インターンの選び方完全ガイド!業界が決まらない時の探し方・判断基準

インターンの選び方完全ガイド!業界が決まらない時の探し方・判断基準
「インターンに参加したいけど、何を基準に選べばいいかわからない」「業界も決まっていないし、どう探せばいい?」そんな悩みを抱える学生は少なくありません。インターンは、就活を有利に進めるだけでなく、自身のキャリアを考える上で非常に貴重な経験となります。

しかし、やみくもに参加しても得られるものは少なく、時間や交通費を浪費してしまうだけです。大切なのは、自分に合ったインターンを取捨選択する姿勢です。

本記事では、インターン選びの判断基準から具体的な探し方、そして後悔しないための注意点までを詳しく解説します。

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1.最適なインターン選びには事前準備が重要!

最適なインターンを見つけるためには、やみくもに探し始めるのではなく、しっかりとした事前準備が不可欠です。多くの学生が「とりあえず有名な企業だから」「先輩が行っていたから」といった理由でインターンを選んでしまいがちですが、それでは本当に価値のある経験を得ることは難しいでしょう。

インターンを成功させるためには、小手先の選び方を覚えるよりも先に、まず「自己分析」を通じて自分の興味や強み、将来のキャリアに対する価値観を明確にすること。そして「何のためにインターンに参加するのか」という目的を設定することが重要です。自分がインターンシップを通じて何を得たいのか、どんなスキルを身につけたいのかを具体的に考えることで、膨大な情報の中から自分に合った企業やプログラムを見つけ出すための羅針盤となります。

インターンを探す前に、どれだけ丁寧に事前準備できるかが、最終的に満足のいくインターンにつながるのです。

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2.インターン選びの判断基準となる3つの「参加目的」

インターンに参加する目的は人それぞれですが、大きく分けると3つのタイプに分類できます。自分がどの目的に最も重きを置くのかを考えつつ、インターン選びの判断基準にしてみましょう。
 

  • ・業界や企業の理解を深めるため

  • ・就職したい職種・仕事の体験を積むため

  • ・就活の効率化を図るため


上記3つの参加目的について順番に紹介しますので、自分自身がどんな目的でインターンに参加するかを決めるヒントにしてください。

業界や企業の理解を深めるため

「まだどの業界に進みたいか決まっていない」「興味のある業界はあるけれど、実際どんな雰囲気なんだろう?」そんなふうに感じている方にとっては、インターンは業界・企業への理解を深める機会として活用すると良いでしょう。インターンならWebサイトや説明会だけでは得られない、企業のリアルな文化や社員の働き方を肌で感じることができます。

たとえば、一日や数日間の短期インターンに参加して複数の業界を比較検討したり、特定の企業のプログラムを通じて事業内容を深く掘り下げたりすることで、自分が本当にその環境で働きたいのかを見極めることができます。入社後のミスマッチを防ぐためにも、徹底した企業研究・業界研究に取り組むようにしましょう。

就職したい職種・仕事の体験を積むため

「マーケティングの仕事に興味がある」「エンジニアとして実際に開発を経験してみたい」など、すでになりたい職種や具体的な仕事内容のイメージがある程度固まっている場合、インターンは専門的なスキルを磨いて実務経験を積むための場として活用するのがおすすめです。

長期インターンに参加して実際のプロジェクトに携わったり、特定の職種に特化したプログラムを選んだりすることで、座学では学べない実践的な能力を身につけることができます。こうした経験は、就活における強力な自己PRになるだけでなく、自分の適性を見極め、将来のキャリアプランをより具体的に描くための助けとなります。憧れの仕事が本当に自分に向いているのか、この機会に確かめてみましょう。

就活の効率化を図るため

インターンシップへの参加が、就活そのものを有利に進めることにつながるケースも少なくありません。一部の企業では、インターン参加者に対して、本選考の一部免除や、特別な選考ルートへの案内といった特典を用意していることがあります。いわゆる「早期内定」に直結する可能性もあるため、志望度の高い企業がこうしたプログラムを実施している場合は、積極的に参加してみると良いでしょう。

また、インターンを通じて企業との接点を持つことで、志望動機に深みが増し、面接での受け答えもより説得力あるものに昇華させることができます。時間を有効活用してライバルより一歩先に進みたいと考えるなら、就活の効率化という視点でインターンを選ぶのも一つの戦略です。

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3.自分に合ったインターンの選び方を5つの観点から解説

インターンに参加する目的が明確になったら、次は具体的な選び方を見ていきましょう。世の中には多種多様なインターンシップがあり、どれが自分に合っているのか迷ってしまうかもしれません。そこで次のような判断基準を持っておくと、自分に合ったインターンを見つけやすくなります。
 

  • ・興味のある業界や企業を基準に選ぶ

  • ・就職したい職種・仕事をもとに選ぶ

  • ・開催される期間やタイミングで選ぶ

  • ・体験できる内容やプログラムの特徴で選ぶ

  • ・選考免除・早期内定などの特典で選ぶ


これらの選び方を組み合わせながらプログラムを探し、自分の理想のインターン像を固めていきましょう。

興味のある業界や企業を基準に選ぶ

インターンの選び方で最も基本になるのが、自分の興味・関心に基づいたアプローチです。漠然としたイメージでも問題ありませんので、「おもしろそう」「好き」と感じる業界や、憧れている企業を基準に選ぶのがポイントです。たとえば、IT業界の最新技術に触れたい、食品メーカーの商品開発の裏側を知りたい、といった興味が出発点で構いません。業界研究を進める中で気になった企業や、成長著しいベンチャー企業などをリストアップし、インターンシップを実施しているか調べてみましょう。

こうした選び方でインターンに参加することで、モチベーションを高く保ちやすいメリットがあります。自分の好きな分野であれば、積極的に学び、多くのことを吸収できるでしょう。まだ特定の業界に絞り切れていない場合は、あえて異なる業界のインターンに複数参加してみると、視野が広がり、新たな発見があるかもしれません。

就職したい職種・仕事をもとに選ぶ

「営業職としてコミュニケーション能力を磨きたい」「企画職としてアイデアを形にする経験がしたい」など、将来就きたい職種が明確な場合は、仕事内容を軸に選ぶのが効果的です。総合職としてさまざまな業務を体験できるプログラムもあれば、エンジニア・デザイナー・マーケターといった専門職に特化したプログラムも数多く存在します。

希望する職種のインターンに参加することで、求められるスキルや仕事の進め方を具体的に理解し、自分の適性を判断する材料になります。また、実際にその職種で働く社員の方々と交流する中で、キャリアパスのイメージも湧きやすくなるメリットもあります。就活サイトや企業の採用ページで、「職種別インターン」といったキーワードで検索してみるのがおすすめです。

開催される期間やタイミングで選ぶ

インターンシップは、開催期間によって大きく「短期インターン」と「長期インターン」に分けられます。1日から数週間程度の短期インターンは、夏休みや冬休みなどの長期休暇中に開催されることが多く、複数の企業や業界を比較検討したい人に向いています。一方で数ヶ月以上にわたる長期インターンは、より実践的な業務に携わることが可能で、有給であることが多いのも特徴です。学業との両立は大変ですが、深いスキルと実務経験が得られます。

こうしたインターンの種類も考慮しながら、自分のスケジュールや目的に合わせて、最適な期間を選びましょう。また、大学1・2年生向け、あるいは26卒向けなど、対象学年が定められている場合もあります。募集のタイミングを逃さないよう、早めに情報収集を始めることが重要です。

体験できる内容やプログラムの特徴で選ぶ

インターンと一言でいっても、その内容は千差万別です。企業説明会に近い形式のセミナー型、チームで課題解決に取り組むグループワーク型、実際の職場に入って業務を体験する就業体験型など、さまざまなプログラムが用意されています。こうした種類の中から、自分がインターンに何を求めているのかによって、選ぶべきプログラムを選択するのも効果的です。

たとえば、業界理解を深めたいならセミナー型、思考力や協調性を試したいならグループワーク型、実務スキルを身につけたいなら就業体験型が適しています。企業の採用サイトなどでプログラムの詳細をよく確認し、「この経験を通じて成長できそうか」という視点で比較検討すると、ミスマッチを防ぐのに役立つでしょう。

選考免除・早期内定などの特典で選ぶ

インターンを通じて就活を有利に進めたいという明確な目的があるなら、インターン参加者に与えられる「特典」に注目するのも一つの方法です。企業によっては、インターンでの評価が高い学生に対し、その後の本選考で一部のプロセスを免除したり、通常とは別の特別な選考ルート(早期選考)に招待したりすることがあります。これは、早期に優秀な学生を確保したいという企業側の意図の表れです。

特に志望度が高い企業でこのような制度がある場合は、ライバルが少ないうちに内定を獲得できるチャンスとなります。ただし、特典があるインターンは人気が高く、選考の倍率も高くなる傾向があります。そのため、なぜその企業でなければならないのか、インターンで何を成し遂げたいのかを明確にし、しっかりと準備した上で選考に臨むことが不可欠です。

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4.参加するインターンが決まらない時の探し方

初めてインターンに参加する方なら、「インターン選びの基準はわかったけど、具体的にどうやって探せばいいの?」などと悩んでしまうことも多いでしょう。ここからは代表的なインターンの探し方を4つ紹介します。
 

  • ・就活サイトで探す

  • ・SNSで探す

  • ・合同説明会で探す

  • ・友人や先輩からの紹介で探す


これらの探し方を取り入れながら、自分に最適なインターンを選んでみてください。

就活サイトで探す

インターン探しで最も一般的かつ効率的なのが、新卒向けの大手就活サイトを活用する方法です。就活生が多く登録しているサイトなら、掲載されている企業数も圧倒的に多く、業界や職種、開催地、開催時期など、さまざまな条件で検索できるメリットがあります。

また、特定の業界や職種に特化した就活サイトや、ベンチャー企業の情報が豊富なサイトもあります。自分の興味や関心に合わせて複数のサイトを使い分けることで、より効率的にインターン情報を集めることができるでしょう。サイトによっては、自己分析ツールや適性診断、ES添削といったサービス・機能も提供されているので、インターン選びと並行して活用してみてください。

SNSで探す

近年では、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを活用して、採用情報を発信するケースが増えています。興味のある企業の公式アカウントをフォローしておけば、インターンの募集情報をいち早くキャッチできるかもしれません。特に最新のトレンドに敏感なIT企業やベンチャー企業は、SNSでの発信に積極的になる傾向にあります。

「#長期インターン募集」「#26卒インターン」などのハッシュタグまたはキーワードで検索すると、就活サイトには掲載されていないようなレアな募集が見つかることもあります。また、実際にインターンに参加した学生のリアルな声や感想を見つけやすいのもSNSの魅力です。企業の雰囲気やプログラムの満足度など、公式サイトだけではわからない情報を得るためのツールとしても、うまく活用しましょう。

合同説明会で探す

一度に多くの企業の情報を収集したいなら、合同説明会などの就活イベントに参加するのも有効な手段です。合同説明会なら、さまざまな業界の企業がブースを出展しており、人事担当者や現場で働く社員から直接話を聞くことができます。Webサイトだけでは伝わらない企業の熱意や社風を感じ取れるのが大きなメリットです。まだ興味のある業界が定まっていない人にとっては、合同説明会は視野を広げる絶好の機会となるでしょう。

企業によってはその場でインターンのエントリーを受け付けていることもあります。企業側にとってもせっかく出展する合同説明会で、多数の学生のインターン申し込みという成果を持ち帰りたいという心理が働くので、積極的にインターン情報をチェックしてみると良いでしょう。

友人や先輩からの紹介で探す

友人や先輩からの紹介・口コミも、インターンを探す上では貴重な情報源です。実際にインターンを経験した身近な人からの情報は、何よりもリアルで参考になるからです。プログラムの内容はもちろん、職場の雰囲気、社員の人柄、大変だったことなど、良かった点・悪かった点も率直に教えてもらえる可能性が高いです。

特に同じ大学や学部の先輩からの情報は、学業との両立のしやすさなど、自分と近い目線でアドバイスしてもらえるかもしれません。周りにインターン経験者がいる場合は、ぜひ積極的に話を聞いてみてください。また、大学のキャリアセンター(就職支援課)も、企業との強いつながりを持っていることがあります。OB・OGが活躍している企業や、その大学限定のインターン情報などを紹介してもらえる可能性があるので、一度相談に行ってみることをおすすめします。

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5.インターンを選ぶ時に気をつけたい注意点

最後に、インターン選びの際に気をつけたい注意点について、以下の3つの観点からご紹介します。
 

  • ・募集期間・応募期限を確認する

  • ・ES・面接の有無をチェックする

  • ・目的意識なしで参加するのは避ける


せっかくの機会を無駄にしないためにも、これらをチェックした上で応募に進むようにしてください。

募集期間・応募期限を確認する

「興味のあるインターンを見つけたのに、気づいたら応募期間が終わっていた…」というのは、就活でよくある失敗の一つです。特に人気の企業やプログラムは、募集開始から早い段階で締め切られてしまうことも少なくありません。インターンシップの情報は、夏休みや冬休みといった開催時期の数ヶ月前から公開されるのが一般的です。

そのため、参加したい時期から逆算して、早め早めに情報収集を開始し、気になる企業の募集スケジュールをリストアップしておくことが重要です。カレンダーアプリや手帳に締切日をメモしておくなど、自分なりに管理する方法を決めておきましょう。

ES・面接の有無をチェックする

インターンシップによっては、参加するためにエントリーシート(ES)の提出や面接といった選考プロセスが課される場合があります。応募すれば誰でも参加できるわけではないということは、念頭に置いておくと良いでしょう。特に長期インターンや就業体験型のプログラム、特典付きのインターンは、選考があるケースがほとんどです。

選考がある場合は、その準備にも時間が必要になるので、自己分析や企業研究をもとに「なぜこのインターンに参加したいのか」を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。ESの作成や面接対策には相応の時間がかかるため、応募期限ギリギリではなく、計画的に準備を進めることが選考突破の鍵となります。

目的意識なしで参加するのは避ける

自分に合ったインターンを選び、有意義な時間を過ごすために最も重要なのが、目的意識を持たずに参加しないということです。「周りがやっているから」「何となく有利そうだから」といった漠然とした理由で参加しても、得られるものは限られてしまいます。

インターンは、時間と労力を投資する貴重な自己投資の機会です。だからこそ、「このインターンを通じて何を学びたいのか」「どんな自分に成長したいのか」という明確な目的意識を持つことが不可欠です。目的がはっきりしていれば、日々の業務や課題に対して主体的に取り組み、学びの質・量も格段に向上します。

実際に参加する前にもう一度、「自分は何のためにこのインターンに行くのか」を自問自答してみてください。

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6.まとめ

インターンの選び方は、就活の成功、そして将来のキャリアを左右する重要なステップです。本記事では、後悔しないインターン選びのために、事前準備の重要性から、判断基準となる参加目的の例、5つの選び方の観点、具体的な探し方、そして押さえておきたい注意点までを詳しく解説しました。

まず自己分析を通じて自分の軸を定め、「何のために参加するのか」という目的を明確にすることが何よりも重要です。その上で、業界・職種、期間・内容、参加特典といったさまざまな観点から、自分に合ったプログラムを比較検討してみてください。

本記事が、あなたのインターン選びの羅針盤となり、就活成功への一歩を踏み出す助けとなれば幸いです。

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