JavaScriptの勉強方法とは?おすすめの学習サイトや書籍を紹介

- 1. JavaScriptとは?
- 2. JavaScriptを勉強する前に確認したいこと
- 3. JavaScriptが学べる学習サイト
- 4. JavaScript初級者〜中級者向けのおすすめ参考書
- 5. JavaScriptについて質問ができるサービス
- 6. JavaScriptの学習ロードマップ
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1. JavaScriptとは?
JavaScriptは、Webページに動きを加えるために作られたプログラミング言語です。Webページにアニメーションやスライドショーをつけたり、ウインドウやアラートを表示させたりすることができます。JavaScriptは、Webページが表示されたタイミングで作動するのが基本です。表示後にプログラムが動いてHTMLの修正を行い、Webページが動いているように見せています。
Webページに動きを付けられる唯一のプログラミング言語ということもあり、JavaScriptは長きにわたって多くのWeb系企業で使われ続けています。
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2. JavaScriptを勉強する前に確認したいこと
JavaScriptはさまざまな面で誤解されることがある言語です。JavaScriptの勉強をスムーズに進めるためにも、ほかの言語との違いや使われる場面・需要などJavaScriptの基本情報について確認しておきましょう。
JavaScriptとJavaは別言語
JavaScriptとJavaは、名前が似ているだけで、まったく別のプログラミング言語です。Javaは業務システムやアプリの作成に使われています。JavaScriptのようにWebページに動きを付けることはできません。言語ごとに、開発できるプログラムの種類は異なります。間違って別の言語を勉強しないよう、その言語で何が作成できるかを理解しておくことが重要です。
JavaScriptはフロントエンド開発で使われることが多い
Webアプリ開発は、バックエンドとフロントエンドの2種類に分かれます。バックエンドではWebページに必要なデータを作成するプログラムを開発し、フロントエンドでは表示されたWebページに動きをつけるプログラムを開発します。
このフロントエンドで主に使われるのがJavaScriptです。バックエンドで使われることもありますが、現状主流ではないでしょう。一方、バックエンドではPHP・Python・Rubyなどがよく使われます。バックエンド開発に携わりたい場合は、JavaScriptよりもこれらの言語のいずれかを先に習得するのがおすすめです。
JavaScriptの需要
JavaScriptは需要の高い言語です。バックエンドの開発は、PHP・Python・Rubyなどの言語で開発が行われることが多いですが、その他の選択肢もあります。一方、フロントエンドの開発では、ほぼJavaScriptしか選択肢がありません。そのため、多くのWeb系企業で使われています。
JavaScriptを習得すれば、就職先の幅が大きく広がるはずです。逆に、選択肢が多すぎてどの企業の選考を受ければ良いのか迷う場合もあるでしょう。
Web系企業への就職を目指すなら、ITエンジニア専門の就活エージェントであるレバテックルーキーの利用がおすすめです。登録後は専任の担当者がつき、一人ひとりに合った求人の紹介や、面接の練習、提出書類の添削といった就活サポートを行います。優良なWeb系企業への就職を目指すなら、レバテックルーキーに登録することから始めてみましょう。
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3. JavaScriptが学べる学習サイト
オンラインの学習サイトは、手軽に学べるうえに、基礎だけに絞って解説しているため、初心者でも独学を挫折しにくい点がメリットです。JavaScriptが学べるおすすめの学習サイトを6つ紹介します。
【無料】とほほのJavaScriptリファレンス
「とほほのJavaScriptリファレンス」はJavaScriptの基本から応用まで一通り解説している無料サイトです。2001年に運営が始まり現在も更新され続けているため、最新バージョンのJavaScriptについて学ぶことができます。無料でこれだけの情報量があるサイトは珍しく、プログラミングの学習サイトとして知名度が高いです。サンプルコードが多く掲載されているため、手を動かしながら文法をマスターできる点も魅力です。
【無料】マンガで分かる JavaScriptプログラミング講座
「マンガで分かる JavaScriptプログラミング講座」は、漫画でJavaScriptの文法や仕様について解説している無料サイトです。文章を読むのが苦手な方に向いています。JavaScriptの基本から応用まで詳しく書かれており、漫画でありながら情報量が多い点も魅力です。
【有料】Progate
「Progate」は初心者向けのプログラミング学習サイトです。月額1,078円ですべての教材を閲覧できます(2022年5月現在)。イラストや図が豊富な教材を通じて、JavaScriptの基礎を身につけることが可能です。章末には実際にコードを書く練習問題が掲載されており、インプットだけでなくアウトプットも同時に行えます。
【有料】ドットインストール
「ドットインストール」は3分程度の動画でJavaScriptを学べるサイトです。月額1,080円ですべての教材を閲覧できます(2022年4月現在)。動画内で実際にコードを書きながら解説しているため分かりやすく、着実に進めていくことが可能です。練習問題も出題されるため、習熟度を確かめながら学べます。また、JavaScriptを使っての簡単なゲーム・ツールの作り方を解説している動画もあり、実践的なスキルまで身につけることができます。
【有料】Udemy
「Udemy」はオンライン学習プラットフォームであり、数多くの動画コンテンツを購入することができます。Udemyの動画は基礎的なものから実践的なものまで幅広く用意されています。たとえば、JavaScriptとHTMLでRPGを作る動画などがあります。動画の料金は全体的に高めですが、頻繁にセールが開催されており、最大90%オフで購入可能です。
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4. JavaScript初級者〜中級者向けのおすすめ参考書
続いて、JavaScript初級者〜中級者におすすめの参考書を解説します。学習サイトで基礎を学んだ方は、これらの参考書で知識を深めると良いでしょう。
【初級向け】確かな力が身につくJavaScript「超」入門
「確かな力が身につくJavaScript「超」入門」(SBクリエイティブ)は、JavaScriptの基本文法や機能を、サンプル作りを通じて学べる初級者向けの参考書です。手を動かしてサンプルを作っていくことで、現場で活きるスキルが身につきます。サンプルは「数当てゲーム」など楽しく学べるものが多いです。また、どのような手順で実行されているのか図を使って解説しているため、動作をイメージしながらコードを書ける点も魅力です。
【初級向け】本当によくわかるJavaScriptの教科書
「本当によくわかるJavaScriptの教科書」(SBクリエイティブ)は、スライドショーやギャラリー、ハンバーガーメニューなどWebページの定番機能を作りながら学べる初級者向けの参考書です。本書を読み込むことで基本的なWebサイトを構築できるようになります。また、Webサイトのデザイン面やjQuery、Web APIなどについても解説されています。
【初級向け】いちばんやさしいJavaScriptの教本
「いちばんやさしいJavaScriptの教本」(インプレス)は、「このコードはなぜこう動くのか」の仕組みを理解することに重点を置いた、初級者向けの参考書です。単にコードを書くだけでなく、概念を理解することを重視しているため、JavaScriptの本当の基礎力を培うのに役立ちます。オールカラーで図表が見やすい点もおすすめポイントです。
【中級向け】JavaScript コードレシピ集
「JavaScript コードレシピ集」(技術評論社)は、開発現場で多く使われるJavaScriptのテクニックを解説している、中級者向けの参考書です。各機能のサンプルコードが掲載されており、「あの機能はどうやって作るのか?」と思った際に、この本で解決できます。目的別にコードの書き方が解説されているため、知りたい情報がすぐに見つかるでしょう。
【中級向け】パーフェクトJavaScript
「パーフェクトJavaScript」(技術評論社)は、JavaScriptの細かい機能について解説している、中級者向けの参考書です。他の本には載っていない実践的なテクニックが多く掲載されています。Webアプリを開発する際の辞書としても有用な一冊です。初心者にはやや難しいですが、ある程度基礎を習得した方は手元に持っておくと便利でしょう。
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5. JavaScriptについて質問ができるサービス
続いて、JavaScriptに関する質問ができるサービスを紹介します。勉強やアプリの開発時に分からないことがあった場合、これらのサイトを使って解決することが可能です。
teratail
「teratail」はプログラミングに特化した質問サービスです。分からない点や開発環境、エラーメッセージの種類などを記載することで、有志の方が解決方法を教えてくれます。アカウントを作成すれば誰でも無料で利用できる点がメリットです。また、解答者の評価システムが存在し、信頼できる人からの解答なのかが分かりやすくなっています。
MENTA
「MENTA」は登録しているメンターにプログラミング関連の質問・相談ができるサービスです。希望金額と教えてほしい内容を記載すれば、メンターを募集してマッチングを待てます。先輩エンジニアにマンツーマンでJavaScriptを教えてもらえる点がメリットです。「独学でJavaScriptを学びたいが1人だと不安」という方におすすめです。
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6. JavaScriptの学習ロードマップ
最後に、JavaScriptの学習ロードマップを解説します。学習ロードマップに沿って独学を進めれば、効率よくJavaScriptを習得することが可能です。
学習環境を準備する
まずは、JavaScriptの学習環境を準備しましょう。JavaScriptは、簡単に学習環境を構築することが可能です。他の言語はプログラムを実行するためのソフトのインストールが必要ですが、JavaScriptの場合、必要なものはソースコードを書くためのテキストエディタとブラウザのみです。Chromeなどのブラウザにはデベロッパーツールが備わっています。デベロッパーツールはWebサイトのHTMLを確認するためのツールであり、Webアプリ開発では必須となるため、使い方を把握しておきましょう。
HTML・CSSを学ぶ
JavaScriptを学ぶ前に、HTML・CSSを習得する必要があります。JavaScriptはHTMLを操作する言語であるため、まずはHTMLを知らないといけないからです。HTML・CSSはProgateやドットインストールなどの学習サイトで学べます。プログラミング言語に比べると難しくないため、短時間で習得できるでしょう。
学習サイトでJavaScriptの基礎文法を学ぶ
HTML・CSSを学んだら、学習サイトでJavaScriptの基礎文法を学びます。「Hello World」の出力から始まり、四則演算・入出力・条件分岐・ループ処理などを一つずつ覚えます。練習問題を解いてアウトプットも意識しながら学びましょう。分からない箇所は、質問サイトなどを使って解決します。
参考書でJavaScriptの知識を深める
学習サイトだけでは実務レベルに到達するのは難しいです。初級者〜中級者向けの参考書を購入し、JavaScriptの細かい文法やメソッドの使い方を学びます。参考書の多くにはサンプルコードが掲載されているため、実際にコードを書きながら学ぶと良いでしょう。また、コードの一部を変更し、実行結果がどう変わるかを確かめてみるのも、上達方法として有効です。
JavaScriptで簡単なツールを開発
ある程度JavaScriptの基礎を固めたら、JavaScriptとHTML・CSSのみで作成可能なツールを開発してみましょう。掲示板やSNSなどの本格的なWebアプリの開発には、PHPやSQLなどのスキルも必要なため、ひとまずはブラウザで使える簡単なツールの作成を目指します。たとえば、カレンダーや電卓、ビンゴゲームなどが良いでしょう。
JavaScriptライブラリ・フレームワークを学ぶ
就職活動まで期間があるなら、JavaScriptライブラリ・フレームワークも学ぶと良いです。特にjQueryはフレームワークの中でも多く使われているため、優先して習得することをおすすめします。ライブラリ・フレームワークを習得するとスキルの幅が広がり、就職活動で有利になる可能性があります。
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