就活の自己分析のやり方は?9つの方法と役立て方・行う際の注意点を解説
- 1. 自己分析とは
- 2. 自己分析を行う目的
- 3. 自己分析の基本的なやり方
- 4. 自己分析の9つのやり方
- 5. 自己分析の結果を就活に役立てる方法
- 6. 自己分析を行うときの6つの注意点
- 7. まとめ
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1. 自己分析とは
自己分析とは、自分自身と向き合い、自己理解を深めることを指します。文字通りの「自己」を「分析」する行為ですが、就職活動を円滑に進めていくには、自分がこれまでに体験してきた出来事や、経験として培ってきたものの振り返りが欠かせません。
なぜなら、自分自身がどのように生きてきたのか、何に興味関心を持ち、どのような強みがあるのかなどを言語化することで、就職先を考える際のヒントになるからです。
たとえば、大学の専攻内容に焦点を当てて、自分の過去を振り返ってみたとします。すると、実は幼少期に好きだった映画がロボットを題材にしたもので、そこからロボットへの興味が高じ、大学で機械工学の分野を勉強していることにつながっていた、といった具合です。
このように、具体的なエピソードを軸に自分の原体験を振り返りながら、自身の興味や指向を明確化していくことが自己分析です。就活では自己PRや長所短所などを質問されるため、自己分析をすることで、自信を持って回答できるようになります。
関連記事:IT企業へ新卒就職するためには?自分に合った業界・職種を見つけて就活しよう
自己分析を行う時期
就活の自己分析をいつ行えばよいのか、いつまでに済ませるべきか気になる人がいるかもしれません。結論としては、就活の初期段階はもちろん、定期的に自己分析を行うことで、自分の軸をぶらすことなく就活を進められます。
以下で、特に自己分析を行うべきタイミングについて紹介するので、自身の状況に当てはめながら読み進めてみてください。
就活を始めるタイミング
就活をスタートさせる第一歩として、自己分析を行うケースが特に多いです。大学3年の3月から企業の広報活動が本格的に始まりますが、その時期までに自己分析を終えられると、企業へのエントリーをスムーズに進められるでしょう。
就活を始めるタイミングは人それぞれですが、夏のインターンシップに参加したい場合、選考の準備として3年の5月頃から自己分析を開始するケースが一般的です。
まとまった時間を確保できる間に自己分析を終えるためにも、自分のなかで就活をスタートさせる第一歩として、自己分析を行うことをおすすめします。
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選考が本格化した最中
大学3年の3月から就活が本格的に始まり、企業選びに迷った際や選考書類が思うように書けない場合などには、改めて自己分析をしたほうがよいタイミングといえます。なぜなら、自己分析がしっかりできていれば、自身の適性や希望に合う企業が見つかり、履歴書やESなどの記入もスムーズに進むはずだからです。
就活中にはさまざまな企業から話を聞いたり、企業・業界研究を通じて知見が広がったりするため、就活を始めた頃とは考え方が変わる場合もあります。
選考が進んでいる段階でも自己分析をして、企業を選ぶ軸や考え方にゆらぎがないか、自身の価値観に沿って企業を選別できているか確認することが大切です。
内定をもらったとき
自己分析は、内定を獲得した後にも行うことをおすすめします。本当にその会社で働きたいと思えるか、自分の価値観や考え方と社風はマッチしているのかなど、冷静かつ客観的に分析することで、就職後のミスマッチを防げるでしょう。
就職活動は内定獲得をゴールにしがちですが、理想とするキャリアプランを実現するための手段にしか過ぎません。企業から内定をもらえて一安心ではなく、就職後もやりがいをもって働けるかどうかを慎重に考えましょう。
このように、自己分析をするタイミングはさまざまで、就活に迷いが生じたときは自己分析を行うのがおすすめです。
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2. 自己分析を行う目的
自己分析を行う目的として、自分の価値観や強みを言語化したり、就活の軸を明らかにしたりすることが挙げられます。ここでは、自己分析を行う目的について解説するので、必要性について理解したうえで実践していきましょう。
自分の価値観や強みを知るため
就活において自己分析が重視されるのは、自分がどのような価値観や特徴・強みを持っているのかを把握する必要があるからです。就職活動をスムーズに進めていくには、自己理解が欠かせません。そのうえで、企業の特徴を理解し、自分を魅力的にアピールすることで、内定獲得に近づくものです。
自己分析によって強みや弱みなどを正しく理解することで、自身の特徴を自分の言葉で表現でき、ESや面接で質問されたときにも説得力を持って答えられるようになります。
自分の価値観や強みの言語化は就活を進める際に必須であり、自分という人間を企業に本気でアピールするには、自己分析が欠かせないのです。
就活の軸を捉えるため
自己分析を行う目的として、就活の軸を定められる点も挙げられます。就活の軸とは、企業選びの軸や働くうえで大切にしたい価値観などとも言い換えられ、要するに「どのような基準で企業を選ぶか」という軸が定まると、就活をスムーズに進められます。
国内にはさまざまな業界や企業があり、知名度や人気度などで企業を選んだとしても、自分にマッチするとは限りません。企業が求める人物像と合わなければ、採用される確率は低いでしょう。
逆に、自分が描く将来ややりがいのある環境、仕事の条件などを軸として持つことで、企業選びがしやすくなります。就活の軸は航海の羅針盤のようなもので、条件を満たす企業の選考を受けることで、入社後のミスマッチが起きる可能性も下げられるでしょう。
就活を効率よく進めるためにも、自己分析を通じて就活の軸を定めてみてください。
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将来の目標やキャリアプランを考えるため
自己分析は、ビジネスパーソンとしての目標やキャリアプランを考えるためにも欠かせません。自己分析は過去から現在までの出来事を詳細に振り返るものである一方、「これからどうしていきたいか」を考える機会にもなります。
-
・就職後にどのような仕事をしたいか
・5年後や10年後はどのようなポジションについているのか
・最終的にどのようなキャリアを構築したいのか
面接では上記のような質問をされることも多く、未来を見据えたビジョンが明確に描けているほど、自信を持って回答できるでしょう。
過去の出来事から強みを言語化するだけでなく、過去・現在・未来の時間軸で将来について考えるためにも、就活では自己分析が重視されているのです。
自信を持って就活を進めるため
自己分析を通じて自身の特徴や価値観、将来の目標などを整理することで、志望動機や自己PRに具体的なエピソードを交えながら、自信を持って話せるようになります。
自己分析がしっかりできていれば、どのような企業・面接官が相手でも、自分の発言に一貫性をもって受け答えできるようになるので、安心して就活を進められるでしょう。
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3. 自己分析の基本的なやり方
自己分析の基本的な進め方は、「経験の深掘り」がおすすめです。次の見出しでさまざまな自己分析のやり方を紹介しますが、いずれにおいても、自身の印象に残っている経験を掘り下げる思考が欠かせません。
ここでは、自己分析の基本である経験の深掘りについて、進め方を段階ごとに紹介します。
印象に残っている経験を考える
まずは印象に残っている経験について、直近のものから洗い出してみましょう。テーマを決めずに経験をピックアップするのが難しい場合は、以下のなかから考えやすいものを決めたうえで、経験を洗い出してみてください。
-
・楽しかったこと
・熱中、没頭したこと
・苦しかった、辛かったこと
・困難を乗り越えたこと
経験の内容は、サークルや部活動、アルバイト、ボランティアなど、どのようなものでも構いません。まずは掘り下げる題材となる経験を思いつく限り挙げていきましょう。
経験に対して「なぜ?」「どうして?」と深掘りする
印象に残っている経験について、なぜそのような行動を取ったのか、そのときの感情はどうだったかなど、「なぜ」を繰り返して自分の思考や根底にある考え方を深掘りします。
たとえば、サッカー部での経験を掘り下げる場合は、以下のように進めていきます。
高校生のころ、サッカー部で県大会ベスト8まで上り詰めた。
↓
その出来事に対し、どう感じている?
↓
その経験は今でも誇りに思っている。
↓
なぜ誇りに思っている?
↓
大好きなメンバーと一緒に、大好きなサッカーで学校史上最高成績を残せたから。
↓
・好きなことで成果を残せたのが嬉しい?
・大好きな仲間と一緒に過ごせたのが大事?
・これまで誰もたどり着けなかった成果を残せたことが、自分にとって大事?
↓
信頼のおける仲間と一緒に、ほかの人に認められる成果を上げられたことが、自分の中で印象深い。
↓
・チームワークを重視している
・チームの力で大きな成果を上げられる環境を好む
5回を目安に「なぜ?」を繰り返し、これ以上具体的な言葉にできないレベルになるまで思考を深掘りすると、当時の感情や根底にある考え方が見えてくるはずです。
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自分の持つ特徴を言語化する
経験に対して深掘りをした結果として、自分の持つ強み・弱み、長所・短所、考え方の傾向など、特徴を言語化してみましょう。
先ほどの例では、「チームワークを重視している」「チームの力で大きな成果を上げられる環境を好む」というのが、経験を深掘りして得られた自身の特徴になります。
複数の経験で同じ深掘りを繰り返す
深掘りする経験によって見えてくるものは異なるため、先述した流れをピックアップした経験に対して同様に行いましょう。
複数のテーマを深掘りすると、より多面的に自分を見つめ直すことができます。その結果、自分では気づいていなかった特徴や傾向が見つかることもあるでしょう。
ポジティブな経験だけでなく、辛かったことや挫折した経験など、ネガティブなことも深掘りして、さまざまな角度から自分という人間を客観視することが大切です。
共通点や傾向から自分の特徴をまとめる
自身のさまざまな経験を深掘りして言語化できた特徴や考え方の癖・傾向をもとに、自分はどのような人間であるかまとめましょう。最終的にまとめられたものが、自身の価値観や特徴といえます。
共通点があれば、それが就活の軸になり得るでしょう。考え方に変化がある場合は、その理由・原因を深掘りすることで、より深い自己分析が可能です。
このように、経験の深掘りから自分の根底にある考え方を探るのが、自己分析の基本的な進め方です。
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4. 自己分析の9つのやり方
自己分析の基本的な進め方は先述したとおりですが、自分史の作成やマインドマップの作成など、自己分析にはさまざまなやり方があります。ここでは、自己分析の進め方を9つ紹介するので、自身に合いそうなやり方があれば試してみてください。
自分史を作る
自己分析の手法として最も有名なのが、自分史を作る方法です。
最初に、自分のこれまでの人生を振り返り、幼少期から現在に至るまでの期間で自分にとって印象深い出来事や、好きなもの・嫌いなものなどを取り上げます。取り上げた項目について、それぞれ深掘りを進めていくものです。
自分史を作成する際は小中高大の区分で考えるのが一般的で、学校行事と自身のエピソードが関連しやすく、印象的な出来事が思いつきにくい場合には有効な手法といえます。
ただし、学校の区分で自分史を作成していくと、エピソードの対象が学校関係の内容に限定されやすいため気をつけましょう。習い事や学外のスポーツクラブ活動など、当時の経験を隅々まで思い出すことが重要です。
マインドマップを作る
自己分析をする際、マインドマップを作成するのも一つの方法として考えられます。マインドマップとは、今の自分から連想される言葉や感情、思考などを蜘蛛の巣のように広げて図示していく手法です。
たとえば、「自分」という存在をマップの中央に配置し、以下のような思考をベースにして、連想される単語をつなげて放射状に広げていきます。
-
・好きなものは?
・嫌いなものは?
・自信があることは?
・苦手なことは?
・何をしているときが楽しい?
・何を頑張りたい?
完成したマインドマップから、人生において何を大事にしているのか、物事をどのように考えているのかなどを具体化できるでしょう。エピソードベースで振り返るのが苦手な人は、マインドマップを作成してみてください。
マインドマップを作成する際も、できる限り深く思考して、根底にある価値観が見えるまでやりきることが大切です。また、あくまで就活の自己分析としてマインドマップを作成するため、理想とする就職先やキャリアなど、目的を意識して関連性のある単語を出すようにしましょう。
モチベーショングラフを作る
就活の自己分析では、モチベーショングラフを作成する方法もおすすめです。モチベーショングラフとは、横軸に年齢、縦軸にモチベーションの上下を設定し、これまで体験した出来事や当時の心情に対して点数をつけて、グラフ化するものです。
自身の成功体験や苦い思い出を、人生におけるモチベーションの高さで点数をつけて図示することにより、視覚的なアプローチから自己分析ができます。
例えば、以下のように出来事に対して点数をつけてみてください。
-
・小学生のころ、空手の地区大会で優勝した→+70点
・中学入学前の引っ越しにより、入学当初は新しい環境になじめなかった→-20点
・高校受験で第一志望に合格した→+90点
モチベーショングラフを作成する際は、よかったことだけでなく悪かったことも向き合い、自分の人生をフラットに振り返るのが重要です。グラフの点数の高い低いよりも、グラフに波があるか、その波の原因が何であるかを注意深く分析していきましょう。
なお、自分史の作成とやや似ていますが、視覚的に自分の人生を振り返れるため、より着手しやすい手法といえます。経験に対して意識的に点数をつけることで、自分の内面を分析していくきっかけにもなるでしょう。
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書籍に沿って自己分析を行う
自己分析の進め方として、関連書籍に沿って手を動かしながら取り組むのもおすすめです。
就活用の自己分析を効率よく進めるための書籍は多数発売されているので、自分に合いそうなものを一冊購入し、ワーク形式で取り組んでみてください。
その書籍自体が自己分析ノートの代わりにもなり得るため、情報を集約させるという意味でも有効活用できるでしょう。
Will・Can・Mustのフレームワークを活用する
自己分析のやり方として、Will(やりたいこと)、Can(できること)、Must(求められること)の3つを考える手法もあります。
-
・Will:現在の自分が描く将来像
・Can:現在の自分のスキルでできること
・Must:優先的に取り組む必要がある課題
それぞれについて洗い出し、全てに共通する仕事が自身の適職であるという考え方の手法で、具体的には以下の手順で進めてみてください。
-
・最初に、Canの内容をリストアップする
・次に、Willがあればリストアップする
・CanをWillに活かせないか、CanとWillが結びつくか考える
・Willが思いつかない場合は、Canをベースに方向性を考える
・Mustは企業が求める人物像をベースに考える
現在と未来の自分にフォーカスしながら、それぞれに関連するポイントがないか探してみましょう。
身近な人に他己分析を依頼する
自己分析の進め方として、身近な人に自分の印象や性格を尋ねる他己分析もおすすめです。
-
・両親
・兄弟姉妹
・友人
・サークルやアルバイト先の先輩
・ゼミの教授
周りの人に自分の印象や性格などを聞いてみると、自分では忘れていたエピソードが出てきたり、自分をより客観視できたりします。長期間一緒にいる人だけでなく、立場の異なる人からも話を聞いてみると、さまざまな角度からの意見をもらえるでしょう。
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ジョハリの窓を活用する
自己分析をする際は、ジョハリの窓の活用もおすすめです。ジョハリの窓とは、自己認識と他者認識のズレを理解できるフレームワークで、「自分・他人」「知っている・知らないの」4象限で自分の特性を整理できます。
-
・開放の窓:自分も他人も知っている自分の姿
・盲点の窓:自分は知らないが他人が知っている自分の姿
・秘密の窓:自分だけが知っていて、他人は知らない自分の姿
・未知の窓:自分も他人も知らない自分の姿
開放の窓に該当する内容は、自他共に認めるものなので、自己PRに使えるでしょう。盲点の窓に当てはまる内容は、新たな気づきとして今後の就活に活かせるかもしれません。
他者認識を得るには他己分析が必要ですが、自分に対してより深い洞察をしたい人は、ジョハリの窓も活用するとよいでしょう。
キャリアアドバイザーに相談する
他己分析の一環として、完全な第三者であるキャリアアドバイザーに相談する方法もおすすめです。キャリアアドバイザーは就活のプロであり、多くの学生を見てきた経験やノウハウがあります。
自己理解を深められるのはもちろん、「志望先に対して強みをどのようにアピールすべきか」といったアドバイスももらえるでしょう。効率よく就活を進めたい人は、キャリアアドバイザーからのサポートを受けるのがおすすめです。
自己分析ツールや適性検査を受ける
自己分析を手軽に行う方法として、ツールの活用や適性検査の受検も挙げられます。インターネット上にさまざまなツールがあり、登録すれば誰でも簡単に受検できるので、自己を客観視するのに役立つでしょう。
ただし、診断された結果が本当に自分の体験とリンクするか、自分の言葉で強みを話せるかなど、診断結果を慎重に分析・判断する必要があります。また、ツールや適性検査は、あくまで一般的な傾向を示すものに過ぎないため、結果は参考程度に留めて、原則的には自分で過去の経験を深掘りするのがおすすめです。
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5. 自己分析の結果を就活に役立てる方法
自己分析によって言語化できた強みや価値観などについて、実際にどのように活かせばよいか分からない人もいるでしょう。ここでは、志望動機と自己PRを考える際の役立て方について紹介するので、参考にしながら実践してみてください。
志望動機の考え方
志望動機を考える際は、自己分析の結果を以下のように活用するとよいでしょう。
-
・就活の軸(企業選びの軸)と、志望する企業の特徴との接点や共通点を探す
・接点や共通点を「△△に共感して志望しました」という結論に当てはめる
・自己分析で深掘りしたエピソードを志望動機に盛り込む
・締めくくりにキャリアプランを就職後の抱負として述べる
上記の流れで考えると、自己分析の内容を組み替えるだけで説得力のある志望動機が完成するはずです。
志望動機の例文
貴社の、一人ひとりに適した学習スタイルをAIでサポートするという事業内容に魅力を感じました。
私は現在、集団塾で講師のアルバイトをしておりますが、クラス内で理解度に大きく乖離がある現状を目の当たりにしつつも、どうしても指定のカリキュラム通りに授業を進めざるを得ず、個別の生徒のケアが十分にできていない教育環境であると課題意識をもっています。こうした課題を根本から解決したいと思っており、そしてそのために、貴社のサービスが真の解決策になると考えております。
自分が塾で培った伝える力をベースに、貴社のサービスを大きく拡販していく存在になりたいと考えています。
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自己PRの考え方
自己PRを考える際は、最初に志望する企業が求める人物像を調べる必要があります。そのうえで、自己分析の内容を以下のように活かすことで、スムーズに自己PRを考えられるはずです。
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・企業が求める人物像にマッチする自分の強みを考える
・その強みを発揮したエピソードをまとめる
・まとめとしてキャリアプランや入社後の抱負を述べる
志望動機と同様、しっかりと自己分析ができていれば、盛り込みたい材料は用意できています。あとは志望先に合わせて組み合わせを変えるだけで、説得力のある自己PRを作れるでしょう。
自己PRの例文
私は高校時代にサッカー部のキーパーとして、チームの士気を盛り上げ、チームの戦績アップに努めました。
試合中、キーパーだからこそ見えるチームメンバーや相手の動きを冷静に観察し、都度チームメンバーにどう動くべきか示したり、士気を落とさないためにポジティブな声掛けを行ったりしてきました。自分の役割を理解し、ほかのメンバーを助けることでチームの動きが改善していった結果、戦績は向上し、最終的には母校史上最高の成績を都大会で残すことができました。
このような積極的に周りを巻き込んでいく力は、貴社の「チームの力を最大化する」という理念に合致していると考えます。
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6. 自己分析を行うときの6つの注意点
自己分析を行う際は、過去の辛い経験に囚われないようにしたり、浅い自己分析にならないようにしたりしましょう。ここでは、自己分析を進めるにあたって注意したい点を6つ紹介しています。以下の内容に当てはまらないようにしながら、自己分析を進めていってください。
過去の辛い経験に囚われない
自己分析をする際は、当時の辛い経験を思い出す場合もあります。その際、経験そのものに囚われず、分析内容をプラスに昇華できるよう工夫しましょう。
面接では、失敗や挫折した経験について質問されることも多く、どのように立ち直ったか、同じ失敗をしないために心がけていることはないかなどを回答する必要があります。
社会に出るとうまくいかないこともあるため、企業は当時の失敗から学べる姿勢があるかも重視しているのです。失敗や辛い経験は誰にもあるので、経験を思い出してナーバスになるのではなく、プラスに働いたことがないか見つめてみてください。
浅い自己分析をしない
自己分析は本質的な価値観や根本的な考え方を言語化する作業なので、浅い分析で終わらないように気をつけましょう。
印象に残っている出来事に対して、何を感じたのか、そこから何がしたいと思ったのか、最終的にとった行動は何か、という視点で深掘りすることが大切です。
浅い状態の自己分析では、自分の軸となる考えを言語化できない可能性が高く、志望動機や自己PRの差別化にもつながりにくいでしょう。
「なぜ?」の繰り返しは5回を目標にして、深掘りを意識してみてください。
短所ばかりに目を向けない
自己分析を進める際にありがちなのが、長所は思い浮かばず、短所ばかりが出てくることです。謙虚な性格の人の場合は顕著ですが、短所は見方を変えると長所になるため、視点を変えるようにしてください。
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・こだわりが強い→一貫性がある
・執着心が強い→粘り強い
上記のように、視点を少し変えるだけで短所は長所になり得ます。強み・弱み、長所・短所を表すボキャブラリーを増やしながら、視点を広げる意識も持っておくとよいでしょう。
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思い込みやイメージ先行で決めつけない
自己分析をする際は、思い込みやイメージ先行で自分の性格や強みなどを決めつけないようにすることをおすすめします。
自分へのイメージが先行すると、心の底にある価値観や考え方に辿り着けない可能性もあります。「自分は△△な性格だから」などの思い込みはなくして、フラットな考え方で自己分析に臨みましょう。
短所ばかりに目が行ってしまうのと同様に、自己分析の際は、視野を広げて新しい自分の価値観を探す意識が大切です。
企業の求める人物像を意識し過ぎない
直近の選考対策として自己分析を行う際の注意点として、企業の求める人物像を意識し過ぎないようにすることも挙げられます。魅力的な自己PRや志望動機を作成するために企業側の目線を意識することは重要ですが、意識するあまり、本来の自分を偽ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
本来の自分をアピールできなければ、内容に説得力が出づらくなってしまいます。企業に合わせたアピールをして内定を獲得できても、入社後にミスマッチが起きる可能性も否定できません。
自己分析をする際は、あくまで自分の価値観や考え方を言語化させることにフォーカスしましょう。
自己分析以外にも時間を割く
就職活動をスムーズに進めていくには、自己分析以外の対策も欠かせません。企業研究や業界研究、Webテストや面接対策など、すべき対策は多岐にわたるので、バランスよく対策を進めることが重要です。
やるべきことをリストアップして、何にどの程度の時間をかけられるか、うまく管理していきましょう。
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7. まとめ
就活において自己分析は非常に重要な対策で、自分の価値観や根底にある考え方を言語化することで、志望動機や自己PRの作成はもちろん、ブレない軸を持って就活を進められるようになります。
自己分析をする際は、浅い分析や思い込みによるイメージ先行になるのを避けつつ、企業の求める人物像を意識し過ぎないようにすることも大切です。
自己分析にはさまざまなやり方があるので、自分に合う方法で時間をかけて取り組んでいきましょう。
ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー
レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
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