インターン参加で内定率アップ?どんな人が内定をもらえるのか解説!

インターン参加で内定率アップ?どんな人が内定をもらえるのか解説!
就職活動が本格化する前に、多くの企業がインターンの募集を実施しています。実際にインターンに参加することで、インターン生が優先的に内定を獲得できたり、本選考で有利になったりすることもあります。しかし、すべてのインターンが内定につながるものではありません。 本記事ではインターンの参加と内定率の関係や内定につながりやすいインターンの種類、インターンで内定をとりやすい人の特徴などを解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

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1.インターンシップ参加で内定率は高くなる?

すべてのインターンシップがそのまま内定に直結するわけではありませんが、インターンに参加することで、内定につながる可能性は高まるといえます。実際に、多くの企業がインターンを通じて学生の人物像や働き方を見極め、そのまま内定につなげているケースも少なくありません。
ただし、インターンには内定直結型とそうでないタイプがあり、すべてのプログラムが選考を兼ねているわけではありません。そのため、本選考を有利に進めたい場合は、参加を検討しているインターンがどのような目的で実施されているか、また新卒採用とどのように結びついているかを事前に確認しておくとよいでしょう。企業によっては、選考の一環として扱っていたり、優先的に案内する選考ルートを設けていたりする場合もあります。
つまり、インターンの選び方や取り組み方次第で、内定率を高めることができるということです。参加する価値は十分にあります。

関連記事:インターンシップのメリットとは? 探し方や注意点も解説

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2.インターンシップへの参加と内定率はどのように影響する?

インターンに参加することで、本当に内定のチャンスは広がるのでしょうか?結論から言えば、「インターンに参加することで内定率は上がりやすい」です。リクルートの「就職白書2025」や、厚生労働省の調査結果を見ると、インターン参加は就職活動において大きなアドバンテージとなりうることが分かります。実際に、参加するインターンによっては、そのまま内定につながることもあります。
ここでは、インターン参加がどのように内定率に影響しているのかを、最新データとともに解説します。

2025年卒の学生のインターン参加率は76.1%

(画像引用:厚生労働省「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和6年度)」)

まず、インターンシップへの参加はすでに就活生にとって「あたりまえ」となりつつあります。厚生労働省の調査によると、2025年卒の学生のうち76.1%が「インターンシップと呼称されるもの」に参加しています。4人に3人近くがインターンを経験していることからも、多くの学生が早い段階から企業との接点を持っていることが分かります。

「実質的な選考を含んでいた」と感じたのは53.7%

(画像引用:厚生労働省「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和6年度)」)

参加したインターンの内容について、「実質的な選考を含んでいた」と感じた学生は53.7%でした。これは、インターンが単なる職場体験ではなく、グループワークや社員との面談、発表会などを通じて評価されていると感じた学生が多いことを示しています。
とくに長期インターンや、1日完結ではない複数の日程で組まれたプログラムでは、企業側が参加者を「選考候補」として見ていることが多く、実質的な選考が行われていると認識されています。つまり、インターンは面接以外で企業にアピールできる場であり、良い印象を与えることができればそれだけ高く評価され、選考でも有利になりやすいと言えます
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早期選考の案内があったのは70.8%

(画像引用:厚生労働省「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和6年度)」)

インターン参加後、70.8%の学生が企業から早期選考の案内を受け取ったというデータもあります。この案内とは、「正式なエントリーより前に面接へ案内される」「特別ルートで選考を進められる」といったものです。企業側としても、「一度会って印象の良かった学生を優先的に採用したい」と考えていると言えます。
複数のインターンに参加すれば、早期選考の案内を受け取るチャンスも増えるため、選考を受けたい企業がインターンを募集していれば積極的に参加するようにしましょう。

企業は3人に1人の割合でインターン参加者を採用

(画像引用:リクルート「就職白書2025」)

リクルートの就職みらい研究所が行った調査によると、企業が採用した学生のうち平均33.2%が自社インターンに参加していたという結果が出ています。25卒の採用から、インターンシップに参加した学生の情報を採用選考に利用することが正式に認められたこともあり、「インターン参加者を採る」ことが採用方針として組み込まれている企業も多いと言えます。
企業側としては、選考のミスマッチを減らすために、インターンを通じて「学生の働き方・人柄・企業との相性」などを見極めようと考えています。つまり、インターン=選考の入り口という考え方がスタンダードになりつつあると言えるでしょう。

ここまでのデータを総合すると、インターンは単なる職場見学や業務体験ではなく、企業との信頼関係を築く第一歩であり、早期内定を得るための重要な機会であることが分かります。インターンに参加しただけで内定が出るという保証はありませんが、選考につながる可能性を高めるきっかけであるため、ぜひ積極的に参加することをおすすめします。

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3.内定に直結しやすいインターンシップの種類

前の章で企業が実施するインターンには内定に直結するものとそうでないものがあるという話をしました。ここでは内定に直結しやすいインターンシップの種類について解説していきます。

関連記事:内定直結インターンとは?参加するメリットや特徴を解説

早期選考型

早期選考型インターンは、参加者の中で特に優秀だった学生に対して就活解禁前の早期に選考を行うものです。早期選考型の場合はインターンの詳細情報のところに本選考に関する情報が記載されていることがあるのでよくチェックしましょう。
早期選考型のインターンは他の学生よりもひと足早く選考に進めるため、早期での内定獲得につながりやすいです。

ジョブ内定型

ジョブ内定型インターンは、特に外資系のコンサルティングファームで実施されていることが多いです。インターン期間中に与えられた「ジョブ(職種)」での仕事を通して行い、成果を出すことで内定につながるパターンです。多くの場合、決められたテーマや課題に対して調査や分析を行い、全体にプレゼンテーションをするというような内容です。

本選考優先型

本選考優先型インターンは、インターン中に特に優秀だった学生に対して通常の選考ルートではない方法で選考が行われるタイプです。例えば書類選考が免除されたり、面接回数が少なくなったりなどの優遇が受けられます。

リクルーター型

リクルーター型インターンでは、インターンに参加した学生ごとにリクルーターやメンターがついてその後の選考のフォローを行います。リクルーターは学生の志望動機や自己分析のサポート、面接対策などを行う場合もあり、本選考がスムーズに進みやすいです。
リクルーターとはカジュアルな面談が多いため、気が抜けてしまう学生も多いです。あくまでも就職活動の一環なのでビジネスマナーをしっかりと意識して臨むようにしましょう

長期インターン型

長期インターンは数ヶ月から1年程度の期間で行われ、アルバイトのように給料をもらって実際の業務を経験していくものになります。1つの企業に深く関わることになるので、企業文化や業務内容を理解する良い機会になります。学生はより実務的な経験がつめるのが魅力です。また、企業は学生の能力や適性、ポテンシャルを長期間にわたって見ることができるのでミスマッチがおこりにくい採用手段となっています。

関連記事:ベンチャー企業の長期インターンシップのメリットは?探し方も解説

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4.内定に直結しやすいインターンシップの選び方

インターンへの参加によって内定に繋がりやすくなるというものの、企業や業種によってその直結しやすさは異なります。ここでは内定に直結しやすいインターンシップの選び方を紹介します。

金融・外資系コンサル・広告・IT系の業界を選ぶ

金融業界やコンサルティング業界、広告業界やIT業界などは、比較的内定に直結しやすいといえるでしょう。これらの業種は企業規模の大小を問わず、選考に繋がるインターンシップを実施しているケースがよくあります。また、エンジニアは需要が高くさまざまな企業で獲得競争が激化しているため、特に選考に直結しやすい職種のひとつです。

また外資系企業によくあるのが、インターンが本選考を兼ねているケースです。そもそもインターンに参加できないと内定を獲得できないケースもあるということを踏まえて、希望する企業のリサーチはあらかじめ十分に行っておきましょう。

秋冬のインターンを選ぶ

内定に直結しやすいインターンは春夏よりも秋冬に実施されるケースが多いです。春夏のインターンでは会社説明や業界理解を促進するようなものが多い一方で、秋冬は実践的なインターンが多いです。選考が本格的に始まる3〜4月に向けて企業の採用活動も活発化していくので、秋冬のインターンには積極的に参加するようにしましょう。

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5.インターンシップで内定をもらえる人の特徴

続いてはインターンシップに参加して内定をもらえる人の特徴について紹介します。ただインターンに参加するのではなく、「この学生を採用したい!」と企業側に思わせられるような行動をするのが重要です。

関連記事:インターンで気をつけること17選!マナー違反を防ぐための注意点と対策

①基本的な挨拶やビジネスマナーが身についている

インターンシップで内定を獲得する人の中には、基本的な挨拶やビジネスマナーがしっかりと身についている人が多いです。これらのマナーは職場での最初の印象を決定づける重要な要素です。挨拶は相手に敬意を表し、ポジティブな関係を築くための基本的なコミュニケーション手段です。明るく、はっきりとした挨拶は周囲に良い印象を与え、信頼感を構築します。
また、ビジネスマナーには適切な服装、時間厳守、礼儀正しい言葉遣い、会議やメールでの適切な振る舞いが含まれます。企業側に良い印象を残せるように挨拶とビジネスマナーはしっかりと守りましょう。

②目的を持ってインターンに参加している

明確な目的を持って参加している学生はインターンへの意欲や行動力が高く、内定をもらいやすいです。目的意識が高い学生はインターンシップを単なる経験や就職活動の一環としてではなく、自己成長やキャリア形成のための重要なステップと捉えています。そのような学生は、「自分が何を学びたいのか」「将来を考えてどのようなスキルを獲得したいのか」「その経験が将来のキャリアにどのように役立つのか」を考えて、明確に定義しています。このような目的意識を持つことで、インターンシップ中の行動に変化が生まれ、積極的に業務に取り組み、積極的に学び、成果を出すことができます。また、このような学生は自分のキャリアに対して真剣であることが企業側にも伝わるので、企業もそのような学生を高く評価します。
インターンシップでは単に与えられた業務をこなすだけではなく、自分自身の目標と企業の期待を結びつけることが重要であり、そのためには明確な目的意識が必要となります。

③インターン参加前に企業分析をしている

インターンシップで内定を獲得する学生の多くは、インターン参加前に徹底した企業分析を行っています。企業の事業内容、業界内での位置づけ、経営理念、最近の業績やニュースなどをしっかりチェックしています。企業分析を行うことで、インターンシップ中に企業の文化や価値観を理解し、自分のスキルや経験がどのように企業に貢献できるかを具体的にイメージすることができます。

また、企業分析は、インターンシップ中のディスカッションやプレゼンテーションでの議論で自分の意見や提案に説得力を持たせることができます。企業の現状や課題に対する深い理解は、実務における問題解決能力を上げるとともに、企業に対する真剣な関心をアピールすることにもつながります。

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④積極的にコミュニケーションをとる

インターン中は積極的に周囲とコミュニケーションをとることが重要です。
社会人になるとさまざまな人とコミュニケーションを取り、業務を円滑に進められる能力が求められます。そのため、インターン中でも積極的なコミュニケーションを心がけ、自分を理解してもらうように努めましょう。
社員とスケジュールや業務について積極的にコミュニケーションを取れば、その姿勢を評価してもらえるほか、一緒に働くときのイメージを抱いてもらいやすくなります。ただし、積極的にコミュニケーションを取った結果として社員と仲良くなったとしても、言葉遣いやマナーには十分気を付けるようにしましょう。

⑤間違いは素直に認め、吸収して次に活かす

インターンの中で間違いを素直に認め、吸収して次に活かす姿勢が評価されます。
インターンに参加するのは学生ですから、社員が従事する業務と同じ、あるいはそれに準ずることを行ってミスがひとつもないということは稀でしょう。したがってインターンでのミスは、基本的にはそれ単体で強く咎められるものではありません。
重要なのはミスをした時に社員や他のインターン生から指摘を受けた後、その指摘をもとにどのように考え、動くかという点です。しっかりとその指摘の内容を踏まえて自分で改善行動をとれるかという点を企業は見ています。

もちろん同じミスをしないということも大切です。また、他の事象にもその指摘が応用できないかを考えて実践できるとさらに良い印象を与えられます。教えられたことを素早く自身の中に取り込み、それをすぐ行動に移すというインプットとアウトプットのスピードや質を意識することが大切です。

⑥インターン終了後にお礼状を送る

インターン終了後には社員にお礼をするようにしましょう。お礼を送ることは義務ではなく、お礼の有無で内定獲得率が変わるわけではありませんが、社会人のマナーのひとつとしてお世話になった相手へお礼をする方が好印象を与えられます。
形態は手紙でもメールでも構いませんが、インターネットで調べた定型文を流用するよりも、自身の言葉でインターンの感想やそこで得た学びについて素直に表現すれば、より好印象を与えられるでしょう。

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6.インターンシップに参加する3つのメリット

インターンは、就職活動を有利に進めるために欠かせないものの一つです。実際に職場を見たり、社員と接したりすることで、ネットや説明会では得られない情報を知ることができます。また、企業との相性を見極めたり、自分の働く姿を具体的にイメージするきっかけにもなります。
ここでは、インターンに参加することで得られる3つのメリットを紹介します。

①企業・業界を知ることができる

インターンに参加すれば、実際の体験を通して本やインターネットで調べる以上に企業や業界への理解を深められます。それによって自分の志望動機をより良いものに仕上げることができるようになります。企業や業界の選定で悩んでいるという学生にとっては、この点でのインターン参加のメリットは大きいでしょう。

②ミスマッチを防げる

実際の体験を通じて企業や業界について理解をより深めることで、その企業や業界が自分にあっているかどうかを判断できることから、ミスマッチを防ぐことができます。

何も実情を知らないまま入社した後にミスマッチに気づくよりも、インターンであらかじめミスマッチに気がつき、方針を転換するほうが学生にとっても企業にとっても良いことです。インターンの段階であれば、時期的に志望企業や志望業界を変更することも、難しくないでしょう。さまざまな業界のインターンに積極的に参加して、自分に合う企業を見つけるのがおすすめです。

③社会人として働く具体的なイメージを掴める

社員がどのような業務に従事しているのかを間近で見ることにより、就職後の仕事内容を理解することができます。さらに、自身で手を動かして実際の業務を行えるので、仕事をこなす力も獲得できます。それに加えてインターンで社会人としての基本やマナー、仕事の進め方なども身に着けられます。知識や経験と併せて、自分が社会人として働くイメージがより具体的に掴めるでしょう。
アルバイトとは異なり、大きな責任を感じながら業務に従事する経験を学生時代に積むことができるのは、インターンならではのメリットです。

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7.まとめ

インターンへの参加によって内定に繋がりやすくなったり、インターンそのものが選考の一部になっていたりと、採用とインターンは密接な関係にあります。そのほかのメリットも多くあるため、インターンにはぜひ参加して内定獲得に繋がるように行動してみましょう。

就活を進めるにあたって、どのようなプランで内定獲得を目指していけばよいのか不安な方も多いかと思います。就活は一人で進めるよりも頼れる相談相手を見つけて進める方が不安を払拭でき、内定獲得に向けて着実に歩んでいけるでしょう。

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