適性検査TALの図形配置問題とは?テストの意味・回答のコツを紹介

適性検査TALの図形配置問題とは?テストの意味・回答のコツを紹介
TALとよばれる適性検査は、非常に独特な「図形配置問題」を含んでいることで知られています。この問題では、画面上に複数の図形を自由に配置することが求められ、初めて見る学生は戸惑うことがほとんどです。

本記事では、適性検査TALの図形配置問題について詳しく解説するとともに、企業がこの問題を実施する目的や、各図形が持つ意味について説明します。好印象を与える回答のコツについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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1.適性検査TALの図形配置問題とは?

適性検査TALは、脳科学と統計学に基づいて開発された性格検査です。TALの最大の特徴は、スマイルマーク(ニコちゃんマーク)や星・丸・四角といったカラフルな図形を、画面上に自由に配置する「図形配置問題」を含んでいることにあります。他の適性検査にはない独自の出題形式であり、初めて見る学生は驚くことも多いでしょう。

図形配置問題を含め、TALはWeb形式で実施される適性検査で、企業から指定されたURLにアクセスして受検します。検査時間は約20分から30分程度で、質問文形式の性格検査と、図形配置問題の2つの形式が出題されます。図形配置問題では、受検者の直感的な判断や感性が測定され、潜在的な性格特性やストレス耐性が分析されると言われています。

この図形配置問題は、従来の適性検査のように知識や計算力を問うものではなく、受検者の内面的な特性を把握するために設計されています。そのため事前に勉強して対策するというよりも、自分の感覚や価値観を素直に表現することが求められます。

適性検査TALは就活でも特徴的なテスト

適性検査TALは、SPIや玉手箱といった一般的な適性検査とは大きく異なる特徴を持っています。具体的には、言語能力や計算能力などの能力検査は実施されず、受検者の性格や価値観、ストレス耐性といった内面的な特性を測定することに特化している点が挙げられます。事前の勉強・練習で得点を上げることが難しく、受検者の素の状態を評価できる検査として、多くの企業に導入され始めています。

TALの図形配置問題は科学的なアプローチに基づいて開発されており、図形の配置パターンから受検者の潜在的な性格特性を分析する仕組みになっています。どの図形を選び、どこに配置するか、図形同士の距離や位置関係はどうなっているかといった情報から、その人の思考パターンや行動傾向を読み取ろうとする設計のテストです。

また、TALは他の適性検査と併用されることも多く、SPIなどで測定される能力面と、TALで測定される性格面の両方を評価することで、企業は応募者を多面的に理解しようとしています。就活に取り組む学生にとっても、自分の特性に合った企業から高く評価されるメリットがあるので、適職選びに役立つ適性検査となっています。

唯一の正解がないのが大きな特徴

TALの図形配置問題の最大の特徴は、唯一の正解が存在しないという点です。SPIや玉手箱のように、計算して答えを導き出す問題や、知識を問う問題とは異なり、図形配置問題には「この配置が正解」という絶対的な答えがありません。受検者それぞれの感覚や価値観に基づいて自由に配置することが求められます。

正解がないということは、どのように配置しても間違いではないということです。ただし、企業が求める人物像や職種の特性に応じて、望ましい配置の傾向は存在すると考えられます。たとえば、営業職であれば対人関係を重視する配置が、技術職であれば細かな作業を丁寧にこなす性格を反映した配置が評価される可能性があります。

「正解がない」という特性は、受検者にとっては不安に直結することもあるでしょう。どう配置すれば良いのかわからず、迷ってしまう学生も多いかもしれません。しかしTALの図形配置問題で重要なのは、無理に良く見せようとするのではなく、自分の素直な感覚を表現することです。

「入社後に活躍している自分」がテーマの問題

TALの図形配置問題の出題テーマは固定されており、「入社後に活躍している自分」について、図形を配置するように指示されます。このテーマ設定の背景には、企業が応募者の将来像や仕事への姿勢を理解しようとする意図があります。受検者がどのような環境で、どのように働いている自分を想像するのかを見ることで、その人の価値観や仕事観を把握しようとしているのです。

そのため図形配置問題に取り組む際には、自分が本当にどのような環境で働きたいのか、どのような状態を「活躍している」と感じるのかを素直に表現することが大切です。企業に合わせて無理に配置を調整するよりも、深い自己分析に基づいて自分らしい配置を心がけたほうが、入社後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。

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2.適性検査TALを実施する企業の目的

独特な図形配置問題を含むTALの適性検査を選考に取り入れる背景には、企業ごとに明確な目的が存在します。ここでは適性検査TALを実施する企業の意図・目的について、以下の3つの観点から解説します。
 

  • ・学生の潜在的な性格、内面を把握するため

  • ・ストレス耐性、メンタル傾向を確認するため

  • ・入社後のミスマッチを防ぐため


一つひとつ順番にご紹介しますので、企業側の心理も理解した上で適性検査に臨みましょう。

学生の潜在的な性格・内面を把握するため

企業がTALを実施する第一の目的は、学生の潜在的な性格や内面的な特性を把握することです。

従来の選択式の性格検査では、質問の意図を推測して、企業に好まれそうな回答を選ぶことができていました。しかし、TALの図形配置問題では、出題意図が推測しにくく明確な正解もないため、受検者は自分の直感や感覚に基づいて配置せざるを得ません。その結果、意識的にコントロールすることが難しくなり、潜在的な性格特性が表れやすくなるのです。

企業は、図形配置のパターンから、応募者がどのような価値観を持っているのか、どのような環境で力を発揮できるのか、どのような人間関係を好むのかといった情報を読み取ろうとしています。図形配置を通じて応募者の本質的な性格を理解できれば、企業はその人が自社で活躍できるかどうかを判断しやすくなるからです。

表面的な面接の印象だけでなく、深層心理まで含めて評価してもらえるので、ES対策・面接対策に自信がない就活生にとっても不利にならないというメリットがあります。

ストレス耐性・メンタル傾向を確認するため

企業がTALを実施する目的には、応募者のストレス耐性やメンタル傾向を確認することも含まれます。図形配置の仕方からは、その人がストレスをどのように感じやすいか、困難な状況にどう対処するかといった特性が読み取れるとされています。せっかく採用した社員が、入社後にストレスで早期離職してしまうリスクを減らすため、事前にストレス耐性を把握しようとしているのです。

企業側も募集職種や入社後の業務において、どのくらいストレス耐性が必要とされるのかを理解しており、それにマッチする人材を採用したいと考えます。高いストレス耐性が求められる職種であれば、図形配置からそうした特性が読み取れる人を優先的に採用する可能性があるのです。

もしここで自分を偽って、本来よりもストレス耐性が高い人物を演じてしまえば、入社後の強いプレッシャーに耐えられず早期離職に至ってしまうかもしれません。

入社後のミスマッチを防ぐため

企業がTALのような適性検査を実施する目的として、入社後のミスマッチを防ぎたいという意図もあります。たとえ能力が高くても、企業の社風や価値観、職務内容と合わなければ、本人も企業も不幸な結果になってしまいます。TALを通じて応募者の価値観や仕事観を理解することで、入社後に長期的に活躍できる人材を見極めようとしているのです。

TALの図形配置問題では、「入社後に活躍している自分」をイメージして配置することが求められます。この配置から、その人がどのような働き方を理想としているのか、どのような環境で力を発揮できるのかが読み取りやすいのが特徴です。TALの検査結果を通じて、自社が提供できる環境や働き方と、学生の理想が一致しているかどうかを確認しているのです。

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3.適性検査TALの図形配置問題の意味

TALの図形配置問題を理解する上で重要なのは、それぞれの図形が何を表しているのかを知ることです。図形配置問題には、スマイルマーク(ニコちゃんマーク)、星型、矢印、丸といった複数の図形が用意されており、それぞれが異なる意味を持つとされています。

これらの意味は公式に明言されているわけではなく、企業によって解釈が異なる場合もあります。ですが一般的に言われている図形の意味を理解しておくことで、自分の配置がどのように解釈される可能性があるかをイメージすることができます。

以下では、主な図形が持つとされる意味について解説しますので、TALの図形配置問題を受ける上でのヒントにしてみてください。

スマイルマークが表す意味

スマイルマーク(ニコちゃんマーク)は、図形配置問題において最も重要な図形の一つです。一般的に、スマイルマークは「自分自身」や「自分のモチベーション」「ポジティブな感情」を表すといわれています。スマイルマークをどこに配置するかによって、その人の仕事への前向きさや、自己肯定感の強さが読み取れると考えられます。

スマイルマークは基本的に、図形の一番上、人形や人型のように見える位置に置くことが多いでしょう。半円の中にスマイルマークを配置して、顔の輪郭のようなイメージを作るのも一般的です。スマイルマークは他の図形とは明確に異なり、1つしか配置できないため、そこに置く理由についてじっくり考えた上で配置することが大切です。

ただし、スマイルマークの配置にも絶対的な正解はありません。自分が「入社後に活躍している」と感じる状態を素直に表現しましょう。個性を演出しようとして不自然な場所に配置をすると、サイコパス的なネガティブな評価につながる可能性もあるからです。

各種図形が表す意味

スマイルマーク以外にも、TALの図形配置問題にはさまざまな図形が用意されています。代表的な図形についての一般的な意味合いについてご紹介しますので、それぞれの図形のイメージを膨らませてみましょう。

たとえば、「星」のマークは、目標や理想、達成したいことを表すといわれています。星を目立つ位置に配置する人は、明確な目標を持ち、成果や達成を重視する傾向があると解釈されるかもしれません。

「上矢印」のマークは、成長や向上心、上昇志向を表す図形です。自己成長や新しいことへのチャレンジ精神を示す意味で、スマイルマークや星のマークなどと組み合わせて配置すると効果的になるでしょう。

「ハート」のマークは、一般に人間関係や愛情、共感を表す図形というイメージがあります。ハートの配置によっては、対人関係やチームワーク、コミュニケーションを重視する傾向があると解釈されるかもしれません。営業職や接客業など、人と接する仕事でTALを受ける場合には、特に大きな意味をもつと捉えた方が良いでしょう。

図形配置の位置・ラインが表す意味

図形の種類だけでなく、TALの解答用紙に元から書かれているラインと、そのラインに沿ってどう図形を配置するかという点も、重要な意味を持つといわれています。

TALで配置する各図形は、それぞれ1個ずつしか配置できないため、どの図形をどこに置くかの選択が重要になります。解答画面には、人型のようなラインや半円、各方向に伸びる直線など、図形配置の意味を持たせやすい位置がいくつか存在します。たとえば人型のラインの頂点にスマイルマークを置く、半円の中に星マークを置く、直線の先端にハートマークを置くなどです。

TALを受検する就活生の間では、解答用紙の大部分を占める人型のような図を「自分」と捉え、そこから伸びるラインを手足のように捉えて、図形を配置するケースが多いです。TALの図形配置問題では最もオーソドックスな解答なので、そうした配置を基本とすると良いでしょう。

なお、TALの図形配置問題では、指定の18個の図形から、10個〜15個を選んで配置するように指示されます。特に意図がない限りは最大の15個を使い、なるべく自分自身を豊かに表現することをおすすめします。

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4.適性検査TALの図形配置問題の模範回答の例

適性検査TALの図形配置問題の解答例としては、次のようなイメージが考えられます。
 

  • ・スマイルマークは人型の一番上に配置

  • ・上矢印マークはスマイルマークの上に配置

  • ・半円には二重丸マークを配置

  • ・星マークを人型から伸びる直線の先端に配置

  • ・ハートマークは人型の心臓の位置にくるように配置

  • ・四角、三角マークなどを用いて、人型の体の手足を書き足すように配置


いずれも一例であり、TALには模範回答と呼べるような正解もありません。あくまでも自分自身の感性に合わせて、自由な発想で図形を配置してみてください。

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5.適性検査TALの図形配置問題で好印象を与える回答のコツ

TALの図形配置問題は正解がない適性検査ですが、好印象を与えやすい配置のコツは存在します。ここでは本番で効果的な配置ができるように、5つのコツを紹介しましょう。
 

  • ・事前に回答イメージを用意しておく

  • ・図形配置問題で問われるテーマを意識する

  • ・前向きでポジティブな配置を心がける

  • ・極端すぎる配置は避ける

  • ・自分らしさを素直に表現する


一つひとつ詳しくご紹介します。

事前に回答イメージを用意しておく

TALの図形配置問題は、回答に5分間の制限があり、15個の図形を配置すると強制終了になるなど、じっくりと考える余裕が取りにくい適性検査です。本番で初めて問題を見ると戸惑ってしまい、時間内に納得のいく配置ができないことも出てくるでしょう。

それを防ぐためには、事前に回答のイメージを用意しておくことが効果的です。自分が「入社後に活躍している」と感じるのはどのような状態なのかを、あらかじめ考えておきましょう。

解答用紙に元から描かれている図の構造をよく観察することも重要です。印象的な人型のような図をどう解釈するか、半円の部分はどう捉えるか、など。元の図の意味を定義した上で、各図形を配置するのがコツです。本番では限られた時間の中で判断する必要があるので、TALを受けたことがある同級生・先輩に感想を聞いてみるのもおすすめです。

図形配置問題で問われるテーマを意識する

TALの図形配置問題では、「入社後に活躍している自分」というテーマが指示されます。このテーマを常に意識しながら配置することも不可欠です。単に図形を並べるのではなく、「活躍している状態とは何か」を考え、それを表現するように配置しましょう。

たとえば、活躍の意味を「多くの人と協力して成果を出すこと」と捉えるなら、ハートを中心に配置し、スマイルマークでポジティブな感情を表現すると良いでしょう。自分にとっての活躍は「目標を達成して成長すること」と捉えるなら、星や上矢印を重視した配置が適しています。

TALの図形配置問題は、どうしても図形の配置をどうするかに意識が向きがちですが、あくまでもテーマに沿った配置を心がけましょう。

前向きでポジティブな配置を心がける

「入社後に活躍している自分」というテーマである以上、TALの図形配置問題では、前向きでポジティブな配置を心がけることが大切です。ネガティブな印象を与える配置は避け、明るく前向きな姿勢を表現しましょう。

たとえば、スマイルマーク・矢印・ハート・星などのポジティブな印象の図形を積極的に使い、配置に意味をもたせることでポジティブな第一印象を残すことができます。四角・三角・台形など、プラスのイメージを抱きにくい図形は、脇役として使用するのに留めるのがコツです。

極端すぎる配置は避ける

TALの図形配置問題では、極端すぎる配置は避けるのが無難です。たとえば、すべての図形を画面の一か所に集中させたり、テーマを深く考えずにランダムに配置したりすると、極端な性格特性をもった人物と解釈される可能性があるからです。スマイルマークをあえて使用しなかったり、矢印を下向きに回転させて配置するのも、明確な意図がなければ避けた方が良いでしょう。

一方で、企業によく見せようとして過度にポジティブな配置、明らかに企業への印象を意識した配置にしてしまうのも、自分自身の特性がまったく反映されていない回答として、評価を下げてしまう可能性があります。あくまでもテーマに沿って自分らしさを表現することが大切です。

自分らしさを素直に表現する

TALのような性格検査に共通するポイントとして、自分らしさを素直に表現することが挙げられます。企業に合わせて無理に配置を調整したり、Web上の模範回答を丸暗記して再現したりすることは、逆効果になる可能性があります。TALは潜在的な性格特性を測定する検査ということもあり、無理に作った配置は、他の性格検査との矛盾や不自然さにつながることもあるでしょう。

自分が本当にどのような環境で働きたいのか、何を大切にしたいのかを素直に表現することで、自分に合った企業とマッチングする可能性が高まります。仮に図形配置の結果が企業の求める人物像と合わず選考に通らなかったとしても、それは入社後のミスマッチを防げるという意味でもあるので、落ち込む必要はないのです。

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6.まとめ

本記事では、適性検査TALの図形配置問題について、その基本的な内容から企業が実施する目的、各図形の意味、好印象を与える回答のコツまで詳しく解説してきました。TALの図形配置問題は、学生の能力を調べるものではなく、企業とのマッチングを調べるツールです。

そのため企業からよく見えるようにと過度に対策するよりも、「入社後に活躍している自分」というテーマに沿って、自分らしさを表現した方が良い結果につながります。本記事で紹介した内容を参考に、過度な不安やプレッシャーを感じることなく、リラックスした姿勢でTALを受検しましょう。

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