多くのESを読み慣れており、「その場で考えたような回答」や「企業によって答えを変えている学生」をすぐに見抜きます。
例えば「社会貢献性を重視する」と書いているのに、志望動機では「福利厚生が充実しているから志望しました」と述べてしまえば、一貫性が崩れてしまいます。逆に「成長できる環境を求めている」と軸を定め、それを研修制度や事業展開と結びつけて志望動機に書けば、回答全体に説得力が増します。
つまり企業は「応募者が本当に自社を志望しているのか」を、この質問を通して確かめているのです。
3. 企業選びで重視することの見つけ方
多くの就活生が「何を基準に企業を選べばいいのか分からない」と悩みます。闇雲にエントリーを繰り返すよりも、まずは自分なりの軸を見つけることが大切です。軸を持つことで、企業選びに一貫性が生まれ、志望動機や自己PRにも説得力が増します。
この章では、企業選びで重視することを導き出すための具体的なステップを解説します。
自己分析から導く
最初のステップは、徹底した自己分析です。自分が過去の経験から何に価値を感じ、どんな環境で力を発揮してきたのかを振り返ることで、軸が見えてきます。
例えば、部活動でリーダーを務めた経験から「チームで成果を上げること」に喜びを感じる学生もいれば、アルバイトでお客様から感謝された経験を通して「人の役に立つ仕事」にやりがいを見出す学生もいます。こうした経験を整理すると、自分が働く上で譲れない要素が明らかになります。
自己分析では次のような問いを立てると効果的です。
-
・これまでに最も達成感を覚えた出来事は何か
-
・そのとき、どんな環境や仲間がいたか
-
・どんな場面で自分はモチベーションを高められるか
これらをノートに書き出し、自分の価値観を言語化していくことが軸を見つける第一歩となります。
業界・企業研究から見つける
次のステップは、業界や企業の研究です。自己分析で浮かび上がった価値観を、実際の企業と照らし合わせる作業が必要です。
例えば「社会貢献」を重視するなら、CSR活動や社会的意義の高い事業を展開している企業に注目すべきです。逆に「成長できる環境」を求めるなら、新規事業を積極的に展開する企業や研修制度が整った企業が候補になります。
業界研究の際は、企業の公式サイトや業界レポートをチェックするのはもちろん、社員インタビューや口コミサイトなど「現場の声」も参考になります。そうすることで、企業文化や職場の雰囲気を把握でき、自分の価値観との相性をより具体的に判断できます。
また、複数の企業を比較することも重要です。同じ業界に属する企業でも、社風や成長戦略には大きな違いがあります。比較を通じて「自分の軸に最もフィットする企業はどこか」を見極めることができます。
軸を言語化する
最後のステップは、見つけた軸を明確に言語化することです。
せっかく自己分析や企業研究で方向性が見えてきても、言葉にできなければESや面接で伝わりません。採用担当者に納得感を与えるには、背景 → 軸 → 将来像という流れで整理すると効果的です。
たとえば次のような形です。
「私は大学でのゼミ活動を通じて、仲間と協力して課題を解決することにやりがいを感じてきました。したがって、私はチームワークを重視できる環境を軸として企業を選んでいます。貴社はチームで新規事業に挑戦する文化を持っており、自分の成長にもつながると考えています。」
このように、過去の経験を軸につなげ、それを企業との関連性に落とし込み、さらに将来像を示すことで、説得力のある言語化が可能になります。
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4. 回答に使える代表的な「企業選びの軸」例
企業選びの軸は人によって異なりますが、就活でよく使われる代表的な軸はいくつかのパターンに分けられます。ここでは特に多くの学生が重視しやすく、面接官にも伝わりやすい五つの軸を紹介します。自分の経験や価値観と照らし合わせながら参考にしてください。
成長・やりがい軸
「自分がどれだけ成長できるか」「やりがいを持てるか」という観点で企業を選ぶ軸です。
この軸を持つ学生は、困難な課題に挑戦したり、新しいスキルを習得することに価値を見出す傾向があります。研修制度が整っているか、ジョブローテーションの仕組みがあるか、若手が責任ある仕事を任されるか、といった点が判断基準になります。
採用担当者にとっても、成長意欲の強い学生はポジティブに映ることが多く、説得力のある志望理由につながりやすいのが特徴です。ただし「成長したい」とだけ述べると抽象的になってしまうので、大学やアルバイトで挑戦した経験を具体的に交えることが大切です。
社会貢献・事業意義軸
「社会にどんな影響を与えられるか」「事業の意義に共感できるか」を基準にする軸です。
ボランティア経験や地域活動の参加を通じて、人の役に立つことにやりがいを感じてきた学生に多く見られます。たとえば環境問題に関心がある学生は、再生可能エネルギー事業を展開する企業に強い関心を持つでしょう。
この軸を持つと、志望動機に「事業の意義」や「社会貢献」というキーワードを盛り込みやすくなります。企業にとっても、自社の理念や社会的使命に共感して入社を希望する学生は魅力的に映ります。ただし「社会のために働きたい」という表現だけでは説得力に欠けるため、具体的な企業活動や自身の体験と関連付ける必要があります。
社風・人間関係軸
職場の雰囲気や人間関係を重視する軸です。
就活では企業の制度や事業内容に目が行きがちですが、実際に働く際には「誰と一緒に働くか」が非常に大きな影響を与えます。過去に部活動やゼミ活動でチームワークを大切にしてきた学生は、この軸を選ぶことが多いです。
社風や人間関係を重視する場合、企業研究で社員の声や社内イベントの様子を調べるとよいでしょう。また、OB・OG訪問で実際に働いている社員に質問してみることも効果的です。志望動機に「社員の温かさに惹かれた」「互いに助け合う風土に共感した」と具体的に書くと、説得力が増します。
ワークライフバランス軸
「仕事と生活の調和」を重視する軸です。
かつては就活であまり語られないテーマでしたが、働き方改革やリモートワークの普及により、学生の関心も高まっています。部活動や学業とアルバイトを両立させてきた経験から「バランスを大切にしたい」と考える学生も少なくありません。
この軸を挙げる場合、単に「楽をしたい」と誤解されないよう注意が必要です。たとえば「充実した生活を送ることで、仕事にも前向きに取り組める」といった表現を用いると、ポジティブな印象を与えられます。企業の制度面、例えばフレックスタイム制や有給取得率を調べて志望動機に取り入れると説得力が増します。
キャリアパス・将来性軸
「将来どのようにキャリアを築けるか」という観点で企業を選ぶ軸です。
具体的には、昇進やキャリアアップのスピード、海外赴任のチャンス、専門性を高められる環境があるかなどを重視します。大学で専門分野を学び、その知識を生かして長期的にキャリアを築きたい学生に多く見られます。
この軸を使う場合は、企業の人材育成方針や中長期的なビジョンをよく調べることが重要です。単に「将来性がある会社だから」という表現では弱いため、「新規事業への投資や海外展開の計画が、自分の挑戦したい方向性と一致している」と具体的に伝える必要があります。
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5. ESで「企業選びで重視すること」を伝える例文
企業選びの軸を見つけたら、それをエントリーシート(ES)でどう伝えるかが重要です。単に「私は成長を重視しています」と書くだけでは不十分で、過去の経験や企業との関連性を具体的に説明する必要があります。ここでは代表的な三つの軸をもとに、実際のESで使える例文を紹介します。
成長軸の例文
成長軸を持つ学生は、自分の挑戦意欲や学習意欲を具体的に示すことが大切です。ESでは「なぜ成長を重視するのか」という背景と、「その企業でどう成長できるのか」を結びつけると説得力が増します。
例文
「私は常に新しい挑戦を通じて成長することを重視しています。大学では留学に参加し、異文化の中で現地学生と協力して研究を進める経験をしました。その中で、自ら行動することで成長を実感しました。貴社は若手から責任ある仕事を任せる風土を持ち、挑戦できる環境が整っていると感じています。入社後も新しい課題に積極的に挑み、成長を続けたいと考えています。」
このように、成長を重視する理由を経験から説明し、企業の特徴と関連付けることで、ES全体に一貫性を持たせられます。
社会貢献軸の例文
社会貢献を軸とする場合、漠然と「社会の役に立ちたい」と書くのではなく、具体的なエピソードや企業の事業内容とのつながりを示す必要があります。
例文
「私は人々の生活をより良くする事業に携わりたいと考えています。大学時代には地域のボランティア活動に参加し、住民の方々に直接感謝の言葉をいただいた経験がありました。その経験から、人の役に立つことに強いやりがいを感じています。貴社は医療分野で新しいサービスを展開しており、社会全体の生活の質を向上させている点に大きな魅力を感じています。私もその一員として社会に貢献したいと考えています。」
企業が行っている取り組みを具体的に挙げ、自分の軸とつなげることで説得力が増し、熱意も伝わりやすくなります。
ワークライフバランス軸の例文
ワークライフバランスを重視する学生は、「楽をしたい」と誤解されないように注意しなければなりません。そのため、生活と仕事を両立させることで成果を最大化できるという前向きな姿勢を示すことがポイントです。
例文
「私はワークライフバランスを重視しています。大学では部活動と学業、アルバイトを並行して取り組む中で、時間の使い方を工夫し、効率的に成果を出すことの大切さを学びました。仕事と生活の調和が取れているからこそ、仕事にも全力を注げると考えています。貴社は柔軟な働き方を推進しており、社員が安心して長期的に働ける環境が整っている点に惹かれています。私もその環境で力を発揮し、長く貢献していきたいです。」
このように、過去の経験を根拠として示し、企業の制度や文化に結び付ければ、ワークライフバランスを重視する理由が前向きに伝わります。
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6. 面接で「企業選びの軸」を伝えるコツ
ESに続いて、面接でも「企業選びで重視すること」は必ずといっていいほど質問されます。ESと違って、面接では即答力や話し方の説得力も問われるため、準備不足だと曖昧な回答になりがちです。ここでは、面接で効果的に軸を伝えるためのコツを整理します。
結論ファーストで答える
面接では限られた時間の中で質問に答える必要があるため、結論から述べることが基本です。
「私が企業選びで重視しているのは〇〇です」と最初に明確に伝えることで、面接官は回答の方向性をすぐに理解できます。その後に理由や背景を補足すれば、回答全体に筋が通ります。
逆に、長々と背景から話し始めると「結局何を重視しているのか」が伝わりにくくなり、印象がぼやけてしまいます。結論を最初に提示し、その後で根拠やエピソードを重ねる構成を意識しましょう。
具体的な経験と結びつける
結論を述べるだけでは説得力が弱いため、必ず具体的な経験と結び付けて説明することが重要です。
例えば「成長できる環境を重視しています」と言うなら、「大学でサークルを立ち上げ、ゼロから仕組みを作り上げる中で挑戦することにやりがいを感じました」という経験を添えます。こうすることで、面接官は「この学生は本当にその軸を大切にしている」と納得しやすくなります。
また、経験と軸を結び付ける際には「そこで学んだこと」や「自分が成長した点」を具体的に示すと、回答に深みが出ます。
将来ビジョンとリンクさせる
面接官は、学生が入社後にどのように成長し、どのように貢献してくれるのかを知りたいと考えています。そのため、企業選びの軸を将来のキャリアビジョンとリンクさせると効果的です。
例えば「チームワークを重視しています」と答える場合、「将来的にはプロジェクトリーダーとして多様なメンバーと協力し、大きな成果を上げたいと考えています」と付け加えれば、軸が単なる希望ではなく、具体的な将来像につながっていることが伝わります。
こうした将来への展望を盛り込むことで、面接官に「この学生は長期的に活躍してくれそうだ」という安心感を与えられます。
面接用の回答例
最後に、実際の面接を想定した回答例を紹介します。
例1(成長軸)
「私が企業選びで重視しているのは、挑戦できる環境です。大学時代、ゼミで難易度の高い研究テーマに取り組み、仲間と試行錯誤を重ねながら成果を出した経験があります。挑戦を通じて成長できることにやりがいを感じました。貴社は新規事業に積極的で、若手にも大きな役割を与える文化があると伺いました。そうした環境で自分をさらに成長させ、貢献していきたいと考えています。」
例2(社会貢献軸)
「私が企業選びで重視しているのは、社会に価値を提供できる事業に携わることです。学生時代に地域の福祉活動に参加し、人の役に立つことに強いやりがいを感じました。貴社の事業は社会的課題の解決に直結しており、自分の軸と一致しています。入社後は社会的意義のあるプロジェクトに携わり、長期的に貢献していきたいと考えています。」
これらの例のように、結論 → 経験 → 企業との関連 → 将来の展望という流れを意識すると、面接での回答がより説得力を増します。
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7. よくある失敗例と対策
「企業選びで重視すること」を答える際、伝え方を間違えるとせっかくの自己分析や企業研究が十分に評価されないことがあります。ここでは、就活生が陥りやすい失敗例を三つ取り上げ、それぞれの改善方法を解説します。
抽象的すぎて説得力がない
もっとも多い失敗は、回答が抽象的で具体性に欠けるケースです。
例えば「働きやすい会社がいい」「やりがいのある仕事をしたい」といった答えは、誰でも言える内容であり、面接官に強い印象を残しません。抽象的な言葉は便利ですが、裏付けがなければ説得力を持たないのです。
改善策
具体的な経験と結び付けて話すことが重要です。「やりがいを感じたい」という軸を伝えるなら、「大学時代の研究で難しい課題を仲間と協力して乗り越えたときにやりがいを実感した」といった経験を示しましょう。
そのうえで「だから私は挑戦を通じてやりがいを感じられる環境を重視している」とつなげると、言葉に厚みが出ます。
企業研究不足で浅い印象になる
次に多いのが、企業研究を十分に行わずに軸を語ってしまうケースです。
「御社は業界トップだから志望しました」といった答えは一見ポジティブですが、どの企業にでも当てはまる内容です。採用担当者からすると「この学生は本当にうちの会社を理解しているのか」と疑問を抱いてしまいます。
改善策
企業の具体的な取り組みや理念と結び付けることが大切です。たとえば「貴社は新製品開発に力を入れており、常に市場に新しい価値を提供している点に魅力を感じました」と述べれば、表面的ではない理解が伝わります。
事業内容や成長戦略を調べ、自分の軸と関連付けて話すことが信頼につながります。
軸が多すぎてブレている
三つ目の失敗は、重視する軸をいくつも挙げてしまい、結局どれが本当の軸なのか分からなくなるケースです。
「成長できる環境」「社会貢献性」「ワークライフバランス」をすべて並べると、一見充実しているようですが、焦点が定まらず、説得力を失ってしまいます。
改善策
企業選びの軸は、一つに絞るか、せいぜい二つ程度にとどめることが望ましいです。その際、複数を挙げるなら優先順位を明確にしましょう。
例えば「第一に社会貢献を重視しており、そのうえで自分の成長につながる環境を求めています」と説明すれば、一貫性を保ちながら複数の要素を盛り込めます。軸を整理して提示することで、面接官に「この学生は自分の考えを明確に持っている」と伝えられます。
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8. まとめ
「企業選びで重視すること」を明確にすることは、就活の納得度を高めるだけでなく、選考での評価を左右する重要な鍵です。自分なりの「軸」を定め、ESや面接を通じて一貫して伝えることで、自律的に考える姿勢をアピールできます。
作成時のポイントは、抽象的な言葉に終始せず、過去の経験や将来のビジョンと結びつけて具体化することです。また、企業の理念や制度と自身の軸を関連付けることで、深い企業研究に基づいた説得力が生まれます。
軸が整理されていれば、迷いが減り、最終面接まで自信を持って一貫した主張が可能です。理想のキャリアを歩む第一歩として、まずは自分の価値観を言語化することから始めましょう。
ITエンジニア特化だからわかる!内定が出るES、選考対策を教えます
「ITエンジニアになりたいけど、どんな選考対策をすればいいかわからない」とお悩みではありませんか?
ITエンジニアの就活支援をしているレバテックルーキーでは、そのような方に向けて、ITエンジニアのキャリア支援実績が多数あるアドバイザーがES添削、面接対策、ポートフォリオ作成のサポートをおこなっています。
ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
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