新卒向け!Webアプリやモバイルアプリ開発に必要な言語を解説

新卒向け!Webアプリやモバイルアプリ開発に必要な言語を解説
スマートフォンが普及し、毎日のように利用するようになったアプリ。ITエンジニアを目指している学生さんの中には、「アプリ開発をしてみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、アプリ開発といっても種類はさまざまで、それぞれに適したプログラミング言語があります。 そこでこの記事では、アプリ開発の種類と必要な言語、学生がアプリ開発をするメリットについて解説します。「どの言語を選べばいいかわからない」という方も、これを読めば学ぶべき言語が明確になるはずです。

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1. アプリ開発にはどんな種類があるのか

「アプリ開発」と一口に言ってもさまざまな種類が存在します。ここでは、「Webアプリ開発」「Androidアプリ開発」「iOSアプリ開発」の3種類について解説します。

Webアプリ開発

Webアプリとは、ChromeやFireFoxなどのWebブラウザ上で動作するアプリケーションのことです。代表的なものとして、グルメ情報サイトの「食べログ」や動画視聴・配信サービスの「YouTube」、SNSの「Twitter」などがあげられます。

これらのサービスは、使用している端末にアプリケーションをダウンロードすることなくWeb上で利用することができます。
この手軽さが、利用する側にとってのWebアプリケーションの利点です。一方で開発する側のメリットは、サーバー上のプログラムを修正して更新するだけで全ユーザーが対象Webアプリの最新版を利用することができるため、管理と更新がしやすい点です。

Androidアプリ開発

Androidアプリは、AndroidOS端末にダウンロードして動作するアプリケーションのことです。GooglePlayストアというコンテンツ配信・管理サービスを経由してAndroid端末にダウンロードし、利用することができます。
このように、何かしらのサービスを経由して端末にダウンロードするアプリのことをネイティブアプリといいます。

iOSアプリ開発

iOSアプリは、iOS端末にダウンロードして動作するアプリケーションのことです。iOS端末にはiPhoneやiPadなどがあげられます。iOSアプリもAndroidアプリと同様にネイティブアプリです。AppStoreというアプリや書籍などが販売されているサービスを経由してiOS端末にダウンロードし、利用することができます。

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2. Webアプリを開発したい人に必要な言語

アプリ開発の中でもWebアプリケーション開発に必要な言語は主にJava・Python・PHP・Rubyの4つです。それぞれの特徴について解説します。

業務システム系ならJava

JavaはC言語をベースとして開発され、世界中で使用されている非常に人気の高い言語です。人気の理由には、オブジェクト指向であること・汎用性が高いこと・実行環境に依存しないことがあげられます。

オブジェクト指向言語は、クラスに共通のロジックをまとめることができるので、保守性と再利用性が高いことが特徴です。そのため、チームでの開発に適しており、大規模な業務システムを築き上げることができます。
また、JavaはWebアプリケーションだけではなくAndroidアプリの開発も可能です。

AI分野やビッグデータを扱うならPython

Pythonは1991年に登場した、AI開発やビッグデータ解析を得意とするプログラミング言語です。文法がシンプルなことが大きな特徴で、可読性を重視して作られているため、初心者でも取り組みやすいと言えます。

Pythonは多くのWebアプリケーション開発に活用されており、Instagram・DropBox・YouTubeなどが代表的です。
これからWebアプリケーションを開発したいと考えていて、機械学習やAI・ビッグデータ解析に興味がある方におすすめの言語です。

Webサービス系ならRubyかPHP

ECサイトなどのWebサービスのアプリケーション開発に特化しているのが、PHPとRubyです。Rubyは日本で生まれた言語で、日本語のリファレンスや解説サイトが豊富です。PHPは、動的なWebページを生成することができ、数多くのWebサイトで活用されています。

どちらも可読性が高く、比較的簡単に書くことができるスクリプト言語なので、初心者の方でも習得しやすい言語です。

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3. Androidアプリ開発をしたい人に必要な言語

Androidアプリの開発に必要な言語には、主にJavaとKotlinの2つがあります。それぞれの選び方について解説します。

汎用性の高さで選ぶならJava

Webアプリケーションの開発ができるJavaは、Androidアプリ開発やソフトウェアの開発・組み込み系システムの開発など、さまざまなジャンルの開発で採用されている汎用性の高い言語です。
「まだ何を作りたいのかはっきり決まっていない」という方でも、Javaを習得しておけば就職や転職の際に役立つはずです。

習得のしやすさで選ぶならKotlin

Kotlinは2012年に登場した、Java仮想マシン上で動作させることができるAndroidアプリ開発の公式言語です。Javaを改良して設計されたプログラミング言語で、Javaよりも簡潔的にコーディングすることができます。そのため、これからAndroidアプリの開発をしたいと考えているプログラミング初心者にはおすすめの言語です。
Kotlinで開発された代表的なアプリには、Slack・Pinterstなどがあります。

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4. iOSアプリ開発をしたい人に必要な言語

iOSアプリ開発に必要な言語には、主にSwiftとC#の2つがあります。それぞれの特徴について解説します。

Apple製品アプリ開発のメイン言語はSwift

Swiftは2014年に登場した新しいプログラミング言語です。Apple製品のアプリ開発をするために設計された言語で、「iOSアプリ開発ならSwift」といっても過言ではないくらいの存在感を持ちます。現代的なプログラミング言語なので、コードが書きやすく可読性が高いことが特徴です。

Swiftを扱う場合にはXcodeという開発ツールを使用しますが、Xcodeはリアルタイムで実装を確認することができるPlaygroundという環境を持っており、アプリの完成をイメージしやすいことから初心者におすすめのiOSアプリ開発言語です。

JavaやC言語を習得済みならC#

C#は、オブジェクト指向で文法がJavaと似ている言語です。Webアプリケーションやゲームの開発によく使用されるC#ですが、XamarinというiOSアプリケーションの開発環境を用いることでiOSアプリの開発が可能です。
すでに、JavaやC言語を学習したことがある、もしくは習得している場合は、C#を用いてiOSアプリの開発に取り組むことをおすすめします。

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5. 学生にアプリ開発がおすすめの理由

Webアプリ・Androidアプリ・iOSアプリなどのアプリ開発は学生におすすめです。
その理由について解説します。

インターネット上に学習教材が揃っている

インターネット上には、アプリ開発に関する学習教材や開発ノウハウが豊富に揃っています。エラー発生時やわからないことがあってもすぐに調べることができるため、たとえ独学でも挫折する可能性は低くなるでしょう。

完成のイメージがしやすい

アプリ開発はほとんどの場合GUIを用いて開発します。GUIを使うと簡単に画面を作成することができるため、アプリの完成をイメージしやすくなります。
完成のイメージがしやすいことで、アプリを利用する側(ユーザー)の理解につながり、より良いアプリ開発が可能です。

環境構築にかかる費用が低い

Pythonを使用したWebアプリ開発によく使用される環境はVisualStudioCodeで、 Kotlinを使用したAndroidアプリ開発にはAndroid Studio、Swiftを使用したiOSアプリ開発にはXcodeなど、使用する言語と作るものによって利用する環境は異なります。
いずれの開発ツールも無償で利用することができるため、アプリ開発は学生でも始めやすくおすすめです。

6. まとめ

アプリ開発に適した言語は、開発したいものによって異なります。そのため、自分が開発したいと思うものにターゲットを絞って言語の勉強をすることがおすすめです。ただし、Javaは汎用性が高く、Webアプリとモバイルアプリどちらでも応用が効くため、最初に習得する言語にはおすすめです。自分で開発したアプリをポートフォリオとして就職活動で活用すれば、企業への技術力のアピールにもなるでしょう。

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