システムエンジニアの仕事は楽しい?仕事のやりがいや大変さも解説!

システムエンジニアの仕事は楽しい?仕事のやりがいや大変さも解説!
これからシステムエンジニアを目指して就活を始めようとしている学生の中には、実際にシステムエンジニアの仕事がどんな仕事なのか、どんなときに楽しいと感じて、どんなときに大変だと感じるのかを具体的にイメージできる方は少ないと思います。
実際にシステムエンジニアとして大規模なプロジェクトに関わるようになると、やりがいを感じる反面、仕事が辛いと感じる場面もあります。今回はシステムエンジニアという仕事の「楽しさ・やりがい」「大変さ」について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

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1.システムエンジニアとは?

まず、システムエンジニア(SE)とは何かについて解説します。

システムエンジニアとはどんな仕事?

システムエンジニア(SE)は、システム開発における要件定義・設計を担当する仕事です。システム開発は大きく企画・要件定義・設計・開発・テストの5つの工程に分かれており、システムエンジニアは開発の前段階を担当します。

要件定義では、クライアントと打ち合わせを行い、システムに対する要望や課題などを聞き出して、必要な機能を定義します。設計では定義した機能をもとに、システムの具体的な設計を行います。設計が完了したら、開発にかかる予算・期間を見積もってクライアントに提示します。クライアントが了承したら、プログラマーに設計書を渡してシステムの開発を依頼します。

システムエンジニアとプログラマーの違い

システムエンジニアとプログラマーは共にシステム開発に携わる職種ですが、担当箇所が異なります。システムエンジニアはシステムの設計を担当するのに対し、プログラマーはシステムの開発を担当します。たとえば、建築士と大工のような関係です。

ただし、求人票に「システムエンジニア」や「SE」と記載されている場合でも、実際の業務は開発がメインであるケースもあることに注意しなければなりません。システムエンジニア(SE)とプログラマーを明確に区分していない企業もあります。そのため、応募前に求人票や説明会資料の仕事内容の項目をしっかりと確認することが重要です。

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2.システムエンジニアの仕事が楽しいと感じるとき

続いては、システムエンジニアの仕事のやりがい・楽しいと感じる瞬間について紹介します。

システム完成時に達成感を味わえるとき

プロジェクトを通してゼロから作り上げたシステムが完成し、設計通りに動き出したときの達成感はシステムエンジニアの醍醐味とも言えるでしょう。チーム一丸となって作り上げた成果が目に見える形で現れる瞬間は、エンジニアとしての喜びを最も感じられる瞬間です。

プロジェクトによってはシステム完成までに1年以上かかるものもあり、それまでに多くの時間と労力が費やされ、体力的に辛い場面も多くあります。しかし、それがすべて報われる瞬間というのがシステム完成時の達成感とも言えるでしょう。

ものづくりの楽しさを感じられるとき

システムエンジニアの仕事は「デジタルなモノづくり」ともいえます。クライアントやチームの要望を踏まえて、プログラミングによって形のないアイデアを現実のものに変えていく過程はシステムエンジニアならではの魅力です。
システムエンジニアのものづくりには、論理的思考と創造性の両方が求められます。新しいアイディアを考えたり、それを設計するのが好きな人には向いている職種です。

多くの人とコミュニケーションを取りながら仕事を進められるとき

システム開発はプログラマーだけでなく、デザイナー、プロジェクトマネージャーなど、様々な職種の人と協力して進められます。多様なバックグラウンドを持つ人々と意見交換し、一つの目標に向かって共に切磋琢磨する過程は、エンジニアとしてのスキルアップだけでなく、人としても大きく成長できる貴重な経験となります。

自分の成長を実感したとき

経験を積めば積むほど、自分自身のプログラミングなどの技術的スキルやコミュニケーション能力の向上を感じられます。自分の成長を実感できると、新しいことにチャレンジしたり、最新技術を身につける意欲も湧いてくるでしょう。その結果、仕事でさらなる成果を出せるようになります。

最新の技術を身につけられる

近年注目を浴びている「生成AIの技術」がそうであるように、IT業界では日々新しい技術が生まれています。常に最新の技術に触れられるのは、エンジニアの魅力の一つです。新しいフレームワークやプログラミング言語を学習することで、自分のスキルをアップデートし、より高度なシステム開発に挑戦することができます。

技術があれば、高収入を得られる

IT業界は高い専門性を持つ人材に対して、高収入を提示することが多いです。特に、システムエンジニアとして深い知識や経験をもつ人はどの会社でも高い評価を受け、年収も高くなる可能性があります。また、技術と経験があれば学歴や職歴なども問われないことがあり、まさに自分の力でのし上がれる世界といえます。

完成したシステムが社会の役に立っていると感じたとき

自分が開発したシステムが多くの人々の生活を便利にしたり、企業の業務効率を向上させたりしていることを実感できたときは、やはりエンジニアとしてのやりがいを大きく感じる事ができます。例えば、医療分野のシステム開発に関われば、人々の健康に貢献でき、金融システムに関われば、社会全体の経済活動を支えることができます。
「これからシステムエンジニアとしてどんなことを成し遂げたいのか」を考えて業界を選ぶのも良いでしょう。

クライアントから感謝されたとき

システム完成後、担当のクライアントから直接感謝の言葉をもらうことは、エンジニアにとって大きな励みになります。自分の仕事がクライアントの役に立っていることを実感できる瞬間は、働くモチベーションをさらに上げてくれます。

様々な業界のシステム開発に関われるとき

金融、医療、製造業など、様々な業界のシステム開発に関わることができると、幅広い知識と経験を積むことができます。異なる業界の業務を理解することで、より汎用性の高いシステムを開発できるようになり、エンジニアとしてのスキルアップにつながります。
そのためにはまずは特定の業界に入り込むのではなく、業界問わずシステム開発を請け負っているようなSIerなどを視野に入れてみるのが良いでしょう。

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3.システムエンジニアの仕事が大変だと感じる時

続いて、システムエンジニアの仕事の大変さについて解説します。

勉強すべきことが多い

システムエンジニアは、プログラミングだけではなくサーバ・ネットワークなどITインフラの知識も押さえておく必要があります。IT技術は、時代の流れに沿って日々アップデートされていくため、就職したあとも常に勉強が欠かせません。
また、クライアントに役立つシステムを考えるためには、クライアントの業界に関する知識も必要です。たとえば、クライアントが物流会社なら倉庫管理の仕組みを最低限知っておかないと、どのような倉庫管理システムをつくれば良いか分からなくなってしまいます。そのため、常に新しい情報を勉強・インプットが必要な職種といえます。

クライアントとのコミュニケーションが難しい

システムエンジニアは、クライアントからシステムの要望を聞き出す必要があります。なかには、曖昧な要望しか出さないクライアントもいるでしょう。その場合、クライアントが求めているシステムの機能を上手く汲み取ることが求められます。上手く汲み取れないと、クライアントの求めるシステムとは異なるものを開発してしまうおそれがあります。

チームとの連携が必要不可欠である

システム開発は、プログラマー、デザイナー、プロジェクトマネージャーなど、様々な職種の人と協力して行われます。それぞれの役割を理解して密に連携を取ることが、プロジェクトの成功に不可欠です。しかし、多様な経験と価値観を持つ人と協力しあうことは、必ずしも簡単なことではありません。意見の相違やトラブルが発生することもあり、それを円滑に解決する能力が求められます。

予定どおり進まないことが多い

システム開発は予定通り進まないことも多いです。クライアントの要求が開発途中で変更になったり、予期しない不具合が発生したりして、開発がやり直しになるケースもあるでしょう。開発が納期に間に合わない場合は残業・休日出勤が発生することもあります。
そのため、柔軟に対応できる能力や迅速な判断力が必要となります。また、常に状況の変化に対応しながら、プロジェクトを管理していく能力も求められます。

納期に追われ続ける

多くのプロジェクトには守るべき納期が設定されています。納期までにシステムを完成させるためには、効率的に作業を進め、トラブルが発生した場合には迅速に対応する必要があります。しかし、予定通りに進まない場合や追加の作業が発生した場合には、長時間労働や休日出勤を強いられることがあり、常に追われ続けるプレッシャーを感じることも多いです。

システム完成後に不具合が出たとき

システムが完成し、稼働を開始した後も不具合が発生することがあります。不具合の原因を特定し、修正するためには、詳細なログ解析やデバッグ作業が必要となります。また、修正作業によって、他の部分に影響が出ないよう、慎重な対応が求められます。

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4.システムエンジニアに向いているのはどんな人?

ここまででシステムエンジニアという仕事の楽しさと大変さについて紹介してきました。では実際にシステムエンジニアとして働いている人はどんな人が多いのでしょうか?システムエンジニアに向いている人の特徴を紹介します。

人とのコミュニケーションが好きな人

システム開発は、一人で完結する仕事ではありません。クライアントとの打ち合わせ、チームメンバーとの協力、そして時にはエンドユーザーへの説明など、様々な場面でコミュニケーション能力が求められます。クライアントの要望を正確に理解し、それをシステムに落とし込むためには、丁寧なヒアリングとわかりやすい説明が不可欠です。また、チームメンバーとの連携を円滑に進めるためには、相手の意見に耳を傾け、自分の考えを的確に伝える能力が求められます。
そのため、システムエンジニアとして活躍している人の多くは、人とコミュニケーションをとるのが得意な人が多いです。

好奇心旺盛で学習意欲が高い人

IT業界は日々進化しており、新しい技術が次々と生まれています。常に新しい知識やスキルを習得し続けることが、システムエンジニアには求められます。新しいプログラミング言語やフレームワークを学ぶだけでなく、技術的な記事を読んだり、勉強会に参加したりするなど、自ら進んで学ぶ姿勢が重要です。また、未知のエラーに直面した際にも、諦めずに解決策を探し求める探究心が必要です。

変化に柔軟な人

システム開発は、計画通りに進まないことが多々あります。クライアントの要望変更や、市場の変化に対応するために、柔軟な対応が求められます。また、新しい技術や開発手法を取り入れることもシステムエンジニアには求められます。そのため、変化を恐れずに新しいことに挑戦できる柔軟な思考と適応力が重要です。

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