ガクチカの作り方は?強いエピソードが本当にない人の対処方法も解説


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1. 就活に強いガクチカの作り方
就活に強いガクチカの作り方を紹介します。下記の流れに沿えば迷わずにガクチカが作れるので、ぜひ参考にしてください。
1.自己分析をする
ガクチカを書き始める前に、自己分析をしましょう。自己分析とは、これまでの経験を振り返り、自分の強みや価値観を明らかにしていくことです。
自己分析をすると自分に向いている職種・企業が分かり、アピールポイントを見つけやすくなります。幼児期から現在までの自分史を作る、意思決定した出来事に対して「なぜ?」と問いかけるなどして、独自の強み・価値観を発見しましょう。
関連記事:自己分析のやり方解説|おすすめの簡単ステップと活用法
2.企業研究をする
ガクチカを作るためには、企業研究も欠かせません。研究をすれば志望企業の事業内容や求める人物像が把握でき、どのようなガクチカをアピールすれば良いかが分かります。下記の方法で企業研究をしてみましょう。
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・公式サイトの「事業内容」や「企業理念」「社員インタビュー」を読む
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・企業の公式SNSでリアルタイムの情報を得る
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・会社説明会で企業の雰囲気を知る
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・OB/OG訪問で社員の生の声を聞く
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・インターンシップに参加して実際の職場を知る
事業内容や理念といった項目ごとに情報を整理した企業研究ノートを作れば、各企業の違いが明確になり、複数のガクチカを作る際に役立ちます。
3.ガクチカでアピールするテーマを絞る
ガクチカでアピールするテーマをあらかじめ決めておきます。下記は、ガクチカに使いやすいテーマの例です。
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・学業
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・アルバイト
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・インターン
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・サークル
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・部活動
ほかにも、早起きやダイエットといった日常生活での取り組み、長期間続けてきた趣味などもアピール材料になります。おおまかなテーマを決めると具体的なエピソードを思い出しやすくなり、スムーズに書き始められるでしょう。
4.テーマに合った強いエピソードを選ぶ
決めたテーマをもとに、過去の出来事を振り返りながらガクチカのエピソードを決めます。アルバイトをテーマとする場合、下記のようなエピソードを振り返るのがおすすめです。
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・印象に残ったエピソード
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・強い感情が伴ったエピソード
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・経験する前後で大きな変化があったエピソード
上記のエピソードの中で、あなた自身の人となりが伝わり、かつ企業が求める人物像にも一致するものを厳選しましょう。
関連記事:ガクチカは何個エピソードを用意すべき?複数書いた方が良い理由とテーマの探し方
5.困難・工夫・学びをまとめる
ガクチカのエピソードが決まったら、「困難」「工夫」「学び」の3要素に分解しましょう。1つのエピソードに対し、どのような困難・工夫・学びがあったかを箇条書きにしながらまとめていきます。
ガクチカを作る際は、どんな困難があり、どのように工夫して乗り越え、何の学びを得たかというストーリー形式にするのが効果的です。短いストーリーになるよう、各要素をつなぎ合わせてみてください。
6.効果的な文章構成に沿ってガクチカを作る
エピソードの要素分解とストーリーが完了したら、論理的な文章の型(文章構成)に沿ってガクチカを作ります。詳しくは後述の「ガクチカの作り方の参考になる文章構成」を参考にしてください。
自分が書きたいようにガクチカを作ると、何が言いたいのか分かりにくい内容になる場合もあります。心配な方は、型に当てはめてガクチカを作りましょう。
7.作ったガクチカを添削してもらう
ガクチカが出来たら、第三者に添削を依頼します。自作の文章や内容の違和感は、自分では気づきにくいためです。家族や友人など身近な人でいいので、気になった点を指摘してもらいましょう。
家族・友人に内容を知られたくない場合は、大学の就職課(キャリア支援室)や就活エージェントを利用するのも手です。OB/OG訪問で出会った社会人にも依頼できれば、志望企業の社風と合うかをより厳密に見てもらえる可能性があります。
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2. ガクチカの作り方の参考になる文章構成
ここでは、ガクチカの作り方の参考になる文章構成を6つの要素に分けて紹介します。各要素で押さえておきたいポイントを把握しましょう。
結論
ガクチカの基本的な作り方として、冒頭で結論を簡潔に伝えることを意識してください。
ガクチカの結論とは、「学生時代に力を入れたことは何ですか?」という問いに対する答えを指します。「私が学生時代に力を入れたのはアルバイトです。」のように、質問に直接回答するのがコツです。
最初に結論を示さないと、これから何の話が始まるのか分かりにくくなります。結論を最後にすると、話が飛び飛びになって一貫性が失われる場合もあるので、冒頭で述べるようにしましょう。
動機
結論を先に述べたら、そのテーマを選んだ理由や根拠を述べます。アルバイト経験について伝えるなら、なぜその仕事をしようと思ったのかを伝えるのがポイントです。
ただし、「暇で時間があったから」「お金が欲しかったから」といった理由は避けてください。「今後の学びのために接客業を経験したかったから」のように、将来を意識して活動に取り組んだことを伝えるのが望ましいです。
目標・課題
ガクチカに取り組む中で掲げた目標、または直面した課題について説明しましょう。アルバイト先の飲食店で売上30%アップを目標に据えたり、人手不足に直面したりしたことなどです。
目標達成や課題解決のプロセスでどのような努力・工夫をしてきたかが、ガクチカで特に評価されるポイントです。簡単すぎる目標・課題では説得力が下がってしまうため、達成が困難な事柄であるほどガクチカに適しているといえます。
取り組み
前述した目標・課題に対して、どのように考え、取り組んできたかを重点的に回答します。ガクチカで示された目標・課題への向き合い方は、企業にとっては入社後の仕事への向き合い方の参考になる情報だからです。
目標・課題に向き合うときのあなたの心境やアプローチ方法などを、できるだけ具体的に伝えましょう。適宜数字や固有名詞を交え、採用担当者が当時の状況をはっきりとイメージできるよう伝えるのがコツです。
結果
取り組みの末に、どのような結果・成果が得られたかにも言及しましょう。店舗の売上がアップした、資格試験に合格したなど、取り組みの前後で状況がどのように変化したかを述べます。下記のように、具体的な数字を使って説明すると効果的です。
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・スポーツの都大会でベスト4に入った
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・サークルの新入部員数が前年の2倍になった
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・学園祭アンケートで「楽しかった」の回答率が80%になった
数字が出せない場合は、「他の人から『〇〇(ポジティブな意見)』というコメントをもらった」「学内表彰された」など、客観的評価が分かる要素を入れます。
得られた学び
最後に、ガクチカを通じてあなたが得られた学びをアピールします。
ただ出来事を羅列するだけでは、あなたの成長が伝わりにくいです。その経験でどのようなスキルを身につけ、入社後に学びをどう活かしていくかを伝えられれば、採用担当者から高評価が受けられるでしょう。
過去のエピソードとともに、未来のビジョンについてもアピールするのがコツです。
関連記事:ガクチカの締め方2パターン|10テーマの例文で書き方をマスター
3. 就活で評価されるガクチカの条件
社会経験の少ない学生の選考では、スキル・経験で差が出ることが少ないため、人となりを合否の基準とする企業が多い傾向にあります。ここでは、企業から評価されやすいガクチカの条件を見ていきましょう。
企業が知りたいポイントを押さえた内容になっている
評価されるガクチカの条件として、企業が知りたいポイントが含まれていることが挙げられるでしょう。企業はガクチカを通じて、下記のような事柄を知りたいと考えています。
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・モチベーションがどこから来るか
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・どのような価値観を持っているか
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・どのような目的を持って行動するか
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・物事にどのように取り組むか
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・入社後に成長する可能性があるか
上記が含まれるかを意識しながら出来上がったガクチカをチェックするのが、高評価を得るコツです。
描写が具体的かつ分かりやすい
内容が具体的、かつ分かりやすく説明されているガクチカも高評価が得られます。具体的で丁寧に描写されたガクチカからは、学生がどれくらい難しいことに挑戦したかが判断しやすいためです。
下記は、チェーン店でのアルバイト経験の例です。
| 抽象的で分かりにくい描写 | お客様が大勢見えて多忙な中でも、一人ひとりの声に寄り添うよう心がけました。 |
| 具体的で分かりやすい描写 | 1日平均300人のお客様が来店する多忙な状況でも、一人ひとりのご要望に可能な限り添えるよう努めました。 たとえば、1人のお客様から要望・質問をいただいたら、全スタッフに共有して対策を立て、ほかのお客様にも対応できるようにしました。 |
求める人物像にマッチしていることが伝わる
企業はガクチカからあなたの人となりを判断することで、求める人物像にマッチしているかをチェックします。
求める人物像とは、その企業の最前線で活躍している社員や、成果を残している社員の特徴をまとめたリストのことです。求める人物像にマッチする要素が多いほど、活躍しやすい学生とみなされます。
自分の中で「最も強い」と感じるエピソードが、必ずしも企業に評価されるとは限りません。入念に企業研究をして、志望企業がどのような人材を求めているか把握するようにしましょう。
取り組んだ成果よりプロセスが伝わる
就活では、結果より、成果を得るまでのプロセスを重視したガクチカが評価されます。
| 評価を得にくい内容 | 学生時代に簿記1級の資格を取得しました。 ※結果をアピールする |
| 評価されやすい内容 | 2度の不合格を経て勉強方法を見直し、先輩からのアドバイスを受けながら、3回目の受験で簿記1級の資格を取得しました。 ※プロセスに焦点を当てる |
企業は、採用時点でのスキルをそれほど重視しないのが一般的です。それよりも、自社研修でしっかりと学び、現場で活躍し続け、長期的に売上に貢献してくれそうな学生が欲しいと考える傾向にあります。そのため、ガクチカではプロセスの部分を丁寧に書くようにしましょう。
入社後に活かせる学びを得たことが伝わる
ガクチカのエピソードを通じて、企業は入社後に活かせる学びを得たかをチェックします。
ここで言う学びとは、主に協調性や計画力、課題解決力といったソフトスキルのことです。学生時代にソフトスキルを身につけた学生は、社会に出てからも学んだことを応用し、困難に負けずに仕事に取り組めると判断されます。
たとえば、サークル活動で「メンバー同士の協調性を大事にすることでより高いパフォーマンスを発揮できる」という学びを得た学生がいたとします。そのような学生なら、入社後もチームパフォーマンスの最大化のために、協調性を持って働きそうだと企業は予想するでしょう。
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4. 「特別なガクチカが本当にない…」という人の対処法
ガクチカの作り方は分かったものの、肝心のエピソードが思い浮かばずに悩む学生は少なくありません。ここでは、特別な経験がなくて困っている方の対処法を紹介します。
「ガクチカはインパクトが大事」という認識を捨てる
「ガクチカを作るには人とは違うすごい経験が必要なのでは?」という認識は捨てましょう。全国大会で優勝したり、世の中を変える発明をしたりしなくても、魅力的なガクチカは作れます。
企業が見たいのは特別な経験ではなく、学生がどのような行動をとり、どのように成長したかです。プロセスの部分で魅力をアピールできれば、平凡なテーマであっても構いません。
関連記事:「ガクチカが本当にない」と感じた時に絞り出す方法を解説!よくある勘違いと今から作るコツも
成功体験だけではなくネガティブな経験も掘り下げる
ガクチカのアピール材料となるのは、成功体験だけに限りません。失敗した経験でも、改善のためにどのように工夫したかを丁寧に説明すれば、採用担当者に好印象を与えられます。
| 失敗体験 | 接客のアルバイトでお客様の注文を忘れるミスを起こしてしまった。 |
| プロセス | 二度とこのような失敗を起こさないよう、注文のメモの取り方や伝票の配置を工夫し、ミスが発生しにくくなる仕組みを整えた。 |
関連記事:失敗談が軸のガクチカで差をつけるコツ!エピソードの作り方を例文で解説
他人からの評価や分析を参考にする
ガクチカが思い浮かばないときは、家族や友人、先輩など他人からの評価・分析を参考にするのも手です。
「学生時代の私はどんな人物だった?」「私にまつわる印象的なエピソードはある?」などと質問しながら、客観的な意見を聞いてみましょう。人の意見に耳を傾けることで、忘れていたエピソードを思い出せたり、自分では思いもしなかった評価が聞けたりします。
学年に応じた方法で今からガクチカを用意する
ガクチカのエピソードを今から作る選択肢もあります。学年別に取り組みやすい事柄を表にまとめたので、できそうなことを探してみてください。
| 学年 | 今からガクチカを作る方法 |
| 1年生 | ・半年~1年以上の長期インターンで実務経験を積む ・志望する業界や職種と関係がある資格を取得する ・プログラミングなど高い需要が見込めるスキルを身につける ・自己裁量権が大きいアルバイトをする ・サークルや委員会、ボランティアなどを始める ・留学する |
| 2年生 | ・志望する業界や職種と関係があるアルバイトをする ・志望する業界や職種と関係がある資格を取得する ・3ヶ月以上の長期インターンに参加する ・サークルや委員会、ボランティアなどを始める ・趣味で目標を設定して達成を目指す |
| 3年生 | ・他人とは違う、自分ならではの工夫や行動原理を見つけ、理由を深堀りする ・作品制作や動画コンテンツのフォロワー数アップなど、短期集中で成果を出せることに取り組む |
| 4年生 | ・新しいエピソードを作るよりは、これまでの経験や成果を整理することに集中する ・自分の長所が発揮できたエピソードをピックアップし、それが志望する業界や企業にどのように役立つかを考える |
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5. ガクチカの作り方の注意点
ガクチカに限らず、就活のマナーやルールから外れると、選考で不利になるおそれがあります。そうした事態を防ぐために、ガクチカ作成時は下記の注意点を守るようにしてください。
事実と異なるエピソードを使わない
事実とは異なるエピソードを使うのはNGです。創作のエピソードを書いたり、事実を誇張して伝えたりすると、嘘がバレたときに信頼関係を失う結果になります。入社前に嘘が発覚した場合、内定取り消しになるリスクもあるでしょう。
たとえ内定が得られても、入社後にミスマッチを感じるおそれがあり、早期退職につながりかねません。就活のやり直しを避けるためにも、事実に基づくガクチカを作りましょう。
関連記事:ガクチカで嘘を書くとどうなる?創作が必ずバレる理由と書き方に迷った時の対処法
高校以前のエピソードは避ける
ガクチカを作る際は、できるだけ大学時代・大学院時代のエピソードを選ぶようにしてください。高校時代のエピソードばかりでは、大学時代に何もしてこなかったとみなされることがあるためです。高校時代と大学時代では価値観が変わっているケースもあるので、採用担当者にとっては印象に残りにくい情報となってしまいます。
ネガティブに見られがちな趣味のエピソードは避ける
下記のようなネガティブな印象につながりやすい趣味も、ガクチカのテーマとしてはふさわしくないと考えられます。
| 趣味 | ネガティブな印象につながりやすい理由 |
| ギャンブル | ギャンブルは失敗すると多額の損失が出ることもあり、金銭感覚が欠如しているとみなされるため。 |
| 嗜好品 (酒・タバコ) |
自己管理力が欠如しているとみなされるため(お酒→飲みすぎで問題行動を起こしそう/タバコ→健康リスクが高そうといったイメージを持たれやすい)。 |
関連記事:趣味もガクチカになる?書き方・例文と好印象な活動・NG活動も解説
思考だけで完結するテーマは避ける
行動を伴わない、頭の中の思考だけで完結するテーマも高評価を得にくいと考えられます。「自分探し」「将来の見つめ直し」といった抽象的な取り組みが、思考だけで完結するテーマの例です。
自分を見つめ直すのも大切ですが、企業が就活生に求めるのは思考ではなく、実際の行動です。「何を考えたか」ではなく、「何を考えてどう行動したか」「その結果どれくらい成長したか」に焦点を当てるようにしましょう。
自分の評価を上げるために他人を下げるのは避ける
自分の実績のアピールのために他人を下げるのは避けましょう。採用担当者によっては、否定的な言い方や人を貶める言葉に不快感を抱くおそれがあるためです。下記のような表現をしていないか、ガクチカを見直しましょう。
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・他メンバーは全員できなかったが、私だけはできた
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・〇〇さんはやらなかったが、私は工夫した
チームや特定の人を引き合いに出さず、あくまでも自分の行動に焦点を当てるようにします。なお、「100人中2位」のように、自分が全体のどの位置にいたかを客観的に示す分には問題ありません。
ガクチカと自己PRの内容を区別する
ガクチカを作る際は、自己PRとの違いを把握する必要があります。ガクチカは経験やエピソードがメインなのに対し、自己PRは自分の強みを伝えるためのものです。
使用するエピソード自体は、ガクチカ・自己PRともに同じもので構いません。同じエピソードを使う場合、ガクチカでは「行動と工夫」、自己PRでは「資質と能力」に焦点を当てて書き分けます。
読み手に合わせて専門用語を使用する
ガクチカを書く際は、読み手に合わせて専門用語を使うようにします。難しい専門用語を多用したり、専門用語をすべて省いたりするのは避けてください。
学生時代にプログラミング言語のJavaを学んだことをアピールする場合、非IT企業に応募するなら「プログラミング言語を学習してきました。」でも構いません。IT企業に対しては、「独学でJavaを学習してきました。」と書く方が伝わりやすく、シンプルに表現できます。
採用担当者が内容をすぐに理解できるか想像し、専門用語の使い方に配慮しましょう。
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6. ガクチカを作る際に参考になる例文
最後に、学業や課外活動といったテーマごとにガクチカの例文を紹介します。興味があるテーマの例文を参照し、自分の経験を当てはめてガクチカを作ってみてください。なお、例文はいずれも300~400字で作成しました。
学業
私は、大学の単位を効率的に取得することに力を入れました。大学生のうちにボランティアや短期留学など、幅広い経験を積みたいと思ったからです。
履修登録では、優先度の高い必修科目を中心に、1~2年生のうちに限度いっぱいの単位を取れるよう計画を立てました。その際は、シラバスをじっくりと読むだけでなく、友人とも情報交換をして効果的な履修方法を考えました。
早期に全単位を取得できるよう心がけたのは、授業がない時間帯に履修科目の予習・復習をし、学内だけで勉強を終えるようにすることです。単位取得率50%以下の難易度が高い授業でも、分からない所を授業中に質問するなどし、疑問を放置しないようにしました。
こうした工夫の結果、3年生からはゼミだけに集中でき、学業以外の経験を積む時間も十分に取れるようになりました。自分の強みとなった計画性を御社の仕事でも活かしていきたいです。
関連記事:就活で差がつく!学業で力を入れたことの伝え方ガイド|例文付き
課外活動
私が力を入れたのは、食品ロス削減を目的とした団体でのボランティア活動です。大学入学前、毎日大量の食品が廃棄されていることを新聞で知り、「自分にも何かできることはないか?」と強く思ったのがきっかけでした。
学生の自分にもできることとして私が取り組んだのは、学園祭で毎年発生している廃棄食品の対応です。ただ販売するだけでなく、未使用の食品を回収したり、寄付したりできないかを学園祭の主催者に提案。また、食品の管理方法を細かく言語化して資料にまとめ、出店者への共有に努めました。
地域のフードバンクとも連携した結果、回収量は前年より2倍増加。来年以降の学園祭でも同様の食品ロス対策を実施していくことが決まりました。この経験で身につけた、周囲と協力しながら課題に対応していく力は、御社の業務でも活かせると考えています。
インターン
学生時代に特に力を入れたのは、1年間の長期インターンシップです。営業に関心があったため、BtoBサービスを扱うIT企業に受け入れていただき、新規顧客獲得の業務を担当しました。
当初はなかなか受注につながらず、チームの売上は月間目標の40%ほど。問題解決のため、私はまずターゲットとなる企業が抱える課題や業界全体の動向を調べ、得られた客観的なデータをもとにサービスを提案するようにしました。チームメンバーにも成功事例を共有し、効果的な営業手法を全員で実行できるようにしました。
こうした試みの結果、チームでの月間売上目標100%を達成。長期インターンシップを通じて、課題解決力や分析力などを養うことができました。御社の業務でもそうしたスキルを活かし、売上アップに寄与できればと考えています。
関連記事:【例文13選】ガクチカの長期インターン経験を伝えるテクニック!書き方を知って効果的にアピール
アルバイト
私は学生時代に、学習塾の数学講師のアルバイトに注力しました。志望校の受験という、生徒にとって重要な節目をサポートする役目に大きなやりがいを感じたからです。
とはいえ、生徒の性格や学力はそれぞれ異なります。担当している生徒4人を志望校合格へと導くのは決して簡単なことではなく、責任が重い仕事でした。
私は授業以外の場面でも生徒一人ひとりに声をかけ、勉強で困っていることがないか、さりげなく聞くようにしました。つまづきがあれば、公式の成り立ちから詳しく解説したり、放物線を日常の動作にたとえて説明したりなどして、早い段階で解消するようにしました。
こうした工夫の結果、無事に全員が志望校に合格。塾講師のアルバイト経験で身につけた仕事に対する責任感、顧客視点に立つ考え方を活かし、御社でも誠実に業務に取り組みたいと思っています。
関連記事:ガクチカでアルバイト経験をアピールするコツ!印象的な回答を書くためには?
留学
私は、アメリカの語学学校でのディスカッションに力を入れました。大学在学中に、英語で流暢にコミュニケーションをとれるようになりたかったからです。
初回は英語力が足りず、ほかの学生の主張を聞いて理解するので精一杯。このままでは成果がないまま帰国することになると思い、「自分の意見をよどみなく言えるようになる」という目標を立てました。
事前に先生からディスカッションのテーマを聞き、予習を心がけました。テーマに関する本を図書館で読んだり、自分の主張と主張の根拠をメモにまとめておくなどです。緊張して上手く言葉が出てこない日もありましたが、回を重ねるごとにスムーズに話せるようになりました。
最終的には先生から「事前調査がしっかりなされていて、発言の筋も通っている」との評価もいただけるようになりました。留学先で身につけた英語力と入念な準備力は、御社の業務でも活かせるものだと考えています。
関連記事:ガクチカで留学経験を効果的に伝えるコツ!アピールできる強みとNG例を解説
資格
私は、「基本情報技術者試験」の合格に向けた勉強に力を入れました。高校時代からIT業界に関心があり、社会人になる前に独学でITの基礎知識を身につけておきたいと思ったからです。
最初は参考書をメインに用い、基本的な用語や技術的仕組みの理解を深めるようにしました。慣れてきたら、過去問を使って出題パターンを叩き込みました。理解に時間がかかったアルゴリズムに関しては、実際に手を動かしてコードを書くことで知識の定着を図りました。
結果として1回で合格でき、IT知識を体系的に身につけることができました。合格に向けた勉強を通じて、実務で役立つ実践的なスキルに加え、継続的に学ぶ力を養うことにつながったと思います。御社でも資格で得た知識を活かしつつ、常に最新技術にアンテナを張って業務に取り入れていければと考えています。
関連記事:ガクチカに資格取得はアリ?魅力的に伝えるコツと例文集
趣味
私は、学生時代に趣味の写真撮影に熱中しました。一眼レフを買ったのをきっかけに、より豊かな表現力を身につけたいと思い、フォトコンテストに積極的に応募するようになりました。
とはいえ、応募しようと思い始めたころは一眼レフの操作に慣れず、ピントがずれるなど失敗続きです。撮影スキルを高めるべく、基本的な構図を学ぶとともに、光の使い方を意識しながら毎日練習をしました。また、自作の写真をアップするSNSアカウントを作成し、フォロワーから寄せられる感想や意見も参考にしてスキルアップするよう心がけました。
そうして作品の質を少しずつ高めていった結果、複数のフォトコンテストで入賞することができました。写真撮影で磨いたクリエイティビティや地道に改善を繰り返す向上心を活かし、御社のお役に立ちたいと考えています。
対人関係
私は、授業で行うプロジェクトのリーダーとして、メンバーとの信頼関係を構築することに注力しました。個々の性格や意見の違いから連携不足になり、プロジェクトの進捗が遅れがちだったからです。
この状況を改善すべく、私はメンバーと個別に話す機会を設けました。その際心がけたのは、相手の話を途中で遮ったり否定したりせず、最後までじっくりと聴くことです。
傾聴することで、相手も徐々に私を信頼して本音を話してくれるように。それに伴い、「全体ミーティングでは積極的に情報共有し、全員の状況を把握した上で自分の役割に取り組んでほしい」という私の要望にも耳を傾けてくれるようになりました。
信頼関係ができたことで進行がスムーズになり、無事プロジェクトの成功にこぎつけました。一人ひとりと丁寧に対話し、チームワークに不可欠な信頼関係を構築するスキルは、御社の業務でも大きな強みになると考えています。
日常生活
私は大学に入学して以来、自炊を通じた生活習慣の改善に力を入れてきました。入学を機に一人暮らしを始めた当初、食事が偏ったり、外食頼みになったりして体調を崩しやすくなったのが理由です。
私がまず行ったのは、専用アプリで摂取栄養素を可視化することです。普段の食生活で摂取している栄養素の傾向を把握した上で、不足しがちだったタンパク質とビタミンを重点的に補うメニューを考えました。毎日の食事はノートに記録して定期的に見直し、さらに改善できることがないかチェックするようにしました。
こうした日々の工夫により、半年後には体調が安定し、風邪もひきにくくなりました。1年後には以前より集中力が高まり、学業や課外活動に全力で取り組めるようになったのも大きな収穫です。自己管理力を活かし、御社の業務でも高いパフォーマンスを発揮していければと思います。
関連記事:学生時代に力を入れたことがない人は私生活のアピールも有効!企業に評価される回答の作り方
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7. まとめ
自己分析や企業研究をし、アピールするテーマを絞ってからエピソードを選んでいく…というのがガクチカの基本的な作り方です。効果的な文章構成に沿って回答をまとめれば、採用担当者から高く評価されるガクチカが完成します。
ガクチカでアピールできるエピソードが見つからない場合は、成功ではなく失敗の経験を振り返ってみたり、他人の意見を参考にしたりするのがおすすめです。エピソードには嘘や創作を混ぜず、読み手に合わせて専門用語を使うことを意識しましょう。
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ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
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