\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1.ロジカルシンキングとは論理的思考のこと
ロジカルシンキングとは、論理を組み立てて矛盾のない結論を出すための思考法です。日本語では主に「論理的思考」などと訳されます。「論理的思考力」のように、一種のスキルとしてとらえられるケースも少なくありません。
ロジカルシンキングはIT業界の専門用語ではなく、ビジネスで一般的に用いられる言葉です。ロジカルシンキングができないと自分の言葉に矛盾が生じ、どんなビジネスも上手く行かないでしょう。ビジネスで結果を出すためには、ロジカルシンキングが重要となります。
ロジカルシンキングの構成要素
「論理的思考」と言われても、あまりイメージが湧かない方も多いでしょう。ここでは、構成要素を順番に解説しながら、ロジカルシンキングを掘り下げていきます。
筋道の通った考え方
ロジカルシンキングは簡単に言えば、筋道の通った考え方です。つまり、「結論」に対して適切な「根拠」を紐付けることで、矛盾のない結論を出すことを可能にします。
1つの結論に対して根拠が複数あってもよく、根拠に対してまた別の根拠が紐付けられます。結論を頂点として多くの根拠を紐付けることで、ピラミッド構造を作ることが多いです。ロジカルシンキングでピラミッド構造を作る具体的な手法については、後ほど解説します。
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バイアスに左右されない考え方
ロジカルシンキングは、バイアスに左右されない考え方です。バイアスとは、これまでの経験や感性によって生まれる偏見や先入観を指します。バイアスにとらわれると、どんな人でも正しい結論を導き出せなくなることがあります。
バイアスの代表例は、ハロー効果です。ハロー効果とは、際立った特徴に引きずられて、他の部分が正しく評価できなくなる効果を意味します。たとえば、真面目そうな外見というだけで、「仕事もしっかりやるだろう」と決めつけてしまうケースがあります。外見の評価が高いために、仕事ぶりまで高く評価してしまうのです。
合理的
ロジカルシンキングの考え方は、合理的でなければなりません。合理的とは、無駄がなく理にかなっていることを指します。
たとえば、緊急の業務を差し置いて優先度の低い業務を先に行うのは無駄であり、合理的ではありません。ロジカルシンキングでは、こうした非合理的な要素を排除して無駄なく考えます。
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物事を分解して考える
ロジカルシンキングでは、複雑に絡み合った物事を分解して考えます。1つひとつのシンプルな要素に分けることで情報が整理され、正しく考えやすくなるのです。
ロジカルシンキングで問題の原因を調査したり、解決策を考えたりする時には「MECE」と呼ばれる手法が役立ちます。MECEについては、後ほど解説します。
因果関係の把握
ロジカルシンキングでは、因果関係を把握しながら考えることも大切です。因果関係とは、原因とそれによって起こる、結果の関係を指します。
つまり、ある結果を引き起こした原因がどこにあるかを正しく把握することで、物事の本質を見失うことがなくなるのです。ITエンジニアの仕事における問題解決では、特に欠かせない要素といえるでしょう。
正しい言葉や数値を使用できる
ロジカルシンキングでは、正しい言葉や数値を使って考えることも重要です。そうすることで定量的に物事を考えられるようになり、論理の正確性が高まります。
言葉の意味をはき違えて使うと、当然ながら組み立てた論理も正しくないものになります。また、数値を使わずあいまいに表現するのでは、結論に対して妥当な根拠を導けません。
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2.ロジカルシンキングが仕事で求められる場面
続いて、仕事上でロジカルシンキングが求められる場面を紹介します。エンジニアとして仕事をするだけでなく、そもそもビジネスパーソンの素養としてさまざまな場面でロジカルシンキングは求められるので、ぜひ参考にしてみてください。
仕様や設計を決める場面
システムを構築する際にはどんなプログラムを作るのかを定める「仕様書」や、プログラムの実現方法を具体化する「設計書」が必要です。この仕様書や設計書を作成する際に、ロジカルシンキングが求められます。
矛盾だらけの仕様や設計をプログラマーに渡しても、まともなプログラムは作れません。ロジカルシンキングは、こうしたドキュメントを正しく作成したり、そもそも論理的に作動するプログラムを作成するために必要になります。論理を組み立てることで筋の通った仕様や設計を作成でき、プログラムの品質も高まるのです。
クライアントに説得力を持って説明する場面
プログラムの仕様は、ITエンジニアの一存だけで決められるものではありません。クライアントの要望を仕様書に落とし込んだうえで、合意を得る必要があります。その過程でクライアントとの打ち合わせは欠かせず、仕様書の内容を説明したり、より良いアイデアを提案したりすることが求められます。
しかし、論理性に欠ける説明では説得力が低く、クライアントからの理解を得ることは難しいでしょう。クライアントへの説明にも、ロジカルシンキングが欠かせません。筋の通った説明により説得力が増すだけでなく、物事を整理しながらスムーズに説明でき、クライアントに理解されやすくなります。
問題設定・課題解決をおこなう場面
ビジネスは日々問題設定・課題解決の連続です。一つ成功したと思えば次の課題にぶち当たり、それをまた解決していく、という流れを経る中でより大きな成果を出すことが可能になります。その中で、さまざまな事象・出来事の中から論理的に課題箇所を見つけ、その課題に対する解決策を求められる場面でロジカルシンキングが必要になります。一つ一つ丁寧に論理的に解を紐解いていくことで、より早く高い成果を上げることが可能になります。
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3.ロジカルシンキングのメリットと限界
ロジカルシンキングのメリットと限界を紹介します。ロジカルシンキングはビジネス上で求められる反面、それだけに頼っても大きな成果を挙げられません。そのため、ここではロジカルシンキングの限界についても合わせて解説していきます。
ロジカルシンキングのメリット
ロジカルシンキングのメリットについて、詳しく解説します。
自分の考えが相手に伝わりやすくなる
ロジカルシンキングを身に付けると、自分の考えを相手に正しく伝えやすくなります。結果として、コミュニケーション能力の向上につながるでしょう。
頭の中で結論は出ていても、そこに至った根拠や経緯が整理されていないケースは少なくありません。ただ結論だけを相手に伝えても、当然ながら相手の理解は得られないでしょう。それどころか、論理性に欠けた矛盾のある考えを伝えると、相手に混乱を与えることにもなります。
その点、ロジカルシンキングでは筋道を立てて物事を考えるため、結論までの根拠や経緯が明確です。そのため、順を追って論理的な説明ができ、相手に伝わりやすくなるのです。また論理の破綻も防げるため、相手に不要な混乱を与えることも避けられます。
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原因を特定でき問題解決能力が向上する
前述のとおり、ロジカルシンキングでは物事を分解しつつ、因果関係も意識して考えます。そのため、問題の調査や解決策の検討がしやすくなり、問題解決能力が向上する点もメリットです。
ITエンジニアの仕事ではプログラムが想定通りに動かないなど、問題に直面することが日常的にあります。こうした状況で素早く問題を解決できれば、作業時間を短縮でき業務効率化につながります。また、開発チームをまとめる立場になった時にも、不測の事態に迅速な対応が行えるでしょう。
なお、ロジカルシンキングに役立つ「フレームワーク(ひな形)」を使うことで、より効率的な問題解決が可能となります。具体的なフレームワークについては、後ほど解説します。
無駄がなくなり生産性が向上する
ロジカルシンキングを身に付ければ、業務の無駄がなくなり生産性向上につながります。
チーム作業では考えをうまく伝えられないと、自分だけでなく相手の時間も奪うことになってしまいます。最悪の場合、間違った情報を相手に伝えて大きな後戻りになることもあるでしょう。その点、ロジカルシンキングによって相手に分かりやすく情報伝達できれば、意思疎通の無駄がなくなります。
また、合理的かどうかも考慮するロジカルシンキングでは、無駄な要素を把握することも可能です。結果として、優先度の低い作業に費やす時間を削減したり、遠回りなプロセスを改善したりできるでしょう。
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ロジカルシンキングの限界
ロジカルシンキングは有用な思考法ではありますが、一方で限界もあります。ロジカルシンキングはゴールまでの道筋を論理的に考えるための思考法ですが、そもそもゴールのない状態で物事を進めるときは、論理的に考えても課題が入り組みすぎていて解決できない、といった場合も現実では多く、そんな時にはどうしても解が出ない時があります。
こういったケースでは、ロジカルシンキングではなくクリエイティビティやイノベーティブな思考法をもって物事を解決に導く必要があります。決して論理的な回答ではないけれど課題を解決できたり、みんなが頑張れるようなゴールを設定したりなど、ロジカルシンキングだけではない思考法で仕事をしなければならないシーンも多くあります。
ロジカルシンキングの先の思考法
情報が溢れてIT化が進んだ今日、ロジカルシンキングはAI・機械でも一部担保可能になってきています。そんな中でも人間ならではの思考でより良い仕事をする上で注目を集めているのが、アートやクリエイティブ的な観点での思考法です。直感や感性を重視したアートの考え方をビジネスに持ち込み、これまで想像できなかった解を導き出すことでより大きな成果を出すことができると、多くのビジネスパーソンがアートや芸術の思考法に注目を集めています。
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4.ラテラルシンキング・クリティカルシンキングとの違い
ロジカルシンキングと一緒に挙げられる思考法として、ラテラルシンキングやクリティカルシンキングが挙げられます。ここでは、ロジカルシンキングとそれぞれの思考法の違いについて解説していきます。
ラテラルシンキングとロジカルシンキングの違い
ラテラルシンキングは「水平思考」とも呼ばれ、多角的な視点を持って考え、幅広い解決策を出すための思考法のことを指します。前提条件を疑いながらさまざまな視点を持って解決策を出すことで、これまで想定できなかった解決策に辿り着くことができます。ウミガメのスープという問題が、ラテラルシンキングを問う問題としてしばしば挙げられます。
一方、ロジカルシンキングは1つの物事を掘り下げて考える考え方です。掘り下げながら論理的な筋道を描くのがロジカルシンキングであるためそもそも思考法が異なり、横に広げるラテラルシンキングと縦にふかぼるロジカルシンキング、という考え方の違いがあります。
クリティカルシンキングとロジカルシンキングの違い
クリティカルシンキングとは「批判的思考」とも呼ばれ、物事の構造や論理、データを客観的に「正しいのか?」と問う思考法になります。主観的に批判するのではなく、客観的に問いかけを投げるのがポイントです。自分が作り上げた論理でも、一旦フラットな立場で論理を見直せば、「こういう見方もできるのではないか?」と違う論理を生み出すことができ、より深みのある思考法になります。その点で、クリティカルシンキングによってロジカルシンキングをより補完できるという捉え方ができます。
ロジカルシンキングとの違いで言うと、ロジカルシンキングは論理的に物事を組み立てて生合成をとる、いわばチェック的に使われるのに対して、クリティカルシンキングはそもそも問題は何なのか、どういう課題があるのか、といったように前提条件を疑う際に用いられると言う違いがあります。
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5.ロジカルシンキングの2つの手法
ロジカルシンキングには、主に2つの手法があります。
それぞれについて、詳しく解説します。
演繹法
演繹法(えんえきほう)とは、一般的な事実や決まりごとを組み合わせることで結論を導き出す手法です。三段論法とも呼ばれますが、こちらの名称の方がポピュラーでしょう。
たとえば、「ITは暮らしに欠かせない」と「ITを生み出すのはエンジニア」という、2つの事実があったとします。これら2つを組み合わせて、「エンジニアは暮らしに欠かせない」という結論を導き出すのが演繹法です。もととなる事実が正しくないと、正しい結論は導き出せないため注意が必要です。
帰納法
帰納法(きのうほう)とは、複数の事象における共通点や傾向をまとめて結論を導き出す手法です。過去の経験や統計などから得られる事象が主にベースとなる点が、演繹法と異なります。帰納法の精度を高めるためには、もととなる事象の正確性はもちろん、十分な数の事象が求められます。
たとえば、「ITエンジニアの求人数は多い」「なりたい職業ランキングでITエンジニアが上位」という事象があったとします。これら2つから、「ITエンジニアは人気が高い」という結論を導き出すのが帰納法です。
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6.ロジカルシンキングのフレームワーク
前述したように、ロジカルシンキングに役立つフレームワーク(ひな形)は数多く存在します。フレームワークに当てはめて考えることで、効率的にロジカルシンキングを取り入れやすくなるでしょう。
ロジカルシンキングを身に付けるうえで覚えておきたいフレームワークを順番に解説します。
ロジックツリー
ロジックツリーとは、論理(ロジック)を木(ツリー)の枝のように伸ばしていく手法です。1つの事象に対して、「なぜ」「どのように」と繰り返し掘り下げていきます。
ロジックツリーは、主に問題の原因や解決策を見つける時によく用いられる手法です。事象を階層的に整理しながら掘り下げることで、奥深くにある原因や解決策が見えやすくなります。
(中見出し)
MECE
MECE(ミーシー)は、「Mutually Exclusive,Collectively Exhaustive」の頭文字を取った言葉です。簡単に言えば、漏れや重複がないように物事を考えるための手法を指します。
複数の事象から結論を導き出すロジカルシンキングでは、もととなる事象に過不足があっては正しい結論を導き出せません。そこで、事象を確実に洗い出すために有効となるのがMECEです。
MECEには、トップダウンとボトムアップという2種類のアプローチがあります。トップダウンアプローチとは、物事全体を複数のグループに分解していき、各事象を当てはめる方法です。全体像が明確になっている場合には、事象の洗い出し漏れを防ぎやすいというメリットがあります。
一方のボトムダウンアプローチとは、細かい事象を列挙していき、それらをグループ化しながら全体をまとめる方法です。全体像がはっきりしないケースでも使えるメリットがあります。
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ピラミッドストラクチャー
ピラミッドストラクチャーとは、その名のとおりピラミッド構造を作りながら論理を展開していく手法です。ある結論を頂点として、それを裏付ける根拠を下方向に並べていきます。
要素を細分化していくことで、説得力のある根拠を確実に導き出せるメリットがあります。自分の主張を相手に伝えやすくなるため、主にプレゼンテーションなどで有効な手法です。
PDCA
PDCAとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の4プロセスを繰り返していく手法です。ある目標達成のために「計画し、実行に移し、結果を評価し、改善策を次につなげる」というサイクルで継続的に業務を改善します。
PDCAは業務改善のフレームワークであり、ロジカルシンキングとは直接的には関係ありません。しかし、PDCAで計画を立てたり改善策を見つけたりする際には、ロジカルシンキングが重要となります。IT業界に限らず多くの企業で使われるフレームワークのため、覚えておきましょう。
SWOT分析
SWOT分析とは、強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)の4項目をベースに分析する手法です。自社の強みや弱み、外部の機会や脅威から現状を把握することで、経営戦略の立案がしやすくなります。
SWOT分析も、ロジカルシンキングとは直接関係ありません。ただし、現状の分析では複数の事象をもとに結論を導き出す必要があるため、ロジカルシンキングが役に立つでしょう。
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7.ロジカルシンキングを鍛える例題
続いて、ロジカルシンキングを鍛えるための例題を解説します。ぜひここで紹介している例を参考に、ロジカルシンキングを鍛えてみてください。
フェルミ推定
フェルミ推定とは、全く想像のつかない数字を論理的に概算して求めることを指します。実際の答えとの違いはあまり問われず、筋道を立てて論理的に考えているかどうかが求められます。一つ例題を見ていきましょう。
-
・日本にあるボールペンの数はいくつか?
こういったような、突拍子のない問いを立てられて、そこに対して筋道を立てて解凍していくのがフェルミ推定です。今回の例だと、
①前提条件を整える
-
・ボールペンを使う場所の定義、それらの数の定義をする
・家庭、学校、職場、お店etc..
②要素を分解する
-
・それぞれの場所でいくつくらいボールペンが使われているか定義をする
・家庭なら1世帯3つ、学校なら先生ごとに2つずつ、etc..
③計算する
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日本にある家庭数 × ボールペンの数(3)+ 学校の数 × ・・・
④妥当性を検証する
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・実際に出た数をもとに、本当にそのくらいの数が妥当かを検証します
・計算して出た数が10億なら、日本人の人口(1.25億)と比較して妥当かどうかetc..
といった流れで進めます。上でも伝えましたが実際の回答は正解とずれていても問題なく、どのくらい論理的に考えられたかが求められます。
ケース問題
ケース問題とは、実際のビジネスシーンで遭遇しそうな課題に対して論理的に回答を出す問題になります。例を見ていきましょう。
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・10:00〜21:00で営業している回転寿司屋さんの売上高を2倍にせよ
ここでいきなり「新商品を導入する」といった解に飛びついても評価されません。筋道を立てて論理的な回答を用意することが求められます。今回の例だと、
①要素の分解
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・回転寿司屋さんの売り上げは、「顧客数 × 顧客単価」で求められま
②課題特定
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・顧客数を2倍にするのか顧客単価を2倍にするのか、もしくは顧客数と顧客単価を両方1.5倍ずつにすることでも売上2倍を達成できるので、全体の方針を策定します
③課題解決策の提示
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・方針が決まったら、その方針を達成するためのプランを用意します
・顧客数を2倍にするなら、広告を増やしたり友人紹介キャンペーンを行ったりなど、2倍にするプランをできるだけ具体的に用意します
④妥当性の検証
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・解決策の妥当性を検証します。顧客数が2倍になっても、顧客単価が半分になるようなプランだと売上全体は2倍になりません。全体の生合成をとりながら、売上が2倍になるのかどうかを検証します
ここも実際の解答の質はそこまで問われず、論理的に組み立てて説明し、答えを導き出す過程がロジカルシンキングでは重要になります。
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8.ロジカルシンキングを鍛えるのにおすすめの本
続いて、ロジカルシンキングを鍛えるのにおすすめの本を紹介します。ロジカルシンキングは一朝一夕では鍛えることはできないので、ここで紹介する本を参考にしながら日々少しずつ鍛えていくようにしましょう。
ロジカル・シンキング
ロジカルシンキングを学ぶ上での定番の書籍です。ビジネスマンだけでなく、論文を書く学生や教授からも広く慕われている名著です。ロジカルシンキングの思考法についてはもちろん、論理的に相手にわかりやすく伝える技術について、書く・話すシーン別にわかりやすく書かれています。相手にわかりやすく伝えることはどんなシーンでも求められますので、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちら
イシューからはじめよ
問題解決のプロフェッショナル集団である経営コンサル企業、マッキンゼー出身の方が執筆した、課題解決に関する名著です。この本では、生産性の高い仕事をするために重要な「問題の見極め方」について重点的に書かれてあります。いくらロジカルシンキングが強くても、解くべき課題を間違えていれば解決策もずれてきます。限られた時間で高い成果を出すビジネスパーソンになるために、論理的に解決すべき課題を見極めるための思考法が詳しく書かれてあるのがこの本の特徴です。
詳しくはこちら
地頭力を鍛える
ロジカルシンキングの中でも、特に問題解決に重点を置いて書かれてあるのがこの本です。特にこの本では、上述したフェルミ推定を中心に問題解決について詳しく書かれてあり、論理的にフェルミ推定を解く力をつけながらロジカルシンキングを鍛えることが可能になります。書き方も優しく読みやすい書籍なので、これから少しずつロジカルシンキングを鍛えたい方に向けて最初にお勧めできる1冊です。
詳しくはこちら
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9.まとめ
今回は、ITエンジニアを目指す方向けにロジカルシンキングの基礎知識やメリット、鍛え方など幅広くお伝えしました。
ITエンジニアを目指すのであれば、ロジカルシンキングを身に付けておきましょう。
ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー
レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。