「プログラマー学歴不要論」の落とし穴!実態を徹底解説

「プログラマー学歴不要論」の落とし穴!実態を徹底解説
あらゆる業界のIT化が進む中、プログラマーの需要は高まり続けています。現在、安定した職業に就くため、または自分の技術で稼ぐために、プログラマーを目指す人も多いでしょう。そんな中、「プログラマーになるためには学歴は不要である」という考え方が広まっていますが、果たして本当にそうでしょうか。この記事では、「プログラマー学歴不要論」の根拠について解説しながら、見落としがちな点についても言及した上で、学歴なしでプログラマーになるためにやるべきことについて解説します。

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1. 「プログラマー学歴不要論」とは

はじめに、「プログラマー学歴不要論」の3つの根拠について解説します。
一般的に、プログラマーは学歴不問であると言われています。

実務能力が全て

プログラマーは技術力と経験値が問われ、即戦力となる人材が必要とされています。従って、現場でどれだけ戦力になれるかがプログラマーの評価基準です。
プログラミング技術は、一部の専門学校や情報系の大学を除いてほとんど教育されていません。つまり「学歴があることと、プログラマーとしてのスキルがあることは無関係である」と考えられることが多いのです。

需要が伸びている

経済産業省のデータによると、日本は深刻なIT人材不足に陥っています。2020年には約37万人、2030年には約79万人と、今後人材不足はますます拡大すると予測されています。
このように日本の企業等は慢性的にIT人材を欲しているため、学歴で制限することなく、実力がある人物であれば活躍の機会が用意されることが多いでしょう。
※参考:経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課「IT分野について」 

年収、出世に影響なし

学歴の有無は、年収や出世にもあまり影響がないと言われています。実際にプログラマーの求人情報を確認すると、学歴による給料の違いについて記載がない場合がよく見られます。上述した通り、プログラマーの価値は技術力と経験値で評価されるため、そこを伸ばすことができれば学歴に関係なく着実に給与を増やし、立場を上げていくことができます。

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2. プログラマー学歴不要論の落とし穴

一方で、学歴があることは決して無駄ではなく、あるに越したことはないというのが事実です。ここでは、学歴があることの2つのメリットについて解説します。

「論理的思考力」「読解力」「コミュニケーション能力」が鍛えられる

企業が未経験のプログラマーを雇用する場合「論理的思考力」「読解力」「コミュニケーション能力」の三つの能力を重視するケースが多いでしょう。これらの能力は、優秀なプログラマーに必要不可欠の基本能力であり、大学などの教育機関に通う中で身に付けることができます。プログラミング能力を伸ばすためには、コーディングをするための論理的な思考力とアルゴリズムのスキルが求められます。このような地頭力は、学校の勉強や課題を通して伸ばすことができます。

そしてプログラマーは、エンジニアの書いた設計書を読み解くこと、記述したいアルゴリズムを書き起こすことも仕事の一部です。このために必要な読解力は、レポート・小論文を書くこと、英語や国語能力で引き出すことが可能です。

最後に、プログラマーは一緒に働くチームメンバーや、依頼を受けたクライアントへ自分の仕事内容について説明をする場面があります。技術職ではありますが、完全に一人で業務の全てが完結するわけではありません。その際に必要になるコミュニケーション能力は、学校での集団生活を通して鍛えることができます。
従って就職活動の際には、学業を通してこれらの能力を身に付けていることをアピールしましょう。

大手企業は学歴を重視する

ベンチャー企業では、学歴不問でプログラマーを雇用することが比較的多いですが、全ての企業がそうであるとは限りません。特に大手企業は、学歴を重視する傾向にあります。
大手企業は、大量の求職者の中から可能性のある人材を選ぶ出す必要があります。書類選考でまず応募者をふるいに掛けるため、また人事部の採用基準をはっきりとさせるために学歴を一つの尺度として見ていることがあります。

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3. 学歴なしでプログラマーになるには

プログラマーに学歴は不要でも、当然スキル・経験は必須であり、それをアピールできるものを揃えることが重要です。ここではスキルの習得方法と経験の積み方を解説します。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールに通うことは、費用がかかるというデメリットがある一方、様々なメリットを享受することが可能です。
 

  • ・プログラミングスキルをプロの講師から学べる

    ・課題をこなす中で、実際にWebサイトやアプリケーションなどを作成する経験ができる

    ・スクールの卒業生であることをアピールできる


上述の通り、プログラマーには技術力と経験値が必要ですが、プログラミングスクールに通うことでこの二つを得ることができます。また、独学では壁にぶつかった際にプログラミングの勉強を挫折してしまう人もいますが、スクールに通うことでやり切ることができた、という卒業生も多くいます。

プログラミングスクールは全国に複数存在しています。どのプログラミングスクールを選ぶべきか迷った際には、下記の点を基準に自分にあったスクールを選択すると良いでしょう。


  • ・学習環境、内容は自分に合っているか

    ・学習する期間

    ・就職支援の有無


レバテックでは、エンジニアを目指す大学生や大学院生向けに、月額29,800円でプログラミングを学べるレバテックカレッジを運営しています。現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムで、未経験者でも3ヶ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身につけることが可能です。

また、教室には成長するベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しており、わからないことをいつでも気軽に相談できます。リーズナブルな価格で、就活に役立つスキルを身につけたい人におすすめのプログラミングスクールです。

インターンシップに参加する

特にITベンチャー企業のインターンシップに参加することがおすすめです。
インターンシップに参加するメリットは下記の通りです。
 

  • ・実務経験・報酬を得られる

    ・現場で実際に必要な知識・技術について知れる

    ・人脈を作れる


ベンチャー企業のインターンシップは、ほとんど社員と同じような仕事内容・仕事量をこなすことも少なくありません。現場で得られる経験値は、かけがえのない財産になります。また、インターンシップ中に人脈を作っておくことで、そのままインターンシップ先の社員になることや、別の仕事を紹介されるようなこともあります。

資格を取得する

最後に、プログラマーにおすすめの資格を4つご紹介します。プログラマーに資格は必須ではありませんが、就職活動時のアピールポイントに役立ちます。

上記の中でも特におすすめしたいのが「基本情報技術者」です。基本情報技術者は「IT業界への入門試験」と評価されている経済産業大臣が行う国家資格の一つです。プログラミングのみならず、ITエンジニアに必要な基礎知識を証明できる試験です。
合格率は過去10年間で20〜30%(※)を推移しているため、やや難易度が高い試験です。だからこそ、他の求職者と差別化することが可能です。

※参考:IPA独立行政法人「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 推移表(平成21年度春期以降)」 

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4. まとめ

この記事では、「プログラマー学歴不要論」とは何かを解説しながら、プログラマーになるためには学歴は不要であるという考え方について考察しました。学歴がない場合でもスキルや経験は重要になるため、インターンシップに参加したり、資格を取得したりすることで、就職活動の際のアピールにつなげましょう。

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