ガクチカで長期インターンを効果的に伝える方法!何ヶ月の経験がアピールできるか例文で解説

ガクチカで長期インターンを効果的に伝える方法!何ヶ月の経験がアピールできるか例文で解説
ガクチカはインターン経験をアピールするのに適しており、プログラムを通じてどのように業務に取り組んできたのかを伝えることで採用担当者に好印象を与えることができます。1dayインターンや短期インターンの経験であっても、あなたの「人となり」が伝わるエピソードを書くことができれば、長期インターン経験にも劣らない評価を得ることが可能です。 ただし、学生気分やお客様感覚で、インターン先の企業で職業体験・会社説明を受けるだけのプログラムでは、ガクチカでの有効なインターン経験とはなりません。ガクチカで高評価を得るためには、企業が重視しているポイントを踏まえた上で効果的なアピール方法を考える必要があります。 そこで今回の記事では、ガクチカでインターン経験を書くメリットや最適な期間、効果的に伝える方法などについてご紹介します。大学1年生〜2年生から長期的に参加してきたインターンを魅力的にアピールしたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

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1.長期インターンの経験はガクチカのアピール材料に最適

就活では定番質問の一つであるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の回答では、インターン経験がテーマに選ばれることが多くあります。企業での実際の業務に携わる長期インターンでは、アルバイトよりも社会人経験を積みやすい職歴として、採用担当者も高く評価する傾向にあるからです。インターンを通じて従事した業務が、志望企業の業務内容と関連している場合には、さらに評価が高まるポイントになります。

また、1dayインターンや短期インターンであっても、あなた自身の「人となり」が伝わるようなエピソードを伝えることができれば、高評価を得るチャンスが生まれます。ただし、インターン経験を効果的にアピールするためには、ただ携わった業務内容を伝えるだけでは不十分で、ガクチカを尋ねる企業の質問意図や、高評価を得るための文章構成を踏まえた上で伝えることが重要です。

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2.ガクチカでアピールするなら何ヶ月のインターン経験が良い?

インターン経験はガクチカのテーマとして最適なエピソードの一つですが、長期インターンと短期インターンで同様に評価されるわけではありません。採用担当者に高く評価されるためには、インターンの参加期間が長いほど有利となります。具体的に何ヶ月以上のインターンが望ましいのかをここで解説していきます。

3ヶ月以上のインターン経験が望ましい

魅力的なガクチカを書くためには、少なくとも3ヶ月以上の長期にわたって携わってきたインターン経験が望ましいです。職業体験や学生同士でのグループワークがメインのプログラムではなく、アルバイトに近い存在として実際の業務に携わるプログラムであるほど、ガクチカのエピソードとしては有利になります。

一つのインターン先で長く働いた経験があれば、粘り強く仕事に取り組める姿勢や、業界への志望度の高さをアピールすることに役立つほか、入社後に即戦力として活躍できるスキルやビジネスマナーが身についていることも期待されます。そのためインターン経験をアピールするのであれば、3ヶ月以上の長期インターンを優先的に伝えることをおすすめします。

1dayインターンなどは強力なエピソードが必要

企業が実施するインターンのプログラムによっては、1dayインターンや1週間〜1ヶ月程度の短期インターンに参加するケースもあるでしょう。こうしたインターン経験はガクチカでは使えないのかといえば、そんなことはありません。ガクチカで重視されるのは、インターンに携わった期間や達成した成果ではなく、課題や業務に取り組む姿勢です。

自社に入社した後、職場の雰囲気に馴染んで活躍してくれる学生を見極めるためにガクチカをチェックしているので、1dayインターンでも短期インターンでも、あなたの「人となり」が伝わるエピソードであれば、高く評価されることは多いです。ただし、学業やアルバイト・部活動などの長期的に取り組んだガクチカと比べると、あなたの人柄や個性をアピールしにくいテーマになりますので、無理にインターン経験を取り上げるのではなく、別のエピソードを選ぶのもおすすめです。

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3.ガクチカで長期インターンの経験を書くメリット

ガクチカのエピソードとして人気なテーマとして、インターン以外にもアルバイト・学業・サークル活動などが挙げられます。それらの活動と比較して長期インターン経験をガクチカに書くことでどのようなメリットがあるのかを解説しましょう。

社会人として発揮した強みをアピールできる

ガクチカでインターン経験を書くことにより、社会人として業務で発揮した強みをアピールできるメリットがあります。学業や部活動、資格取得などをテーマにする場合、仕事に活かせる強みや学びは一度抽象化してから伝える必要があります。たとえば、試験日から逆算して計画的に資格取得の勉強をした経験から、計画性を持って行動できる強みを伝え、「入社後の業務でもプログラマーとして計画的に業務に取り組みたい」とまとめる流れです。

一方でインターン経験の場合、社会人として企業で働いた経験があるので、そのまま入社後にも発揮できる強みとしてアピールできます。たとえば、インターン先でプログラミングを学びつつ開発業務に従事した経験を、そのままIT企業に入社する際のガクチカとしてアピールすれば、即戦力として活躍できるプログラマーとして評価してもらえるでしょう。

応募企業との関連性をアピールしやすい

応募企業に関連したインターンに参加した経験がある場合、インターン先での取り組んだ業務や直面した課題について具体的にアピールすることで、志望動機や自己PRにも結び付けやすいこともメリットです。マーケティング職の選考を受ける時に、マーケティング企業でのインターン経験を伝えることにより、業界を志望した理由や業務の中での学び、将来のキャリアビジョンなどもアピールしやすくなるでしょう。

ただし、インターン先と同じ業界の企業に応募する場合、「なぜインターン先の企業の選考を受けないのか?」という質問は、面接での頻出質問となります。こうした深掘り質問にもスムーズに回答できるよう、面接対策にも力を入れておくと安心です。

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4.ガクチカで長期インターンの経験を効果的に伝える方法

では、ガクチカでは具体的にどのようにインターン経験を伝えれば良いのでしょうか。ここからはインターン経験を効果的にアピールするための5つのポイントを詳しく解説していきます。
 

  • 事実だけではなく業務への取り組み方を伝える

    数値や具体的なエピソードとともに伝える

    スキル・経験よりもインターンを通じた学びを強調する

    インターンに参加した動機・理由を書く

    読み手に合わせて専門用語を使う


これらのポイントを踏まえながら、インターンがテーマのガクチカを作成してみましょう。

事実だけではなく業務への取り組み方を伝える

ガクチカでインターン経験を伝える時には、取り組んだ業務や仕事内容だけを伝えるのではなく、どのような姿勢で業務に向き合ったのかを伝えることが重要です。インターン経験は、企業での業務に携わったという事実だけでは評価されることはなく、どのように考え、工夫して業務に取り組んだのかが評価されます。

たとえば、新たな営業方法やマーケティング手法をインターン先で提案したのであれば、「なぜその提案をしようと考えたのか?」「社員に納得してもらうため、プレゼン方法をどう工夫したのか?」を詳しくアピールできると、インターン経験ならではのエピソードと「人となり」を効果的に伝えることができるでしょう。

数値や具体的なエピソードとともに伝える

インターン経験がテーマのガクチカでは、なるべく客観的な数値や具体的なエピソードを盛り込むことも重要です。数値で表せる成果があると採用担当者の興味を引きやすくなるほか、具体性が高まって説得力のあるガクチカを作ることができます。ガクチカの例文やテンプレートをそのまま使ったような回答では、採用担当者の評価が上がりにくいため、なるべく具体性を持たせることが重要になるのです。

「提案した方法により、営業成績が前年同月比で15%増加した」など、成果に直結する数字が望ましいですが、そうでないものでも構いません。「6人のインターン生と協力して課題に取り組んだ」「15日間のプログラムで開発業務を担当した」など、本筋とは関係ない部分で使われた数字であっても、エピソードの具体性を大きく高めることが可能です。

スキル・経験よりもインターンを通じた学びを強調する

応募企業と同業界のインターン経験の場合、ついインターンを通じて得られたスキルや実務経験をアピールしたくなりますが、それよりも重要なのはガクチカを通じて得た「学び」です。インターン経験からどのような学びを得て、入社後にどう活かすかをアピールできると、採用担当者に高く評価されるガクチカが完成します。

たとえば、エンジニア職のインターン経験を通じて、チームで円滑に仕事を進める努力の重要性を学んだことを書き、入社後も周囲との協調性を重視しながらプログラマーとして働きたいというビジョンをアピールするなど。インターンで得たスキル・経験だけではなく、こうした学びをアピールできるとライバルとの大きな差別化につながります。

インターンに参加した動機・理由を書く

インターン経験をガクチカで伝える際には、ガクチカとしてインターンに力を入れた動機・理由について、説得力ある回答を意識するのが大切です。企業は学生がガクチカを選ぶ理由をチェックすることで、どのようなモチベーションで動き、どういった価値観を持った人物なのかを詳しく知りたいと考えています。

大学生活では、学業やアルバイト、部活動、サークル活動など、力を入れられる活動にはさまざまなものがあります。その中でなぜインターン経験に力を入れたのか、誰もが納得できるような動機を伝えましょう。「就活の役に立つと思ったから」「給料が良かったから」などの受動的な回答ではなく、「幼少期から興味があったから」「将来はこの業界でキャリアを歩みたいから」など、積極的な回答を書くとなお良いでしょう。

読み手に合わせて専門用語を使う

ガクチカで伝えるインターン先で専門的な業務に取り組んでいた場合、あるいは業界用語が通じない別業界の企業に応募する場合には、読み手に合わせて専門用語を使うようにしてください。知識がない相手に対して専門用語を使うのはNGであることはもちろん、詳しい知識がある相手に対して専門用語を避けるのもNGです。

たとえば、JavaScriptを使ったWebデザインのインターン経験をアピールする時、応募先がIT企業であればそのまま伝えて問題ないでしょう。一方で非IT企業に応募する場合には、「JavaScriptと呼ばれるプログラミング言語を使い、Webページの見た目をデザインするインターンを経験しました」のように、わかりやすく説明するのが望ましいです。

専門用語を使うのはNGであると決めつけて、その用語を詳しく知っている相手に対しても回りくどい表現を使ってしまうと、相手の立場になって伝える力がない学生とみなされてしまいます。大切なのは、聞き手に合わせながら専門用語を使い分けることなのです。

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5.ガクチカで長期インターンをアピールするおすすめ構成

インターン経験をアピールするガクチカは、全体の構成を以下の流れに沿ってまとめるのが効果的です。
 

  • ガクチカの要点・結論

    ガクチカに取り組んだ理由・動機

    ガクチカで直面した課題・困難

    ガクチカの課題・困難を乗り越えるまでの取り組み

    ガクチカを通じた得た学び


まずは質問に対する結論を伝えるため、「学生時代に力を入れたことは何ですか?」と聞かれたら「私は学生時代に長期インターンに力を入れました」と、簡潔に説明することがポイントです。

続いてインターンに力を入れた理由・動機、インターンで直面した課題・困難とその乗り越え方について、具体的なエピソードとともにアピールしましょう。最後に、インターンを通じて何を学んだのかを伝え、その学びを入社後にどう活かすかをまとめる締め方がおすすめです。

ここまでの流れは、インターン以外のテーマでガクチカをアピールする時にも効果的なので、ぜひ全体の流れを押さえておいてください。

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6.長期インターンをアピールするガクチカ例文

最後に、ガクチカでインターン経験をアピールする時の参考として、エンジニア職・営業職・SNS運用の業務に携わったインターンの例文をご紹介します。全体の構成やエピソードの書き方の参考として、ぜひ活用してください。

エンジニア職のインターンのガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたのは、IT企業のエンジニア職のインターンシップです。これまで独学で学んできたプログラミングの知識が、実務でどれだけ通用するのかを知りたいと考え、将来のキャリアプラン形成を兼ねてインターンシップに参加しました。

当初はこれまで学んできたプログラミング言語を活かしてスムーズに開発業務に取り組めました。しかし業務に取り組むにつれてコードを書けるだけではなく、チームで協力しながら仕事に取り組む姿勢や、プロジェクトの中で直面する課題への対処方法も重要であることに気づきました。以前まではプログラミングができるだけで十分に活躍できると考えていましたが、インターンシップを通じてそれだけでは企業に貢献できるエンジニアにはなれないことを痛感しました。

それ以来、プログラミング言語の習得だけに集中するのではなく、課題解決力や分析力、提案力を身につけることを目的としてインターンシップに参加してきました。貴社に入社した際にも、これまでに身につけてきたスキルや経験を活かして、即戦力のエンジニアとして活躍したいと考えています。

営業職のインターンのガクチカ例文

私は学生時代、営業力のインターンシップに力を入れてきました。どんな業界・企業に就職したとしても必ず必要となるコミュニケーション力を伸ばすため、個人向けの新規営業のインターンシップを選んで参加を申し込みました。

当初はお客様に対し、いかに商品が優れているか、いかに豊かな生活が手に入るかを熱心にアピールすることを心がけてきましたが、1ヶ月で1件しか契約が取れないことに危機感を覚えました。そこで社員の方に営業のコツを聞き、商品を売るのではなく、お客様の悩みを解決することを最優先で考えるべきだと学びました。その学びを早速実践し、商品の良さを力説するのではなく、お客様の悩み事を丁寧に聞くことを心がけた結果、インターン生の中で2位の営業成績を獲得できました。

この経験から、営業職で必要とされるのは商品を売り込む力ではなく、お客様の悩みを聞く力であることを実感しました。貴社に入社した際にも、売上第一ではなく、お客様第一で社会に貢献できるような営業職を目指したいです。

SNS運用のインターンのガクチカ例文

私は学生時代に、マーケティング職のインターンシップへの参加に力を入れてきました。インターン先の企業では、主にSNSマーケティングを担当し、SNS運用によってターゲットとなるフォロワーを集める業務を任されました。

SNSは日常的に使っていたため難しい業務ではないと考えていましたが、実際に運用を始めてみると、思うように反応が得られず、フォロワーの数字も伸び悩んでしまい、単にSNSで発信するだけでは意味がないことに気づきました。そこからはSNS上で人気を集めるアカウントの運用を参考に、投稿時間、投稿内容、画像の使い方などを参考にしながら、自分たちのSNS運用にも活かすことにしました。その結果、半年間でフォロワーが3,000人に増え、10%の売上アップにも貢献することができました。

これまでのインターンシップ経験を活かして、自己流ではなく過去の成功例を参考にすることにより、貴社のマーケティング職でも活躍したいと考えています。

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7.まとめ

ガクチカでインターン経験について効果的に伝えるためには、3ヶ月以上の長期インターンを優先的に選び、応募職種やキャリアビジョンとの一貫性を持たせながらアピールすることが重要です。また、インターンに参加した事実だけではなく、業務にどのような姿勢で取り組んだのかが重視されます。

インターンに参加した動機・理由を書くこと、読み手に配慮しながら専門用語を使うことを意識することにより、さらに選考を有利に進められるようになるでしょう。本記事で解説してきたおすすめ構成や例文も参考に、インターン経験をガクチカで魅力的にアピールしてみましょう。

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