筋トレがテーマのガクチカの書き方!アピールできる強みを例文で解説

筋トレがテーマのガクチカの書き方!アピールできる強みを例文で解説
筋トレという一見すると個人的な活動も、その取り組み方や伝え方次第で、あなたの魅力を伝える強力なアピール材料になり得ます。本記事では、筋トレ経験を就職活動の武器に変えるための具体的な方法を、企業の視点や例文を交えながら徹底的に解説します。
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1. 趣味の筋トレはガクチカや自己PRのテーマになる経験!

「ガクチカで趣味について話すのは良くない」と聞いたことがあるかもしれません。確かに、ただ「筋トレが趣味です」と伝えるだけでは、エントリーシートの内容としてはふさわしくありません。しかし、あなたが目標達成のためにどのような努力に取り組み、その過程で何を学び、どう成長したのかを具体的に語ることができるなら、大きな差別化ポイントになります。

たとえば、「ベンチプレスで100kgを挙げる」という目標を立て、そのためにトレーニングメニューや食事管理、休息の取り方を徹底的に計画・実行した経験は、あなたの計画性や実行力、自己管理能力を伝える印象的なエピソードになります。思うように結果が出ないスランプを、原因分析と試行錯誤によって乗り越えた経験は、課題解決能力や粘り強さの証明になるでしょう。

このように、筋トレへの取り組み方を深掘りすれば、それは単なる趣味の話ではなく、あなたのポテンシャルを伝えるための最高のプレゼンになるのです。

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2. 企業がガクチカで評価しているポイントとは?

ガクチカとして筋トレ経験を語る際、そのテーマがユニークであるかどうかは、実はそれほど重要ではありません。採用担当者はガクチカのエピソードを通じて、次のようなポイントを評価しているからです。
 

  • ・目標への取り組み方

  • ・困難に対する向き合い方

  • ・企業文化との相性


こうした評価ポイントは、テーマが学業であれ、アルバイトであれ、筋トレであれ、全て共通しています。そのためガクチカを書くにあたって、これらの企業の視点をまず理解しておきましょう。

目標への取り組み方

企業は、学生が目標に対してどのように向き合い、行動するのかに強い関心を持っています。仕事では常に大小さまざまな目標が設定され、その達成に向けて努力することが求められるからです。筋トレは、まさに目標設定と達成のプロセスそのものと言えるでしょう。

採用担当者はガクチカの中でも、「なぜその目標を立てたのか」「目標達成のために、どのような計画を立てたのか」「計画をどのように実行し、改善していったのか」といった点に注目しています。たとえば「夏までに体重を5kg増やす」という目標に対し、具体的なトレーニング計画や食事計画を立て、それを着実に実行した経験を語ることで、あなたの目標達成能力をアピールすることができるのです。

困難に対する向き合い方

社会人の仕事において、困難や壁にぶつかることは避けられません。むしろ多くの困難を乗り越えることで、人は成長し、会社組織も強くなっていきます。そのため企業は、学生が困難な状況に直面した際、どのように考え、行動する人物なのかを知りたいと考えています。

筋トレもまた、停滞期や怪我など、多くの困難が伴う活動です。たとえば「トレーニングを続けているのに、なかなか重量が伸びなくなった」という停滞期に対し、「フォームを見直したり、栄養摂取のタイミングを変えたりと、原因を分析して試行錯誤した結果、乗り越えることができた」といったエピソードを語ることができれば、課題解決能力の高さや粘り強さを効果的に示すことができます。うまくいった話だけでなく、失敗や挫折から何を学んだのかを語ることも有効です。

企業文化との相性

どんなに優秀な学生であっても、企業の文化や価値観、いわゆる「社風」に合わなければ、入社後に本来の力を発揮することは難しくなってしまいます。そのため採用担当者は、ガクチカのエピソードからあなたの価値観や人柄を読み取り、自社との相性を見極めようとしています。

たとえば、個人で黙々と目標を追求する姿勢は、個人の裁量が大きい企業や、専門性を高めていく職種で評価されるかもしれません。一方で仲間と励まし合いながらトレーニングに励んだ経験は、チームワークを重視する企業風土とマッチします。企業のWebサイトなどで社風・企業文化を研究し、それに合った自身の一面を、筋トレのエピソードを通じてアピールすることが内定への近道です。

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3. 筋トレのガクチカでアピールしやすい強み・スキル

企業がガクチカで評価するポイントを理解できたところで、次はあなたの筋トレ経験を、企業に響く「強み」や「スキル」とリンクさせる方法を押さえておきましょう。「筋トレを頑張りました」だけでは魅力は伝わらず、その経験を通じてどのようなビジネススキルが身についたのかを明確に提示することが大切です。
 

  • ・継続力、忍耐力

  • ・自己管理能力

  • ・計画性

  • ・粘り強さ

  • ・体力、筋力


ここでは上記5つの強み・スキルを解説しますので、これらのキーワードを参考に筋トレのエピソードをガクチカに落とし込んでみてください。

継続力・忍耐力

筋トレは、短期間で劇的な変化が現れるものではありません。地道なトレーニングを日々コツコツと積み重ねることで、少しずつ成果が見えてくる活動です。そのため長期間にわたって筋トレを続けてきた経験は、「継続力」や「忍耐力」の何よりの証明となります。どの企業においても、すぐに諦めずに、粘り強く仕事に取り組める人材を求めているものです。

継続力・忍耐力をアピールする際は、単に「〇年間続けています」と伝えるだけでなく、「時にはモチベーションが下がる日もあったが、目標達成時の喜びを想像し、自分を律してトレーニングを続けた」といったエピソードを交えながら、説得力を高めると良いでしょう。

自己管理能力

理想の身体を作るためには、トレーニングだけでなく、食事や睡眠といった生活習慣全体を管理する必要があります。栄養バランスの取れた食事を計画的に摂取し、十分な休養を確保する。このようなストイックな生活を継続してきた経験は、高い「自己管理能力」のアピールに繋がります。

社会人になると、自身のタスク管理や体調管理など、あらゆる場面で自己管理能力が求められます。「目標達成のために、トレーニングの時間だけでなく、日々の食事内容や睡眠時間まで記録・管理し、常に最高のコンディションを維持するよう努めた」といった経験を語ることで、一つの目的に対してストイックに向き合う姿勢を示すことができるでしょう。

計画性

筋トレで成果を出すためには、闇雲にトレーニングを行うのではなく、科学的根拠に基づいた計画を立てることが不可欠です。「いつまでに、どの部位を、どのくらい強化したいのか」という目標を設定し、そこから逆算して、日々のトレーニングメニューや食事プランを組み立てていく必要があります。

このプロセスは、まさにビジネスにおけるプロジェクトマネジメントと共通しています。「ベンチプレス100kg達成という目標に対し、3ヶ月間の詳細なトレーニング計画と食事計画を立て、週次で進捗を確認しながら計画を修正していった」といったエピソードがあれば、あなたの「計画性」をアピールする上で非常に有利に働きます。

粘り強さ

筋トレを続ける中で、なかなか重量が伸びなかったり、理想のフォームが身につかなかったりと、多くの壁に直面します。そうした時に、すぐに諦めるのではなく、「なぜうまくいかないのか」を分析し、解決策を試行錯誤しながら粘り強く取り組んだ経験は、あなたの大きな強みになります。

社会人としての仕事でも、困難な課題に対して粘り強く取り組む姿勢は高く評価されます。この「粘り強さ」をアピールするためには、「スクワットのフォームが安定せず悩んでいたが、自分の動きを動画で撮影して客観的に分析したり、上級者のアドバイスを素直に聞いたりすることで、少しずつ改善していくことができた」というように、課題解決に向けた具体的な行動を語ることが重要です。

体力・筋力

IT業界・エンジニア職を目指すなら、意外と見過ごされがちなのが「体力」自体をアピールポイントにする視点です。長時間にわたるデスクワークや、納期間近での作業には、基礎的な体力が不可欠です。日常的に筋トレに励んでいることは、心身ともに健康であることの証明となり、採用担当者に安心感を与えます。

「体力には自信があります」と口で言うだけでなく、「週に3回のトレーニングを継続しており、フルマラソンを完走した経験もあります」というように、具体的な事実を添えることで、ガクチカに説得力が生まれます。企業は長く健康に活躍してくれる人材を求めているので、IT業界・エンジニア職をはじめとして、体力・筋力が仕事にも役立つ就職先なら、選考における大きなアドバンテージになるでしょう。

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4. 筋トレのガクチカを効果的に伝える書き方・言い方

ここからは筋トレがテーマのガクチカを、エントリーシートや面接の中で効果的に伝える方法をご紹介しましょう。単に事実を並べるだけではエピソードの魅力は半減してしまうため、以下のような伝え方を取り入れてみてください。
 

  • ・チームで取り組んだ課題も盛り込む

  • ・筋トレに取り組むきっかけを伝える

  • ・筋トレで得た学びを仕事にも結びつける


これらのテクニックを使いながら、他の就活生と一線を画す印象的なガクチカを作成しましょう。

チームで取り組んだ課題も盛り込む

筋トレは個人で行うイメージが強いですが、もし友人や仲間と一緒に取り組んだ経験があれば、ぜひそのエピソードを盛り込みましょう。というのも、多くの企業は個人としての能力だけでなく、チームの中でどのように振る舞い、貢献できるかを重視しているからです。

「一人では挫けそうになった時も、同じ目標を持つ友人と励まし合うことで乗り越えられた」「友人とフォームの改善点について教え合い、互いに高め合った」といったエピソードは、あなたの協調性やコミュニケーション能力を示す好材料となります。筋トレという個人の目標達成の物語に、他者との関わりという要素を加えることで、エピソードに深みと広がりを持たせることも可能です。

筋トレに取り組むきっかけを伝える

あなたが「なぜ筋トレを始めようと思ったのか」というきっかけの部分は、あなたの価値観や人柄を伝える上で非常に重要な要素です。単に「体を鍛えたかったから」で終わらせず、その背景にある想いを具体的に語ることで、採用担当者はあなたという人間に、より強い興味を抱くでしょう。

たとえば、「自分に自信が持てず、何か一つでも胸を張って『頑張った』と言えるものが欲しかった」「文化系の部活動に所属していたが、文武両道を目指したいという気持ちがあった」など、きっかけは人それぞれです。その動機がポジティブなものであればあるほど、あなたの主体性や向上心をアピールすることに繋がります。

筋トレで得た学びを仕事にも結びつける

ガクチカの最終的な目的は、あなたが「入社後に活躍できる人材である」ことを示すことです。そのため、筋トレの経験談で終わらせるのではなく、そこから得た学びやスキルを、志望する企業の仕事にどのように活かせるのかを具体的に語ることが不可欠です。

「筋トレを通じて培った、目標から逆算して計画を立てる能力は、貴社でのプロジェクトマネジメント業務に必ず活かせると考えます」「日々のトレーニングで培った自己管理能力を活かし、常に安定したパフォーマンスで業務に貢献したいです」というように、入社後の姿を面接官にイメージさせることができれば、あなたの評価は格段に高まるはずです。

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5. 筋トレがテーマのガクチカ例文

ここまで解説してきた企業の評価ポイント、筋トレでアピールできる強み、そして効果的な伝え方をもとに、実際のガクチカ例文をご紹介していきます。
 

  • ・継続力アピールするガクチカ例文

  • ・自己管理能力をアピールするガクチカ例文

  • ・計画性をアピールするガクチカ例文


これらの強みごとに筋トレ経験を用いた例文を紹介しますので、文章構成や言い回し、書き出し・締めくくりなどを参考にしてみてください。

継続力アピールするガクチカ例文

私が学生時代に最も力を入れて取り組んだことは、3年間継続している筋力トレーニングです。

大学入学当初、体力に自信がなかった私は、何か継続できる目標を持ちたいと考え、「懸垂を10回連続でできるようになる」という目標を立てました。 始めた頃は1回もできず、心が折れそうになる日も少なくありませんでした。しかし、毎日欠かさず鉄棒にぶら下がることから始め、少しずつ補助を使ったトレーニングに移行していく中で、昨日より今日、今日より明日と、わずかな成長を感じることがモチベーションに繋がりました。

その結果、1年後には目標だった10回を達成でき、現在では20回以上連続でできるようになりました。この経験から、当初は大きく感じられる目標も、日々の小さな努力の積み重ねによって達成できるという、継続の力を学びました。貴社に入社後も、この粘り強さと継続力を活かし、困難な課題にも地道に取り組み、着実に成果を出していきたいと考えています。

自己管理能力をアピールするガクチカ例文

私は筋力トレーニングを通じて培った徹底した自己管理能力に自信があります。

大学2年生の時、「半年間で体脂肪率を5%減らす」という目標を設定し、トレーニングだけでなく、食事と睡眠の管理にも力を入れました。 まず、自身の基礎代謝や活動量から必要なカロリーと栄養素を算出し、毎日3食のメニューを計画。食材の買い出しから調理まで全て自分で行い、栄養バランスの取れた食事を徹底しました。また、トレーニング効果を最大化するため、毎日7時間以上の睡眠を確保することも自分に課したルールです。 スマートフォンアプリを活用して日々の食事内容やトレーニング記録、睡眠時間を可視化し、計画通りに進んでいるか常に確認・修正を繰り返しました。

その結果、目標だった体脂肪率5%減を達成できただけでなく、常に心身ともに最高のコンディションを維持する習慣が身につきました。この自己管理能力は、社会人として求められる納期管理や体調管理にも必ず活かせると確信しています。

計画性をアピールするガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたのは、目標達成から逆算した計画的な筋力トレーニングです。

学祭のボディビル大会に出場することを決意した私は、半年前から明確な目標を設定し、それを達成するための緻密な計画を立てました。 最終目標である「体重5kg増、体脂肪率3%減」を達成するため、私はまず、1ヶ月ごとの中間目標を設定。さらに、その中間目標を達成するために、週ごと、1日ごとのトレーニングメニューと食事プランをExcelで作成しました。計画通りに進まないこともありましたが、その都度原因を分析し、「トレーニングの種目を変更する」「タンパク質の摂取量を増やす」など、柔軟に計画を修正することで軌道に戻しました。

計画的にトレーニングを進めた結果、最終的には目標を上回る成果で大会に臨むことができ、準優勝という結果を残すことができました。この経験を通じて、目標達成のための論理的な計画立案能力と、柔軟な計画修正能力が身につきました。

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6. まとめ

本記事ではガクチカのテーマとして「筋トレ」を取り上げ、その魅力や強みを最大限に引き出すための書き方・伝え方を解説してきました。大切なのは筋トレという活動そのものではなく、その経験を通じて得られた学びや成長を、企業の求める人物像と結びつけて語ることです。継続力・忍耐力、自己管理能力、計画性といった強みは、どのような業界・職種であっても高く評価されるビジネススキルです。

ここで紹介してきたポイントや例文を参考に、あなた自身の言葉で、筋トレへの情熱とそこから得た貴重な経験を、自信を持ってアピールしてください。

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