内定承諾書を提出した後も就活は続けてもいい?リスクを徹底解説


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1. 内定承諾書を提出したあとも就活を続けてもいいの?
結論からお伝えすると、内定承諾書を提出したあとに就活を続けていても法律上は問題ありません。
内定承諾書に法的拘束力はないため、提出したあとに就活を続けた結果、別の企業から内定をもらって就職することにしたという人も多くいます。株式会社ジェイックが2025年卒業の大学生・大学院生を対象に行った「25卒就活生の内定獲得後の動き」のアンケートでは、内定をもらった上で就職活動を「続けたいと思う(続けている)」と回答した学生が78.3%と、ほとんどの学生が就職活動を継続していることがわかります。
内定承諾書はなぜ必要なのか?
そもそも内定承諾書とは、その名の通り企業からの内定を承諾し、入社の意思を示すための書類です。「内定誓約書」または「入社承諾書」などと呼ばれることもあります。企業側が内定を出した就活生に対し送付する書類であり、受け取った者は入社の意思があれば署名捺印のうえ提出します。
企業が内定承諾書の提出を求めるのは、学生の入社意思を確認するという目的があります。多くの企業では、その年の採用人数をあらかじめ決めています。人を採用することはその分費用が発生するため、採用活動を通じて当初決めていた採用人数に達すれば、それ以外の人は不採用とするしかなく、採用活動を続ける必要もなくなります。
逆に、内定を通知した応募者の中で入社を断る人が出てくれば、会社は不採用予定だった人に採用通知を出したり、追加で採用活動を行うことになる場合もあり、時間も費用も余分にかかります。そのため、ある程度入社数を見積もるために内定承諾書の提出を求めているのです。
法的には内定承諾後に就活をしても問題ない
法的には、内定承諾書を提出した後でも就職活動を続けることに問題はありません。
内定はあくまで労働契約の予約のようなものであり、民法上も学生が他の企業を受ける自由を制限することはできません。そのため、複数の内定を保持したり、承諾後に辞退を申し出たりすること自体は違法行為ではありません。
ただし、企業にとっては採用計画に影響を与えるため、信頼関係の面でマイナス評価につながる可能性があります。また、企業によっては内定辞退をさせないために多少パワハラ・オワハラのような圧力をかけてくることもあります。
そのため、法的に問題がなくても、今後の対応には誠実さが求められる点を理解しておくことが大切です。
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2. 内定承諾後に就活を続けるリスク
続いて、内定承諾後に就活を続けるリスクについて解説します。法的に問題ないとはいっても、トラブルに巻き込まれたりオワハラを受けたりするリスクもあります。
ここでは、あらかじめ内定承諾後に巻き込まれる可能性のあるリスクについて解説します。
内定取り消しをされる可能性がある
内定承諾後に就活を続けていることが企業に知られると、内定取り消しにつながるリスクがあります。
法律的には合理的な理由がない限り内定取消は難しいとされていますが、企業が入社意欲が低い、信頼関係を築けないと判断すれば、採用計画や会社規則を根拠に取り消しを検討する場合もあります。そのため、あらかじめ就職活動を継続する旨を伝えておく等、誠意ある対応を心掛けることが重要です。
推薦入社の場合は大学や教授に迷惑を掛ける
入社を断った場合、企業側から出身大学や教授へ連絡される可能性があります。大学や教授の顔へ泥を塗ることになり、迷惑をかけるおそれがあることを理解しておきましょう。
また、自身が内定を辞退することで、出身大学の信用が失われてしまう可能性もあります。企業側にネガティブなイメージをもたれてしまい、今後その大学から志望者を採用しない、といったことにもなりかねません。後輩たちにも迷惑をかけてしまいます。
オワハラを受ける可能性がある
企業としては、人材の採用にコストと手間を費やしています。そのため、入社を辞退したい旨を伝えても、企業側が納得してくれず、引き止められてしまう可能性があります。
また、入社しなければ賠償金を請求すると言われたり、社員数名で数時間にわたる面談で説得されるような、オワハラを受ける可能性もあります。大変なことになるのではないかと怖くなり、辞退を思い留まろうとする方も中にはいるでしょう。
内定承諾書に法的な拘束力はなく、これらの要求にも基本的に応じる必要はありません。ただ、こうしたトラブルに巻き込まれるおそれがあることは、覚えておきましょう。
3. 内定承諾後に就活を続けてバレる可能性はある?
内定承諾後に就活を続けていると、内定先の企業にバレるのではないか?と心配する人もいるでしょう。内定先に就活を続けていることがバレるリスクについて解説します。
基本的にはバレる心配はない
誰がどの企業を受けているか、どこの企業が誰に内定を出したか、ということは機密情報にあたるため、基本的には外部に情報が漏れることはないと考えて大丈夫です。
これは就活サイトなどでも同様で、内定承諾後に就活サイトを通じて別の企業にエントリーをしたとしても、その情報が内定先に伝わるといったことはありませんので安心してください。
万が一バレてしまったときは?
内定承諾後に就活を続けていることがバレるリスクはほとんどないですが、内定先と同じビルの企業の面接を受けていてばったり人事担当者と会ってしまった、などという可能性は0ではありません。
ただ、企業側も「内定を出した学生が就活を続ける可能性がある」ということはある程度考慮しているため、万が一内定先に就活を続けていることがバレてしまってもそこまで大きな問題にはなりません。
どうしてもバレてしまったときのことが心配という方は、内定承諾書を提出する前に「もう少し選考を続けたいと考えている企業がある」など直接人事に相談したうえで、内定承諾書の提出を待ってもらうという方法もあります。交渉する際の伝え方については、このあと詳しくご説明します。
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4. 第一志望以外から内定をもらったらどう対処すればいい?
就活を続けていく中で、第一志望以外の企業から先に内定をもらうこともあるでしょう。その場合の対処法について解説していきます。
とりあえず承諾書を出すのはいったんストップ
第一志望以外から内定をもらった際、多くの学生がとりあえず承諾しておこうと考えがちですが、すぐに承諾書を提出するのは避けた方が安心です。承諾書は法的な拘束力が強いわけではありませんが、提出後に辞退するとなると企業に迷惑をかけ、信頼を損なう可能性があります。
内定承諾の期限は企業によって数日〜数週間あるケースが多いため、焦らず検討する時間を確保しましょう。大切なのは、自分のキャリアにとって納得感のある選択をすることです。
就活を続けたい旨を話すのが先決
承諾を迷っている場合、就活を続けたい気持ちがあることを正直に企業へ伝えるのも選択肢です。もちろん御社よりも他社を優先したいと直接言う必要はなく、納得して決めたいので、少し時間をいただきたいと誠実に話せば理解してもらえることが多いです。
無断で就活を続けるより、期限や状況を共有したほうが後々の信頼関係を守れます。誠意を持って話すことで、たとえ辞退となっても誠実な学生という印象を残せるのです。
自分の志望順位と軸を整理して、承諾する手もあり
第一志望の選考が進んでいない中で内定をもらうと迷うものですが、冷静に志望順位や自分の就活の軸を整理することが大切です。業界や職種、働き方など譲れない条件と照らし合わせたうえで、内定をくれた企業が基準を満たしているなら承諾するのも立派な選択です。
承諾後に他社を受けることも法律上は可能ですが、無理に就活を長引かせるよりここで頑張ろうと決断するほうが精神的に安定し、社会人への準備に集中できます。
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5. 内定承諾後に迷ったときにやるべきこと
内定承諾書を提出したものの、就活を続けるかどうか迷っている場合はどうすればいいのでしょうか?
就職先を決めることはその後の人生にも大きく関わってくるので、なかなか決断できないのも無理はありません。ここでは内定承諾後に迷った際にやるべきことをいくつかご紹介します。
迷っている理由を書き出してみる
内定承諾書を提出したものの、本当にここで良いのか…と迷っている場合は、何に悩んでいるのかを紙に書いて整理してみるとよいでしょう。「なんとなく決めきれない」と思っていたとしても、実はひっかかっているポイントがあるケースも多いものです。
迷っている理由が明らかになれば、就活を続けてほかの企業も見るべきなのか、そもそも内定先についてもっと情報を集めた方がよいのか、などやるべきことがおのずと見えてくるでしょう。
また、具体的にA社とB社で迷っている場合は項目ごとに比較表を作ってみるのもおすすめです。
「年収」「知名度」「やりがい」「社風」など、さまざまな観点で比較してみることでどのような点で迷っているのか明確になるかもしれません。
OB・OG訪問をする
その会社で働いている先輩に話を聞きに行くOB・OG訪問は、選考前にやるものというイメージがあるかもしれませんが、内定承諾後に迷っている場合にもおすすめの方法です。
気になっていることや不安なことを正直に質問してみましょう。OB・OGの方が入社前に不安に思っていたことや、入社してみて実際どうだったか?という話を聞ける可能性もあります。より具体的な話を聞きたいのであれば、年齢が近い社員の方を人事担当者に紹介してもらうのも良いでしょう。
内定先に迷っていることを相談する
自分一人ではどうしても決めきれないという場合は、思い切って内定先に迷っていることを相談してみてもよいでしょう。企業はあなたにぜひ入社してほしいと思って内定を出しているため、不安や迷いを払拭するためにはどうすればいいのか一緒に考えてくれるはずです。
場合によっては社員との座談会や、ほかの内定者との交流の場などを設けてくれることもありますので、懸念事項があれば正直に伝えてみることをおすすめします。
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6. 内定辞退をするときのマナーとポイント
トラブルに発展させないためには、マナーやポイントがあります。マナーやポイントを正しく押さえておけば、トラブルに巻き込まれる可能性が減り、スムーズに話を進めやすくなるはずです。
電話で連絡する
言いにくい内容を伝えるのは勇気が要りますが、きちんと電話で連絡し、自分の言葉で意思を伝えることが大切です。
近年、メールやLINEなどのコミュニケーションツールが普及したこともあり、近年では電話を苦手とする若者が増えているそうです。メールだけで済ませたくなるかもしれませんが、担当者へ電話するのは社会人のマナーといえます。
電話で伝えるときは、長々と話すのではなく、最初に辞退する旨を伝えましょう。また、電話のあとにメールでフォローを入れることも忘れないでください。メールでフォローすれば、きちんと連絡を入れた記録も残せます。
できるだけ早めに連絡する
企業側にも都合があるため、なるべく早めに連絡することを心がけましょう。遅くとも、入社の2週間前までに連絡してください。2週間前までのルールは、民法627条できちんと定められています。ギリギリになってしまうと、法的なトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。
誠意をもって対応する
法的な拘束力こそないものの、企業に迷惑をかけることには違いありません。採用計画を狂わせてしまい、無駄なコストを費やさせてしまったことを理解しましょう。そのため、入社を取りやめる際には、誠意ある対応をしなくてはなりません。
誠意を示すため、できるだけ早く電話で意思を伝え、迷惑をかけてしまったことを謝罪しましょう。また、併せてお詫びの手紙を書くのもおすすめです。今後、その企業とビジネスで関わり合う可能性もあります。誠意のある対応をしておけば、露骨に悪い扱いをされることもないでしょう。
期限を明確に伝えておく
内定辞退をする際は、できるだけ早めに連絡することが基本です。
特に入社予定日が近づくほど企業の採用計画に大きな影響を与えるため、いつまでに返答するのか、明確な期限を伝えることが大切です。
たとえば「◯月◯日までに最終的なご返答を差し上げます」といった形で、具体的な日付を添えて伝えると誠実さが伝わります。あいまいな表現では担当者に不安を与えてしまうため、できるだけ具体的に伝えるよう心掛けましょう。
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7. 内定辞退のトラブルに巻き込まれたらどうする?
どんなに注意していても、トラブルに巻き込まれてしまう可能性はあります。このようなときは、自分だけで解決しようとするのではなく、大学のキャリアセンターや弁護士などへ相談しましょう。
大学のキャリアセンターへ相談する
学生の就職を支援するため学内に設置されているキャリアセンター(または就職課)では、就職に関するさまざまな相談も受け付けています。企業とトラブルになったときは、まずキャリアセンターへ相談してみましょう。多くの場合、専属のカウンセラーが在籍しており、適切なアドバイスを受けられます。
労働問題に強い弁護士へ相談する
企業側が、賠償金や違約金を請求してきた、恫喝めいたことをいってきた、といったケースでは、弁護士への相談をおすすめします。労働問題に強い弁護士なら、法的な観点から解決策をアドバイスしてくれるでしょう。ケースによっては、弁護士が代理人となり企業と話し合うほうがいいこともあります。
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8. 内定承諾書をもらった時のQ&A
最後に、内定承諾書をもらった際の対処法や取り扱い方についてのQ&Aをまとめています。
内々定後は就活を続けてもいいの?
内々定の段階では正式な労働契約は成立していないため、就活を続けても問題ありません。企業側も複数の学生に内々定を出し、その中から承諾を待つケースは多いです。
ただし、あまり長く保留すると企業の採用計画に迷惑をかけるため、できるだけ早めに判断するのが望ましいです。
内定承諾書はすぐに提出しないといけないの?
承諾書の提出期限は企業によって異なります。短期間での提出を求められる場合もあれば、数週間の猶予があるケースもあります。
迷っている場合はもう少し検討したいと正直に伝え、期限を確認してから判断するとよいでしょう。焦ってサインするよりも、納得感を持って提出することが大切です。
承諾書にサインした後でも辞退はできるの?
承諾書にサインしても、法的には辞退することが可能です。労働契約は入社日以降に効力を持つため、承諾後に就活を続けたり、他社を選んだりすること自体は違法ではありません。
ただし、企業の信頼を損ねる行為でもあるため、辞退の連絡はできるだけ早めに、誠意を持って行うことが重要です。
内定承諾後も就活を続ける場合は、何と伝えるべき?
基本的には御社が第一志望ですと伝えたうえで就活を続ける人が多いですが、正直すぎる対応にはその分ある程度のリスクがあります。
もし他社選考を受けたい場合は最終的に納得して決めたいので検討の時間がほしいと、誠実に伝えておくのが無難です。就活を続けることを正面から話すより、誠意ある態度と丁寧な対応を意識することが大切です。
エージェント経由でエントリーして内定承諾した後も就活は続けていい?
エージェント経由の場合も、法的には承諾後の就活は可能です。ただし、内定承諾したことを証拠として残しているケースも多くありますので、きちんとエージェント・企業の両方に就活を続ける旨を伝えておくことが大切です。
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9. まとめ
内定承諾書には法的な拘束力がないため、辞退も就活の継続も可能です。ただ、メリットとデメリットどちらも存在することは理解しておきましょう。本記事でお伝えしたように、トラブルへ発展したときは、ひとりで抱え込まずに専門家へ相談することが大切です。
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