就活における情報収集の方法とは? 情報の海に溺れないためのポイント

就活における情報収集の方法とは? 情報の海に溺れないためのポイント
「就活は情報戦」と呼ばれることもあるほど、情報収集は大切です。従来の就活情報サービスだけでなく、近年はSNSを活用した就活の情報収集が行われるようになりました。本記事では就活を有利にするために必要な情報収集の進め方や情報源の確認方法、情報の活用の仕方について解説します。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

1. 就活の情報収集はどう進める?

就活の情報収集の進め方について紹介します。就活を有利に進めるには、やみくもに情報収集するだけだと、かえって効率が悪いこともあります。自分にとって有益な情報を効率よく得るためにも、これから紹介する3つのポイントを意識してください。

就活で収集すべき情報とは

就活で収集すべき情報と一口に言っても、希望する業界や業種の情報だけでなく、さまざまな情報を収集しなければいけません。実際に就活を進める上で必要となる情報には下記のようなものがあります。
 

  • ・選ぶべき業界、業種の情報

    ・検討中の企業の具体的な情報

    ・就活を進めるためのテクニカルな情報

    ・就活イベントや選考に関する情報


ただし、就活のステージに応じて必要な情報は変化していくので注意が必要です。

たとえば、業界や企業を絞れていない場合には「業界や業種の情報」、希望する企業が決まっている場合には「企業や業界に関する具体的な情報」など、就活のステージに応じた情報を得ることが就活を有利に進めるカギとなります。

幅広い情報源を活用する

就活の情報収集では幅広い情報源を活用することが大切です。インターネットが普及した現在では、膨大な情報を簡単に得られるようになりました。しかし、その情報をすべて鵜呑みにしてしまうのは危険ともいえるでしょう。

なぜなら、インターネットに掲載されている情報の中には「個人の解釈によるもの」や「正確さに欠けるもの」もあるため、インターネット単体で正確な情報を得るのは難しいからです。単一の情報源に囚われず複数の情報源を照らし合わせることで、より精査された正確な情報を得られるようになります。

また、希望する企業の経営者のインタビューを掲載しているサイトの記事を読んだり、希望する企業の協働企業や売り手、買い手などを調べたりすることで視野が広がるはずです。調べている家庭で、ほかの企業にも興味を持てるようにもなるでしょう。

社会経験のない就活生は、視野を広げて幅広い情報を得ることが大切です。就職後のミスマッチを防ぎ、本当に自分に合った職業や職種への就職につながります。

方向性を持って取捨選択する

就活の情報収集を進める際には、方向性を持って取捨選択することもポイントといえます。就活には幅広い情報収集が必須ということはお伝えしましたが、複数の情報源から得られる情報は膨大できりがなく、そのすべてを活用することは困難だからです。

膨大な情報の中から効率よく自分に必要な情報を得るには、調べた情報を使って何をしたいのか目的を明確にする必要があります。たとえば業界研究をするなら、「興味のある業界」があれば情報を絞って検索できますし、「志望動機を考えたい」という目的があればより必要な情報をピックアップしやすくなるでしょう。


膨大な情報を目的もなく眺めているとそれだけで情報を集めた気になってしまったり、信憑性のない情報に踊らされたりして方向性を見失いかねません。適職にめぐり合うためにも目的を持った情報収集を心がけ、方向性を持って情報を取捨選択していきましょう。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

2. 就活の情報収集のソースと活用方法

ここからは就活の情報収集に利用できる情報源を紹介します。それぞれどのような情報が得られるのか、そしてどのように活用できるのかを見ていきましょう。

総合的な就活サイト

大手の総合的な就活サイトからは数多くの企業の情報を得られるため、登録することをおすすめします。総合的な就活サイトの強みは、さまざまな業界や業種の企業が掲載されているため、多くの選択肢の中から自分の希望に合った条件の企業を見つけやすいという点にあります。

総合的な就活サイトには会社概要や説明会情報だけでなく、適性検査やES添削、面接対策など就活生を支援するサービスが充実しています。また希望する企業へのエントリーやメッセージのやりとりも、サイトを介して行えるため非常に便利です。

ただし、膨大な情報を掲載している一方で、ほかの就活生も同じようにサイトを閲覧できるため、誰でも入手できる情報しか得られないという難点もあります。総合的な就活サイトは1つの企業を詳しく調べるには適していませんが、さまざまな企業の情報を調べて視野を広げるにはおすすめです。

企業自身のWebサイト

特定の企業のことを調べる際には、企業が運営するサイトをチェックしましょう。企業のサイトには企業情報や採用情報のほかにも、先輩社員の話や写真などが掲載されていることがあり、就活サイトよりも詳細な企業情報を収集できます。

面接時は「企業についてどれだけ知っているのか」「就活生にとってどのように見えているのか」を見られています。そのため、希望する企業への本気度をアピールする上でも企業のWebサイトでの情報収集は非常に重要です。

採用情報など就活生向けのページのほか、「企業の経歴」や「代表の挨拶」といった情報からも企業の理念や強み、会社の個性を感じられるので、必ず目を通すようにしましょう。

また、IR情報や一般客向けページ、関連企業サイトなども深堀りするとよいでしょう。特にIR情報は投資家に向けた情報のため、信憑性の高い情報を得られると考えられます。ほかには、入社案内やDMなどを取り寄せて活用するのもよいでしょう。ただ、これらの情報はあくまでも企業が提供する情報ですので、「表向き」でない情報を収集したい場合には他の情報源から得るべきです。

会社説明会・イベント

合同説明会などのイベントは会場に数多くの企業が参加するため、さまざまな企業の情報を効率よく収集できるでしょう。合同説明会はこれまで知らなかった業界や企業についても知ることができるため、視野を広げるチャンスでもあります。

また、イベントに参加する企業の採用担当者と直接話ができる機会でもあるため、会社の雰囲気など気になることは積極的に質問するとよいでしょう。

一方、合同説明会などのイベントは時間を大きく取られてしまうというデメリットもあります。限られた時間を有効に使うためにも、事前にどのブースを回るか、どの順番で回るのかなどを決めておくことが大切です。

なお、希望する業界が絞れている場合には、特定の業界のみに絞った説明会などもおすすめです。

SNS

SNSを就活に活用する就活生は増加傾向にあります。
最近では多くの企業がSNSアカウントを開設し、就活に関する情報を発信するようになり、SNSを活用した情報収集も一般化しつつあります。そして、今後もSNSを活用した情報収集は増加していくでしょう。

SNSを活用した情報収集には、説明会開催情報などの最新情報を素早く入手できたり、写真や動画による情報が得られたりするといったメリットがあります。また、SNSは同じ業界や業種を志望する就活生との情報交換手段としても活用されています。

SNSによる情報収集はスマホから気軽にできる反面、採用側もSNSのチェックを行っているため、常にほかの人に自分のアカウントを見られているという意識を持ち、個人情報の漏洩やSNSでの発言には注意しましょう。

OB・OG訪問

インターネットなどで得られる情報はあくまで企業が表に出している情報だけです。希望する企業や業界のリアルな情報を知りたい場合には、OBやOGを訪問して直接話を聞くのがいいでしょう。

実際に働いているからこそ感じる、仕事のやりがいや面白さ、職場の雰囲気といった生の声は、将来的に自分が働くイメージを膨らませる上で重要な情報源です。OB・OGの生の情報を直接聞くことで就職後のミスマッチも防げるでしょう。

会社説明会ではOB・OGの話を聞ける時間を設けている場合があるので、積極的に参加するようにしましょう。


関連記事:OB・OG訪問で聞いておくべき質問とは?ポイントと具体例を紹介

大学の就職課・学生課

大学の就職支援課では、大学に来ている求人情報や就職対策など就職に関する情報が得られるので、これを活用しない手はないでしょう。就職支援課には自分の大学や学部にマッチした情報が集約されているため、効率よく情報収集ができます。

たとえば同じ学部の先輩の就職先の情報や就職した業界の傾向などは、就活を進める上でも参考になります。また、研究室にも独自の情報やツテがある場合もあるので、情報源の1つとしてアンテナを張っておくとよいでしょう。

就活に関する書籍や新聞

就職情報誌や企業研究誌は、企業のWebサイトから得られる情報よりも客観的な視点で書かれているため、Webサイトとは別に活用したい情報源です。たとえば四季報や企業研究誌は企業の特色や業績、採用情報などが客観的なデータとして掲載されており、情報の正確性や信頼性もあります。

また就活の進め方や社会人としての振る舞い方を掲載した情報は、就活を進める際には非常に便利です。ただし、書籍に掲載されている情報やマニュアルに縛られすぎると、面接やその他の選考で自分らしさを発揮できなくなってしまうので注意が必要です。

そのほか、社会常識を得るため新聞を読み国内外の情勢に目を向けることも大切です。習慣として新聞を読んでいれば試験で時事問題が出た際にも対応できるでしょう。

業界・業態特化の就活サイト

以上のように就活の情報収集源は自社サイトや書籍、SNSと多種多様で、膨大な情報の中から欲しい情報を得るには効率が悪いこともあります。

自分が希望する業界や業種がある程度絞り込めているのであれば、総合的な就職情報サイトではなく、特定の業界に特化したサイトから情報収集するのがおすすめです。現在ではIT業界やクリエイティブ業界やメディア業界、医療業界などさまざまな業界に特化した求人サイトがあり、それらを活用することで効率的に必要な情報を得られます。

もしIT業界やエンジニア職に興味があるのなら、「レバテックルーキー」を活用した情報収集を検討してみるといいでしょう。レバテックルーキーは成長力のある優良ベンチャーや急成長企業を掲載した、ITエンジニア専用の就活エージェントサービスです。

厳選された企業のなかから利用者の条件や希望に合った企業を紹介してくれるほか、業界のプロからES添削や面接対策などの手厚い就職サポートを受けられます。

就職活動を有利に進めるには情報収集が大切です。しかし、現在ではインターネットや書籍、SNSと様々な情報源から得られる情報はあまりにも膨大であるため、方向性を持って取捨選択する力が求められます。自分が希望するゴールに向かうためにも、必要な情報や手段を的確に選び取り、真の適職を見つけ出しましょう。

就活アドバイザーに相談してみる

レバテックカレッジ 就活まで支援するエンジニア志望学生のためのプログラミングスクール