ガクチカでサークル活動はアピールすべき?アピールするメリットや伝え方について解説

ガクチカでサークル活動はアピールすべき?アピールするメリットや伝え方について解説
「ガクチカでサークル活動についてアピールしてもいい?」「どのようにアピールすればいいの?」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。 結論から言いますと、ガクチカでサークル活動についてはどんどんアピールしていくべきです。 ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」という意味です。ガクチカのテーマとして、サークル活動は人気のエピソードの一つです。 サークル活動はチームで取り組むシーンが多いため、組織での学びをアピールしやすいほか、役職に就いた経験があればリーダーシップ・マネジメント力をアピールすることにも役立ちます。 本記事ではガクチカでサークル活動について話すメリットや、上手にアピールする方法についてまで詳しく解説していきます。

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1.企業がガクチカのサークル活動で評価するポイント

採用担当者に評価されやすい学地価を作るためには、まず企業がガクチカでどんなことを知りたいのかを押さえておくことが大切です。企業の意図を汲み取りながら、採用担当者の知りたいことについてわかりやすく伝えることにより、華やかな実績がなくても高評価を得ることが可能です。ここでは以下の3つの評価基準について詳しくご紹介します。

それぞれ順番に解説していきましょう。

自社が求める人物像とのマッチ度

企業は学生のガクチカを通じて、自社が求める人物像とのマッチ度を確認したいと考えています。求める人物像とは、企業がHPや求人サイトなどで発信している、「このような人材が欲しい」と直接的に伝えているメッセージのことです。企業が求める人物像を決める時には、自社で最も活躍している社員に共通する特徴を参考にしています。つまり、求める人物像の条件に当てはまる数が多いほど、自社で活躍しやすい学生と判断されるのです。

そのためガクチカでサークル活動をアピールする時にも、企業の求める人物像に沿った強みや学びをアピールできているか、しっかりと確認する必要があります。事前に企業研究を十分に済ませておき、求める人物像がすぐに浮かんでくるようにしましょう。

困難や課題へ向き合う姿勢

ガクチカでは華やかな実績や輝かしい成果が評価されるわけではなく、困難や課題に対してどのように向き合っているかが評価の対象になります。なぜなら、社会人になると課題や困難に直面する機会が格段に多くなり、それらを乗り越えられなければ企業の利益に貢献できないと考えるからです。一方で、学生時代に直面した壁を、工夫と努力で乗り切った経験をアピールできれば、どんな企業からも高く評価してもらえます。

ガクチカを書く時に、取り上げるエピソードのインパクトを重視して作成する学生は多いですが、それでは好印象にはつながりにくいのが現実です。企業はガクチカを通じて、物事に向き合う姿勢を評価していることを念頭に置きながら、プロセス重視の書き方を心がけましょう。

自分の経験をわかりやすく伝える力

ガクチカの回答を通じて、企業は自分の経験をわかりやすく伝えるスキルを見ていることもあります。いわゆる文章力、コミュニケーション能力が評価の対象で、わかりやすい表現で伝えられる学生ほど、基礎的なビジネススキルが身についていると判断されます。企業で働く時には、上司とのやりとりや取引先での営業など、文章や会話で自分の意見を伝える機会が増えます。その中で自分の経験をわかりやすく伝える力がないと、円滑なコミュニケーションが取れずに企業の生産性を低下させてしまうのではないかと思われてしまいます。

わかりやすく伝える能力は、語彙力や提案力、論理的思考力などと呼ばれるスキルでもありますので、就活対策としてこれらのスキルについて改めて学んでみるのもおすすめです。

関連記事:【テーマ別】ガクチカ例文10選!選ぶエピソードごとのメリット・デメリットも解説

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2.ガクチカでサークル活動をアピールするメリット

ガクチカで人気のテーマといえば、サークル活動以外にも学業・アルバイト・部活動などが挙げられます。こうしたテーマではなく、あえてサークル活動を選択することのメリットには、以下の3つが考えられます。

あなたがガクチカで伝えたいアピールポイントと合致しているかどうかを確認しながら、サークル活動をアピールするメリットを確認してみてください。

組織での学びをアピールしやすい

サークル活動はガクチカのテーマの中でも、サークルという組織の中での立ち回り方をアピールできることが大きなメリットです。組織の中でどのような役職に就き、どのような視点を持って組織内で活動していたのかを伝えることにより、採用担当者は企業という組織に入社した後の働き方についてもイメージしやすくなります。たとえば、サークル活動では一歩引いた視点からメンバーを俯瞰して見ることができた学生は、企業に入社しても同じような視点でチームを支えてくれると判断します。

一方で、学業では個人作業が中心になるため組織での学びをアピールすることは難しく、アルバイト経験も人数が少ない店舗で働いた経験ではチームでの学びをアピールしにくくなります。部署やチームの規模が大きな大企業に提出するエントリーシートでは、サークル活動のような組織に所属した経験を積極的にアピールするのがおすすめです。

協調性やリーダーシップをアピールしやすい

サークル活動は周りのメンバーと協力しながらイベントを企画・遂行したり、練習に取り組んだりする機会が豊富なため、協調性やチームワークといった強みをアピールしやすいこともメリットです。応募する企業がチームワークを重視する社風であれば、サークル活動を扱うことで高く評価されるガクチカを作ることができます。また、サークルの代表や副代表といった役職に就いた経験がある方は、サークル活動でのエピソードを紹介しながらリーダシップをアピールすることも可能です。

なお、協調性やリーダーシップといったスキルをアピールすることも大切ですが、ガクチカはあくまでもプロセスが重視される質問であることに注意しましょう。リーダーシップを発揮していかに大きな成果を出したかではなく、リーダーシップを身につけるまでにどのような困難があり、それを乗り越えるためにどのように努力したかをアピールするのが効果的です。

行動動機や興味・関心をアピールしやすい

誰かに強制されるわけではなく、自主的に選んで参加するサークル活動は、自分がどのような基準で行動を起こし、何に興味がある人物なのかを伝えられるメリットがあります。たとえば、良好な人間関係を決め手として参加するサークルを決めたのであれば、企業選びの時にも職場の人間関係を重視している学生と判断されます。文化系に興味があるのか、スポーツ系に興味があるのかといった志向性も、ガクチカを通じて読み取ることが可能です。

このようにサークル活動からわかる行動動機や興味・関心が応募企業とマッチするものであれば、採用担当者にも好印象を抱いてもらえます。学生側にとっても、自分のモチベーションや興味・関心を活かして働ける企業とマッチングできるので、積極的にアピールしていくと良いでしょう。

関連記事:ガクチカの作り方・考え方を5ステップで解説!思い浮かばない時の対策も紹介

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3.ガクチカでサークル活動について伝える時のフレームワーク

サークル活動をアピールするガクチカでは、全体の流れとして以下の5つのステップで回答するのがポイントです。これらの順番で具体的なエピソードを伝えることにより、採用担当者の印象に残るガクチカを作ることができます。

それぞれのポイントでどのようにガクチカを書けば良いのかをご紹介します。

結論

ガクチカの最初では、質問に対する回答となる結論を伝えましょう。「あなたが学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」と聞かれたのであれば、「私が学生時代に最も力を入れたのは、サークル活動です。」と答えるイメージです。

当たり前ことのように思えるかもしれませんが、エントリーシートを書き始める学生の中には、いきなりエピソードから入ったり、関係のない話題から入ったりするケースが非常に多いです。自分の伝えたいように書くのではなく、冒頭は質問に対する答えを簡潔に伝えるようにしましょう。

動機・根拠

次に、ガクチカのテーマとして選んだ活動について、なぜその活動を選んだのかを説明しましょう。たとえば軽音楽サークルで活動してきた方なら、なぜ軽音楽を選んだのかを深掘りしてみるなど。ガクチカに取り組んだことの明確な根拠や理由があると、説得力が高まり、採用担当者の記憶に残る回答を作ることができます。動機や根拠では、誰かに言われたからという受身的な理由よりも、自ら選んで選択したという主体的な理由の方が好印象です。

目標・課題

続いて、ガクチカに取り組む中で直面した、目標や課題についても取り上げましょう。サークル活動においてどのような目標を掲げたのか、どんな困難に直面したのかを具体的に伝えることで、ガクチカの説得力を高めることができます。より高い目標を掲げてサークル活動に取り組んだエピソードを紹介できると、仕事でも大きな困難を乗り越えられる人物と評価してもらうことができるでしょう。

取り組み・結果

直前で説明した目標・課題に対して、あなた自身がどのように取り組んできたのかをアピールします。この部分は企業が最も注目しているポイントであり、選考での評価にも直結する要素です。サークル活動を通じた目標への具体的な取り組みや、課題に向き合い続けた結果について、詳しいプロセスや考え方とともにアピールすると良いでしょう。最終的な成功体験へと結びつけても良いですが、努力したにも関わらず失敗した経験を伝え、さらに改善のための対策を行ってきたことをアピールするのも効果的です。

学び

最後に、ガクチカを通じて得られた学びを伝えましょう。サークル活動に参加して、目標や課題に向き合いながら壁を乗り越えた結果、どのように成長できたのかを伝えるのがポイントです。ガクチカの前後でより大きく成長できたエピソードの方が、採用担当者に好印象を与えやすくなります。また、ガクチカを経て学んだことが、入社後の企業でも活かせる学びであれば、なお良いでしょう。

たとえばサークル活動を通じて学んだ、継続することの大切さを活かして、企業でも一つの業務に粘り強く取り組みたいというビジョンをアピールする流れが考えられます。企業研究で確認した入社後の業務や企業の価値観を踏まえながら、学びの活かし方についても伝えてみましょう。

関連記事:ガクチカのエピソードは何を選ぶ?おすすめテーマと書き方のコツを例文とともに解説

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4.ガクチカでサークル活動について伝える際の例文

ここではガクチカでサークル活動について伝える際の具体的な例文を紹介します。

文科系サークル

【例文】
「私は学生時代、演劇サークルの活動に力を入れました。
1年次は舞台の裏方として公演の基盤を支え、2年次からは演者として舞台に立ちました。1公演の準備には約半年かかり、企画・練習・小道具や衣装の制作など、仲間と協力しながら一つの舞台を作り上げました。
特に、演者として活動を始めた当初は「自分の気持ちを相手に伝える難しさ」に直面しました。しかし、試行錯誤を重ねるうちに、自分の個性を活かした表現を意識できるようになり、多くの人を惹きつける演技ができるようになりました。また、裏方の経験からは、見えない部分の準備が舞台の成功に直結することを学び、チームでの支え合いの大切さを実感しました。
この経験から、私は仕事においても周囲と協力しながら物事に取り組む姿勢を大切にし、営業職では培った表現力を活かして顧客の心を掴み、会社に貢献していきたいと考えています」

スポーツサークル

【例文】
「私は学生時代、テニスサークルの活動に力を入れました。
当初のサークルは練習よりも飲み会が中心であり、真剣にテニスに取り組みたいと考えていた私は、活動のあり方に疑問を感じていました。そこで、当時の幹部に現状への不満を伝えるだけでなく、具体的な改善策を提案しました。
例えば、飲み会は練習後に開催し、練習に参加した人は参加していない人よりも飲み代を安くするシステムを導入しました。
その結果、練習の参加率が向上し、継続的な練習によってサークル全体の実力も向上し、最終的には県大会に出場するまでに成長しました。

この経験から、私は単に課題を指摘するだけでなく、解決策を提案し、実行に移すことの重要性を学びました。貴社のコンサルティング業務においても、課題の本質を捉え、改善策の立案から実行まで一貫して取り組むことで、クライアントの成長に貢献したいと考えています。」

学園祭実行委員会

【例文】
「私は学生時代、学園祭実行委員としてステージ企画の運営に力を入れました。特に、出演団体向けの出演規則の策定に携わり、企画の立案・改善を経験しました。
当初、ステージ出演団体には「グループの最高人数は15人以内」というルールがありました。しかし、より多くの団体が充実したパフォーマンスを行える環境を整えたいと考え、最高人数を20人に増やす提案をしました。
具体的には、観客席を後方に移動させることでステージ前にスペースを確保し、大人数でも動きやすい環境を整えました。
その結果、ダンスサークルからは「より多くのメンバーが出演できるようになった」、演劇サークルからは「演出の幅が広がった」といった高評価をいただきました。
この経験から、現場の声を反映させることで、より良い環境を実現できることを学びました。入社後も顧客のニーズを的確に捉え、最適な提案を行うことで貴社の成長に貢献していきたいと考えています。」

役職あり

【例文】
「私は学生時代、100人規模の野球サークルで部長を務め、メンバーの結束力を高めることに尽力しました。
私たちのサークルは県大会出場を目標としていましたが、大人数ゆえに組織のまとまりがなく、一体感に欠けている状況でした。そこで、部長として「メンバー全員が活躍できる環境づくり」を最優先に考え、チームの連帯感を高めるための施策を実施しました。
具体的には、練習の合間に積極的にメンバーとコミュニケーションをとり、定期的なイベントを企画。また、それぞれの課題に向き合うために柔軟な練習スケジュールを設計し、個別のフィードバックを行いました。その結果、チームの結束力が向上し、県大会への出場という目標を達成することができました。

この経験を通じて、組織をまとめるためには、一人ひとりと向き合いながら信頼関係を築くことが重要であると学びました。貴社においても、チームをまとめ上げ、信頼されるリーダーとして成果に貢献していきたいと考えています。」

役職なし

【例文】
「私は学生時代、軽音部の活動に力を入れ、本当のリーダーシップとは何かを学びました。私が所属していた軽音部は、特に大会実績があるわけではなく、純粋に音楽や楽器が好きなメンバーが集まる場でした。しかし、「せっかく集まったのだから、このメンバーで学園祭のステージに立ちたい」と考え、サークル長やメンバーに提案しました。
しかし、当初はメンバーの温度差が大きく、目標に共感してもらえず、次第に部室に顔を出すメンバーも減ってしまいました。そこで、私は一人ひとりと話し合う時間を設け、それぞれが軽音部に求めるものと、学園祭出場という目標を結びつけることに注力しました。
その結果、少しずつ賛同者が増え、バンドの軸となるボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードのメンバーを集めることができました。
最終的には学園祭のステージオーディションに合格し、当日はOBの先輩方も応援に駆けつけるほど盛り上がる公演となりました。
この経験を通じて、リーダーシップとは単に周囲を引っ張ることではなく、一人ひとりと向き合い、信頼関係を築くことが重要であると学びました。貴社においても、個々の考えや価値観を尊重しながら、チームの目標達成に向けて尽力していきたいと考えています。」

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5.役職なしでもガクチカのサークル活動を印象的に伝えるコツ

サークル活動がテーマのガクチカは、多くの学生がエントリーシートに書く内容でもあるため、なんとなく書いてしまった回答ではライバルのガクチカよりも目立ちにくくなってしまいます。自分が書いたガクチカを採用担当者に興味を持って読んでもらい、選考を通過するためには、以下のような伝え方のコツを押さえておくのが効果的です。

それぞれのコツについて詳しくご紹介します。

サークル活動の事実ではなくプロセスを重視する

ガクチカでサークル活動について書く時にありがちなのが、事実を並べるだけになってしまったガクチカです。たとえば、「私はテニスサークルに所属しました。テニスサークルの人数は約50名で、男女比は半々でした。地区の大会にも出場した実績があり、私はレギュラーとして活躍してきました。」などの書き方が挙げられます。

このようなガクチカは、確かに具体的でサークルの状況がよく伝わってきますが、あなたの人柄や価値観がまったく伝わってこない文章となっています。採用担当者にとって興味があるのは、あなたがどんなサークルに所属していたのかではなく、サークル活動を通じた物事への取り組み方や、学びの活かし方を知ることにあります。

そのためエントリーシートを書く時にも、単なる事実の羅列にならないよう、プロセス重視の書き方を心がけてください。

応募企業で活かせる強みをアピールする

ガクチカでサークル活動についてアピールする時には、応募企業で活かせる強みやスキルを盛り込むのも効果的です。たとえばIT企業に応募するなら、プログラミングサークルに所属してスキルを磨いてきたことをアピールするのがおすすめです。

専門スキル以外にも、幹部候補となる総合職を募集している企業ではリーダーシップや上昇志向をアピールする方法が挙げられます。営業職に応募する時には、サークル活動の中で協調性やチームワークについての学びを得たエピソードを伝えると良いでしょう。

このように自己PRの要素も絡めてガクチカを伝えることにより、より詳しく話を聞きたい学生という印象を与えることができます。

アピールするエピソードは一つに絞る

ガクチカを書く時に取り上げるエピソードは、できるだけ一つの出来事だけに絞ることをおすすめします。たくさんの出来事を伝えたいからと、複数のエピソードについて盛り込もうとすると、結局何が言いたいのか伝わりにくいガクチカになってしまうからです。特に文字数制限があるエントリーシートでは、多くのエピソードを盛り込むのは選考で不利になる原因となってしまいます。

サークル活動について伝えたいエピソードが複数ある場合には、ガクチカですべてを伝えるのではなく、自己PRや志望動機のエピソードとして使うのがおすすめです。伝えるエピソードをシンプルに絞り、具体的な状況や努力した内容について詳しく描写してみましょう。

関連記事:ガクチカの書き方・探し方を徹底解説!ESで選考を有利に進める5つのステップ

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6.ガクチカでサークル活動を伝える時に気をつけたい注意点

最後に、ガクチカでサークル活動についてアピールする時に押さえておきたい注意点について、以下の3つをご紹介します。
 

  • ・エピソードに嘘や誇張を混ぜない

    ・ハードルの低いガクチカは避ける

    ・辞めたサークルを伝える時には理由も伝える


ガクチカの回答を書き上げた後にセルフチェックするポイントとして活用してみてください。

エピソードに嘘や誇張を混ぜない

ガクチカに限らず就活においては、嘘や誇張を混ぜたエピソードを伝えることは避けるようにしてください。たとえば、実際には役職がなかったにも関わらず、副代表としてサークルに関わっていたエピソードを創作するなど。こうした嘘のエピソードは、面接の深掘り質問でバレてしまいやすく、選考での評価を大きく落とす原因になります。本来のあなたとは異なる人物像をアピールして内定が取れたとしても、ミスマッチを感じてすぐに退職するリスクも高いため、自分を素直に伝えることを心がけてください。

ハードルの低いガクチカは避ける

ガクチカは選ぶテーマが自由で、乗り越えた課題や困難も自由に選んでアピールすることができます。そのためガクチカで好印象を持ってもらおうとする学生の中には、小さなハードルを乗り越えた経験をおおげさにアピールしてしまうケースがあります。たとえば、「大会に負けてしまった経験を糧に、より一層日々の練習に取り組みました。」のような表現が挙げられます。

どれだけ課題を乗り越えた経験をアピールしたとしても、その課題が非常に低いハードルだった場合には、採用担当者の印象には残りづらくなります。できるだけ難易度の高い目標を設定し、成功・失敗に関わらず達成に向けて努力したプロセスを伝えてみましょう。

辞めたサークルを伝える時には理由も伝える

すでに辞めたサークルでの活動をガクチカで伝える時には、「なぜ辞めたのか」「その後はどんなことに力を入れているのか」などの深掘り質問にも対策しておく必要があります。辞めたサークルでのエピソードであっても、あなた自身にとって努力した経験をアピールできるなら、ガクチカのテーマとして扱って問題ありません。しかし、面接では辞めた理由について聞かれる可能性が非常に高いため、エントリーシートでも辞めた理由について説得力ある回答をまとめておくと良いでしょう。

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7.まとめ

ガクチカのエピソードとしてサークル活動を取り上げることは、組織での学びをアピールしやすく、協調性やリーダーシップなどの強みを伝えやすいため、ガクチカの内容に困っている方におすすめです。企業はガクチカを通じて、求める人物像とのマッチ度や、課題・困難に向き合う姿勢についてチェックしているので、企業研究をもとに応募企業に合わせたガクチカを作成するのが大切です。

役職なしでもサークル活動のエピソードを印象的に伝えるためには、サークル活動の事実よりもプロセスに着目したり、応募企業で活かせるスキルについて取り上げたりするのがおすすめです。本記事で解説してきたガクチカ作成時の注意点も踏まえながら、あなたの魅力が伝わるガクチカを作成しましょう。

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