大学1年生のインターンは意味ない?メリット・デメリットと失敗しない選び方

大学1年生のインターンは意味ない?メリット・デメリットと失敗しない選び方
「大学1年生からインターンなんて早すぎる?」「意味ないって言うけど本当?」そんなふうに疑問を抱える方は珍しくありません。将来の就活を見据えている同級生の中に、大学1年生からインターンに参加している人がいれば、自分もやらないとダメなのかと焦ってしまうことでしょう。

確かに大学1年生からのインターンは、就活本番までの時間的な距離が遠く、大学生活への慣れや学業で多忙になるため、「意味ない」「やめとけ」と言われることは多いです。しかし実際には、大学1年生からインターンを経験しておくことは、単に就活で有利になるだけではなく、今後何十年と続く社会人人生にも大きなメリットをもたらしてくれます。

本記事では、大学1年生のインターンが「意味ない」と言われる理由とともに、参加することで得られるメリット・デメリットや、失敗しないインターンの選び方、そしてインターンの経験を最大限に活かすためのポイントまでを解説します。

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1.大学1年生のインターンは就活を有利に進めるために役立つ!

「大学1年生のインターンは意味ない」という意見を目にすることがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。むしろ早期からインターンに参加することは、本格的な就活が始まる大学3年生以降、他の学生と大きな差をつけるための重要な布石となります。

というのも、インターンを通じて得られる経験は、単なるスキルアップに留まらないからです。社会人としての基礎スキルやビジネスマナー、企業で働くことのリアルな感覚は、座学で学ぶのは難しい分野です。

また早い段階で自分の興味や適性を知ることで、将来のキャリアプランを具体的に描きやすくなり、就活の軸がブレにくくなるのでおすすめです。実際に多くの企業が、学年を問わず意欲的な学生を求めており、春休みや夏休みに参加できる大学1年生向けのプログラムも近年増加しています。周りよりも一足早く社会に触れる経験は、自分自身の視野を広げ、就活を有利に進めるための強力な武器となるでしょう。

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2.大学1年生のインターンは意味ないと言われる理由

それでも「大学1年生のインターンは意味ない」と言われる理由として、以下の3つが考えられます。
 

  • ・参加目的が明確でないまま参加しても意味が薄いから

  • ・学業との両立が負担になるから

  • ・大学1年生を対象としたプログラムが少ないから


それぞれ順番に解説しますので、ネガティブな理由が集まる背景を理解しておきましょう。

参加目的が明確でないまま参加しても意味が薄いから

「周りがやっているから」「なんとなく将来のためになりそうだから」といった曖昧な動機でインターンに参加しても、得られるものは少ないでしょう。目的が明確でないと、日々の業務をこなすだけで精一杯になり、何を学びたいのか、どんなスキルを身につけたいのかという視点が欠けてしまいます。その結果、貴重な時間を浪費してしまい、「結局、何のためになったんだろう」と後悔することになりかねないため、大学1年生からのインターンは意味ないと言われやすいのです。

参加する学年を問わず、インターンはあくまでも自発的に学びを得る場です。受け身の姿勢でいると、企業側もあなたに何を任せれば良いか分からず、簡単な作業ばかりを頼まれてしまう可能性も。有意義な経験にするためには、「このインターンを通して何を得たいのか」という目的意識を事前にしっかりと持つことが不可欠です。

学業との両立が負担になるから

新しい環境に慣れ、専門科目の基礎を固める時期でもある大学1年生は、学業とインターンとの両立が負担になりやすいため、意味ないと言われることがあります。大学1年生の前期なら特に、必修科目やレポート、課題も多く、サークル活動やアルバイトとの両立だけでも大変だと感じる人も多いでしょう。そこにインターンが加わると、スケジュール管理はさらに難しくなります。

無理なスケジュールを組んでしまうと、学業がおろそかになったり、体調を崩してしまったりする原因にもなりかねません。長期休暇を利用する、もしくは週1〜2日から参加できるプログラムを選ぶなど、学業に支障が出ない範囲で賢くインターンを取り入れるようにしましょう。

大学1年生を対象としたプログラムが少ないから

多くの企業がインターンシップを実施していますが、その主な対象は就活を目前に控えた大学3年生です。大学1年生が応募できるプログラムはまだまだ少なく、選考に応募しても大学3年生や2年生が優先的に採用されてしまうことも多いので、意味ないと言われることがあります。

大学1年生向けのインターンを探してみても、「応募できる求人が全然ない…」と落胆してしまうこともあるでしょう。ただし、近年では早期から優秀な学生と接点を持ちたいと考えるベンチャー企業を中心に、学年不問の長期インターンが増加傾向にあります。大学3年生を主なターゲットとした大手就活サイトだけではなく、先輩・友人の紹介や、SNSでの募集もチェックしながら、大学1年生を歓迎するインターンを探してみると良いでしょう。

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3.大学1年生からインターンに参加するメリット

大学1年生のインターンに参加するメリットは、以下の3つが挙げられます。
 

  • ・就活の軸・キャリアプランを見つけるきっかけになる

  • ・早期から実務経験を積んでスキルアップできる

  • ・業界・企業理解を深めて就活を有利に進められる


一つひとつ詳しく解説しますので、インターンに参加するかどうかを決める判断基準として活用してみてください。

就活の軸・キャリアプランを見つけるきっかけになる

大学1年生からインターンに参加することで、就活の軸や将来のキャリアプランを見つけるきっかけになるメリットがあります。大学1年生の段階では、「将来何をしたいか」が明確に決まっている人は少ないでしょう。インターンは、そんな漠然とした将来像に具体的な輪郭を与えてくれる絶好の機会です。

さまざまな仕事を体験する中で、自分の興味や関心、得意なこと・苦手なことが明確になり、それが就活の軸となっていきます。早い段階で自分の軸を見つけられれば、その後の大学生活で何を学ぶべきか、どんな経験を積むべきかという目標も定まり、より有意義な時間を過ごせるようになるでしょう。

早期から実務経験を積んでスキルアップできる

インターンに参加する最大の魅力は、実務経験を通して実践的なスキルを磨ける点にあります。たとえば、営業のインターンであれば顧客へのアプローチ方法や提案力、マーケティングのインターンであればデータ分析やSNS運用のノウハウを学ぶことができます。これらのスキルは、アルバイトではなかなか経験できない専門的なスキルであり、企業に入社後は即戦力として活躍できるスキルでもあります。

大学1年生という早い段階からこうした実務経験を積むことで、同年代の学生と比べて大きなアドバンテージを作ることができます。これらの経験・スキルは、本格的な就活が始まった時に自己PRの強力な武器となることはもちろん、社会に出てからも長く役立つ財産となるでしょう。

業界・企業理解を深めて就活を有利に進められる

大学1年生からインターンに参加することは、業界研究・企業研究に役立つメリットにも繋がります。企業のホームページや説明会だけでは、その会社の本当の姿を知ることは困難です。しかし企業の内側を見られるインターンに参加すれば、社員の方々と一緒に働く中で、社風や人間関係、仕事のやりがいや厳しさといった、リアルな情報を肌で感じることができます。

大学1年生から複数の業界や企業のインターンを経験しておけば、それぞれの違いを比較検討しながら、自分が本当に働きたいと思える場所を見つけやすくなるメリットもあるので、積極的にインターンに参加してみてください。

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4.大学1年生からインターンに参加するデメリット

一方で、大学1年生からインターンに参加するデメリットとして、次のようなポイントに注意しなければなりません。
 

  • ・モチベーションを保つのが大変

  • ・時給が低い・無給で収入面でのメリットが少ない

  • ・就活に直結しないプログラムもある


これらのデメリットも考慮しつつ、インターンに応募するかどうかを考えてみましょう。

モチベーションを保つのが大変

大学1年生にとって、インターンは学業やサークル活動と並行して行う課外活動であり、誰かに強制されるものではありません。就活が本格化する時期でもないため、「何のためにがんばっているんだろう」と目的を見失い、モチベーションの維持が難しくなることがあります。また、周りの友人が遊んでいる中で自分だけが働くことに、孤独感や焦りを感じることもあるかもしれません。

長期にわたって高いモチベーションを保ち続けるには、「この経験を通して成長したい」という強い意志や、明確な目標設定が不可欠です。定期的に自分の目標を振り返ったり、インターン先の社員や同じインターン生と積極的に交流したりして、モチベーションを維持する工夫が求められます。

時給が低い・無給で収入面でのメリットが少ない

大学1年生向けのインターンは、就業体験の場として用意されることが多く、労働力の対価として給与を得るアルバイトとは目的が異なります。給与が支払われる場合でも、一般的なアルバイトに比べて時給が低く設定されていたり、交通費のみの支給であったりするケースが多いです。そのため収入を目的としてインターンを探している方にとっては、この点は大きなデメリットに感じるでしょう。

しかし、インターンで得られる経験やスキルは、目先の収入以上の価値を持つ可能性があります。収入面だけでなく、将来への投資という視点から、そのインターンに参加するべきかどうかを判断することが重要です。

就活に直結しないプログラムもある

大学1年生向けのインターンの中には、数日間のワークショップや企業説明会のような、体験型のプログラムも多く含まれます。これらのプログラムは、業界や企業への理解を深めるきっかけにはなりますが、必ずしも実務経験が積めるわけではなく、直接的な選考や内定に結びつくケースも稀です。そのため、「インターンに参加すればすぐに就活が有利になる」と期待しすぎると、ギャップを感じるかもしれません。

「実践的なスキルを身につけたい」「長期的に企業に関わりたい」と考えている場合は、より実務に近い経験ができる長期インターンを選ぶなど、自分の目的に合ったプログラムを見極める必要があります。

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5.大学1年生から参加するインターンの選び方

大学1年生からインターンに参加する場合、応募するプログラムは以下のような基準で選択すると良いでしょう。
 

  • ・参加時期・開催時期から選ぶ

  • ・興味・関心がある分野から選ぶ

  • ・大学1年生向けのプログラムから選ぶ


これらの選び方を参考にしつつ、自分に合った企業・インターンを探してみてください。

参加時期・開催時期から選ぶ

大学1年生がインターンを選ぶ上で、まず考えたいのが参加する時期です。授業や試験、サークル活動などとの両立を考えるなら、比較的自由に時間を使える長期休暇に開催される短期・中期インターンがおすすめです。これらの時期には、多くの企業が学生向けに特別なプログラムを用意する傾向にあります。

一方でより深く実務を経験したいなら、授業の空きコマや土日を利用して参加できる長期インターンが良いでしょう。長期インターンは、週に2〜3日、数ヶ月にわたって継続的に働くため、責任のある仕事を任せてもらいやすく、スキルアップにも繋がります。

興味・関心がある分野から選ぶ

「どんなインターンに参加すればいいかわからない」と感じる人は、まず自分の興味・関心を軸に探してみましょう。たとえば、システム開発に興味があるならIT業界、ゲームが好きならゲーム業界、SNSに関心があるならWebマーケティング業界など。興味のある分野であれば、モチベーションを高く保ちやすく、仕事内容にも積極的に取り組めるはずです。

まだ特定の業界に絞りきれない場合は、営業、企画、事務、エンジニアなど、「職種」から選ぶのも一つの方法です。大学1年生のうちはあまり視野を狭めずに、少しでもおもしろそうだと感じた分野に積極的に飛び込んでみることをおすすめします。

大学1年生向けのプログラムから選ぶ

大学1年生から参加するインターンを探す際は、「大学1年生歓迎」や「学年不問」といったキーワードで絞り込むのが効率的です。これらのプログラムは、大学1年生が参加することを前提に設計されているため、専門知識やスキルがなくても安心して挑戦できる場合がほとんどです。

特にベンチャー企業やスタートアップ企業では、学年に関係なく長期インターンの学生を積極的に受け入れているケースが多いです。社員との距離が近く、裁量権の大きい仕事を任せてもらえる可能性も高いので、ぜひ実践してみてください。

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6.大学1年生でも参加できるインターンの探し方

大学1年生から参加できるインターンを探すなら、次のような方法を活用するのがおすすめです。
 

  • ・インターン特化の就活サイト

  • ・大学3年生向けの就活サイト(27年卒・28年卒など)

  • ・大学のキャリアセンター・就活支援課

  • ・会社説明会・セミナー

  • ・企業の公式ホームページ・SNS

  • ・OB/OG訪問

  • ・友人・先輩の紹介


これらの手段を組み合わせながら、自分に合ったインターンを探してみると良いでしょう。その際には「大学1年生歓迎」「未経験OK」など、低学年からの応募を想定したプログラムになっていることを確認しておくと、ミスマッチを減らすことができます。1つのやり方だけにこだわらず、さまざまな視点からインターン情報を探すのが自分に合ったインターン探しのコツです。

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7.大学1年生のインターンを有意義なものにするポイント

最後に、大学1年生が参加するインターンを、なるべく有意義な時間にするためのポイントを3つご紹介します。
 

  • ・他社のインターンに参加して比較検討する

  • ・横のつながりを増やしてモチベーションを高める

  • ・就活を見据えて資格取得・スキルアップに取り組む


これらのポイントを踏まえながら、インターンに臨んでみてください。

他社のインターンに参加して比較検討する

大学1年生という時間的な余裕がある時期にインターンに参加するなら、一つの企業や業界に固執せず、複数のインターンを経験してみることをおすすめします。複数のインターンに参加することで、それぞれの企業の社風、事業内容、仕事の進め方の違いなどを比較検討することができます。複数の業界・企業を比べてみることで、自分の中に客観的な判断基準を作り、自分に合った企業選びの参考になるメリットがあります。さまざまな世界を知ることで、将来自分が働く上で何を大切にしたいのかという価値観が明確になり、より納得感のある企業選び・キャリア選択に繋がるはずです。

横のつながりを増やしてモチベーションを高める

インターンで得られるものは、スキルや実務経験だけではありません。同じ志を持つ仲間との出会いも、非常に大きな財産となります。インターン先で出会う他の大学の学生や、年の近い先輩たちは、学内の友人とはまた違った刺激を与えてくれる存在です。積極的にやり取りして情報交換をしたり、悩みを相談したり、互いの目標について語り合ったりすることで、就活対策に前向きに取り組むモチベーションを高めることができるでしょう。こうして築いた人脈は、就活の際に有益な情報源となるだけでなく、社会に出てからも自分を支える貴重なネットワークになるはずです。

就活を見据えて資格取得・スキルアップに取り組む

インターンでの経験をさらに価値あるものにするために、就活本番を見据えた自己投資を並行して行いましょう。たとえば、IT業界のインターンに参加しているならプログラミングの学習を深める、商社のインターンならTOEICのスコアアップを目指すなど。インターンでの実務経験と、独学で得た知識が結びつくことで、より高い専門性を身につけることができます。インターンをただの「体験」で終わらせず、次なるステップへの成長機会として活用するためにも、インターン以外の場での自己投資も重視してみてください。

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8.まとめ

大学1年生からのインターンシップは、「意味ない」どころか、将来の可能性を大きく広げるための価値ある自己投資です。はっきりとした目的意識を持って臨めば、たとえ学業との両立が大変で、自分に合ったプログラムを選ぶのが困難だったとしても、大きな収穫が得られるでしょう。

この記事で紹介した大学1年生向けのインターンの選び方や探し方、メリット・デメリット、そしてインターンを有意義なものにするためのポイントも参考にしながら、将来の就活のためのアクションを起こしてみてください。

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