
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
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1. 就活生がIT業界を目指すべき理由
近年、ITの発展がますます進んでおり、多くの業界や企業では、システムを介したサービスが幅広く展開されています。就活生がIT業界を目指すべき理由としては、以下の2つがあります。
さまざまな業界でITの需要が拡大
ITは、さまざまな業界や分野で活用されており、影響力が拡大しています。ITの活用は、業務効率化や課題解決など、企業単体だけでなく業界全体を成長させると考えられます。エンジニアとして開発スキルを磨いたり、IoTやAIのような最先端スキルを身に付けたりできれば、多くの企業で重宝されるでしょう。
経済産業省「IT人材需給に関する調査」によると、IT業界は2022年時点で約32万人、2030年には約45万人以上の人材が不足し、人材供給率が約70%まで落ち込むと予想されています。需要の高さは、業界の「成長力」を示す指標であるため、IT業界は将来性が高いと言えます。
労働人口の減少
日本社会は、これから人口減少と高齢化が進みます。具体的な数字を見ていきましょう。
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・2010年時点では、人口約1億3,000万人と約3,000万人の高齢者
・2040年頃には、人口約1億1,000万人と約4,000万人の高齢者
という状態になることが予想されています(※1,※2)。
人口の変化から分かるように、総人口・労働人口の減少と高齢者の増加が進み、さまざまな産業・業界は人手不足になるでしょう。とくにIT業界は、企業のIT化や最新技術の登場・DX推進など需要がある売り手市場です。必要な知識やスキルを身につければ、希望職種に就ける可能性は高いと言えます。
参考1:総務省統計局「労働力調査(基本集計)2021年(令和3年)平均結果の概要」就業人口の動向
参考2:総務省統計局 統計トピックスNo.129「高齢者人口の推移」
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2. 就活生が知っておくべきIT業界のよくある勘違い
IT業界というと、就活生の多くは
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・文系には向かない
・職種問わず、仕事が激務で残業が当たり前
というイメージを持っているかもしれません。しかし、これらは先入観や思い込みであることも多いです。また、就活の進め方に関しては他の業界と異なる部分がありますので、併せて解説します。
IT業界への就職は、理系が有利?
文部科学省が実施した学校基本調査(※)によると、大学卒業後に「情報処理・通信技術者」の職に就いた学生のうち、文系出身者は全体の約半数を占めています。この結果からも、出身学部はあまり関係なく、文系でもIT業界で活躍できることが分かるでしょう。
参考:学校基本調査 / 令和3年度 高等教育機関《報告書掲載集計》 卒業後の状況調査 大学
仕事が激務で残業が当たり前…労働環境は大丈夫?
激務なイメージを払拭するため、労働時間を見直す動きが高まっています。テレワーク導入や残業時間の制限のような「働き方改革」に取り組み、平均労働時間や残業時間を情報開示する企業も増加傾向です。とはいえ、工場や公務員のように定時で終えやすい仕事ではない部分もあります。たとえば、開発作業の納期が近かったり、システム障害が発生したりして対応に追われるケースはありますし、開発直後のシステムの運用・保守など、一時的に忙しくなることもあります。
しかし、どのような業界・職種でも納期は付きもので、納期を意識した仕事が求められるものです。先入観があると、口コミサイトのような匿名情報を鵜呑みにしがちなので、就活サイトやエージェントの話を聞くなど、自分で調べて判断しましょう。
IT業界の就活スケジュールは?
就活といえば「3月に広報開始、6月に選考、内定出し開始」というのがここ数年のスケジュールになっています(※1, ※2)。
「もう少ししてから始めようかな」「周りの人が始めたらにしようかなと思っているのであれば、これは大きな勘違いです。
実は、ほとんどのIT企業が経団連とは別の「新経済連盟」という団体に加入しており、大手・中小・ベンチャー問わず早期から採用を開始している企業が多く存在します。経団連の就活スケジュールに沿って進めていると、「気づいたときには、エントリー期間が過ぎていた…」なんてことも起こりかねません。IT業界への就職を目指すのであれば、早めに就活をスタートしましょう。
参考1:2022 年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請について
参考2:【2023年卒向け】新卒採用スケジュールと時期ごとの準備内容
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3. すぐ始められる!IT業界への就職を目指してやるべきこと
前述したように、IT業界は選考のスタートが早いです。納得のいく就活とするため、すぐにでも始めるべき内容を3つ紹介します。
目的に沿った会社選び
IT業界といっても業務内容は幅広く、大きく以下の5つに分けられます。
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・インターネット・Web
・通信
・ソフトウェア
・ハードウェア
・情報処理サービス
企業によって目指すビジョンが変わるのと同様に、ITエンジニアのような職種もさまざまなキャリアがあります。まずは、自分のキャリアの軸を考えてみましょう。自分自身が何を重視するかで会社選びは変わってくるでしょう。
関連記事:就活で企業選びの軸が重要な理由
就活に向けての情報収集
就活生にとっては、情報収集が不可欠です。自分のビジョンや価値観を深め、就活の方向性を決めていきましょう。具体的には、以下の6つのことに取り組むのがおすすめです。順序はとくにありませんが、IT業界の採用活動は早くから始まります。スピード感を持って「自分から情報を取りにいく」姿勢は必要でしょう。
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・自己分析
・業界・企業研究
・インターンシップ参加
・OB・OG訪問
・エントリーシートや履歴書の準備
・筆記試験の準備
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資格取得やプログラミングの学習
求人情報に「未経験歓迎」とあっても、知識やスキルがあったほうが有利になる可能性が高いです。学生は実務経験がないことがほとんどのため、学習している姿勢をアピールするとよいでしょう。たとえば、同じような学歴・実績・コミュニケーションスキルを持つ就活生が2名いた場合、継続して開発スキルを磨いている人と何も学習していない人であれば、前者を採用する企業が多いはずです。未経験だとしても、就活を始める段階からスキルや知見を蓄積する取り組みを始めましょう。
資格取得:ITパスポート試験、基本情報技術者試験
ITパスポート試験
ITパスポート試験は、IT就活生が社会人として備えておくべき、ITに関する基礎的な知識を証明できる国家試験です。IT業界にエンジニアとして就職するのであれば、まずはITパスポートの取得を目指すと良いでしょう。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITパスポートの3分野(テクノロジ・マネジメント・ストラテジ)を深く掘り下げた内容が問われます。記述問題もあり、ITパスポート以上に対策が必要です。入社の前提条件とする企業もあるので、文系で未経験であっても入社前後(4月、10月)での合格を目指しましょう。
関連記事:基本情報技術者試験とITパスポート試験の違いと取得するメリット
プログラミング学習:学習サイト
プログラミングをまったく学習していないと、「ITエンジニアとして就職したものの、面白くない」「入社してから向いていないことに気づいた」という状況になるかもしれません。このようなミスマッチを発生させないためにも、プログラミングには触れておくべきです。
最近は、Progateのような無料でプログラミングが学べるサービスや、大学生/院生限定で就活まで手厚くサポートする「レバテックカレッジ」のようなサービスもあります。専門用語が多い書籍は勉強しづらいという人は、まずは無料のサービスから始めてみると良いでしょう。
関連記事:プログラミングの勉強法とは?学習時間の目安やおすすめのサイトを紹介
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