【IT就活の悩み一問一答】ガクチカがないから大学院へ進学するのはあり?

【IT就活の悩み一問一答】ガクチカがないから大学院へ進学するのはあり?
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Q.大学院に進学してガクチカを作れば就活で有利になる?

現在大学3年生で、これから就職活動が本格化するのですが、アピールできる「ガクチカ」がなく、焦りを感じています。周りの友人は長期インターンやサークル活動で実績を積んでいて、自分だけ取り残されている気がします。

このままでは、就活をうまくやっていける自信がありません。そこで、大学院に進学して研究を頑張り、それをガクチカとしてアピールするのはどうかと考え始めました。

大学院での研究は、企業へのアピールポイントになると聞きます。ただ、就職を有利にするためだけに2年間を費やすことに不安もあります。

ガクチカがないという理由で大学院へ行くのは、正しい選択なのでしょうか。

A.就活のためだけに大学院へ進学するのはおすすめできません。

ガクチカがないことで、就職活動に不安を感じているのですね。周りの友人と比べて焦る気持ち、とてもよくわかります。

でも、ガクチカのためだけに大学院に進学するのは、正直おすすめできません。

まず、企業は「ガクチカ」という特別なエピソードだけを見ているわけではありません。ITエンジニアの場合、あなたがこれまでに何を学び、どのようなことに興味を持ち、これからどう成長していきたいのか、という「ポテンシャル」を重視します。サークルや長期インターンがなくても、これまでの授業や研究、趣味で取り組んだことでも、十分にアピールポイントになります。実際、私がこれまでご支援してきた中では、「オンラインゲームを頑張った」というガクチカの方もいらっしゃいました。

次に、大学院での研究を「ガクチカ」としてアピールするのは、簡単なことではありません。研究は非常に専門性が高く、就活が始まる修士1年の時点で企業が求めるレベルの結果を出すのは難しいでしょう。また、研究活動は時間的な拘束も大きく、就職活動と並行してプログラミングの勉強や、ITエンジニアにとって重要な実践的な開発経験を積むのは困難です。

「ガクチカ」よりも大切なこと

大学院に進学する2年間があれば、学部で卒業した方が、より早くITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせることができます。実際に働きながら実践経験を積み、スキルを磨くことで、市場価値は飛躍的に高まります。

ガクチカがないと焦る気持ちは分かりますが、決してそれが不利になるわけではありません。まずは、これまでの経験を棚卸しして、あなた自身の強みを見つけることから始めてみませんか? もしよければ、一緒にあなたの強みを探すお手伝いをさせてください!

この質問の回答者

二宮プロフィール

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