社会へのインパクトの大きさを実感。GO株式会社だからこそ実現できる、成長と挑戦とは

社会へのインパクトの大きさを実感。GO株式会社だからこそ実現できる、成長と挑戦とは
学生時代より複数のエンジニアインターンに参加し、エンジニアリング以外にもさまざまな学びを得た茂木さん。GO株式会社に新卒入社すると、さっそく新規サービスの開発に参画し、事業が与える社会的影響力の大きさを実感したという。たくさんの経験豊富なエンジニアに囲まれる中、GO株式会社の新卒2期生として成長と躍進を続ける茂木さんに、休学時代の一風変わった過ごし方や、入社後新しく学んだこと、そして将来挑戦したいことについてお話を伺った。
■企業紹介
「移動で人を幸せに。」をミッションに、モビリティ領域を軸とする多様な事業・サービスを展開する企業。タクシーアプリ『GO』や次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』などの提供により、日本の社会課題の解決を目指しています。

■お話を伺った方
職種 エンジニア
名前 茂木 貴紀(もぎ たかのり)さん
経歴 北海道大学 工学部を卒業。在学中は2年間の休学期間を活用してエンジニアインターンを経験し、プログラミングスキルを磨く。2024年に卒業後、新卒2期生としてGO株式会社に入社。現在はタクシーアプリ『GO』に付随する機能開発や事業者向け管理システムの実装、技術広報の配信を担当。
 
 
 
 

\15年超の実績を持つレバテックが運営/

 
 

内定を辞退して2年間休学、そこで得られた意外なもの

――少し変わった専攻に進まれていますが、どうしてこの専攻を選ばれたのでしょうか。
茂木 北海道大学の工学部は2年生から学部が決まる仕組みになっていて、私は情報生物学研究室の生体情報コースを専攻しました。専攻した理由としては、1年生のときに生物の成績が良かったのと、ちょうどプログラミングに興味を持ったタイミングだったので、生物と情報工学をかけ合わせた情報生物学が面白そうだなと。

生物は特別好きなわけではなかったのですが、ずっと情報学だけを勉強し続けるのも面白くないと感じていて、異なるジャンルの領域をかけ合わせて学びたいと考えていました。かけ合わせるジャンルは何でも良いのですが、問題解決のために情報学を使いたいという漠然とした思いもありましたね。
 
――本格的にプログラミングを始めたのは大学3年生からのようですが、何がきっかけだったのでしょうか?
茂木 大学入学時にはエンジニアの仕事をする考えは全くなかったのですが、入学後に周囲でプログラミングをやっている人が多かったので、漠然と興味は持っていました。独学で勉強した時期もあったのですが、何かをアウトプットするレベルまでは到達しませんでしたね。

大学3年生になってからは大学のIT研究会に所属し、友人たちと一緒にプログラミングを学びました。分からない点は周りの友人に聞ける環境だったので、そこからエンジニアリングの楽しさに気づいてどんどんプログラミングにはまっていった感じです。

そのころからインターンに参加したり、ハッカソンなどのエンジニアのイベントに参加することも増えたので、アウトプットの機会も自然と多くなっていきました。『JPHACKS(ジャパンハックス)』という大きなイベントでは北海道東北予選で入賞し、決勝大会に進むことができました。
 
――急激にのめり込んだ印象ですが、プログラミングのどんなところに楽しさを感じましたか?
茂木 もちろんコードを書いてアウトプットするということ自体も好きですが、一番楽しいのは、自分のアウトプットを使ってくれる人たちにとって、どんな価値を提供するのがベストなのかを考えながら作ることですね。

例えば私が3年生からインターンに参加した医療系スタートアップ企業では、アウトプットに対して病院からフィードバックをもらえるのですが、そこからまた改善して提案して…といった一連の流れに楽しさを感じていました。自分のアクションによって何かが変わったり、課題が解決できる仕組みに携われることが好きなんだと思います。

なので就職した今では、ビジネスサイドにも広くかかわりながら仕事がしたいなと思うのですが、自分で作るところもやっぱり楽しいので、その一連の流れをいつかは全部自分でできたら嬉しいですね。 自分で事業を考え、ターゲット選定だけでなくプロダクトの細かい仕様も決めて、実装まで一通り担当するようなイメージです。それを細かいサイクルでたくさん携われたらすごく楽しいんだろうなと想像しています。
 
――3年生が終わるタイミングで2年間も休学されていますね。なぜ休学されたのですか?
茂木 このころにはもう「将来はエンジニアとしてやっていこう」と思うようになっていたのですが、プログラミングを勉強し始めて半年くらいしかたっていない今の自分ではなく、エンジニアとしてきちんと評価してもらった上で入社したいと考えていました。そうすることで、エンジニアとして地に足がついた状態で入社した会社に貢献できると思い、一旦休学してもっと真剣にプログラミングを学んでから就職することにしました。

そう考えるようになった根底には、インターンでの経験も大きかったですね。インターンとはいえいろいろ任せていただき、考えながら作る機会もたくさんいただきました。良い企業に出会えて、そこでさらに良い人たちに恵まれたおかげで、自分の成長が感じられ、そのような意識が芽生えたのだと思っています。


休学を決意したときはすでに何社か内定をいただいていたのですが、 それはエンジニアとして評価された結果の内定ではないと捉えていたので、しっかりとスキルを身に付けて、エンジニアとして認められなければならないというある種の危機感のような感覚もありましたね。
 
――休学中はどのように過ごしていましたか?
茂木 休学1年目は全国を転々としながら生活していました。両親は休学に反対していたのですが、「自分の力で生きていけるなら休学してもいい」と言われたので、有償インターンでエンジニアリングをやりながら、古民家やゲストハウスに滞在できるサービスを使って、東京や神奈川、京都など全国を回りました。

各地でいろいろな方々と話す機会があったのですが、副業でエンジニアをしている人や、スタートアップを立ち上げて経営している人など、さまざまな社会人のお話を聞いて自分を見つめ直すことができたのはすごく嬉しかったですね。休学中にエンジニアリングだけに取り組んでいたら、きっとこういった人たちとの出会いは経験できなかったですし、多様な価値観や考え方を醸成することもできなかったと思うんです。大学生のときにそういった経験ができたのは、とてもいい経験だったと思います。

休学2年目はいろいろな企業で働いてみたくて、複数のインターンに参加していました。すでに大学3年生からお世話になっていたインターン先のスタートアップ企業があったのですが、そこでさらなる価値を出すには、大きいプロダクト・ユーザー数が多い大規模のプロダクトをどのような意思決定をして作っていくのか知る必要があると思ったんですよね。そこでメガベンチャーを中心にインターンを探して、いくつかの企業に参加していました。

仕事の進め方やコミュニケーションの方法など、エンジニアリングの技術以外にも身に付けるべきスキルがたくさんあることに気づけたのは良かったです。実際にお客さまからのフィードバックを受けて改善する機会が多くあったので、その一連の流れにも楽しさを感じました。これらの経験も相まって、休学中にエンジニアの道を目指す意思がはっきりと固まったのだと思います。
 
――休学を経て、GO株式会社へ入社を決めた理由についてもお聞かせください。
茂木 実は休学2年目にメガベンチャーのインターンに参加した際に、3年生からインターンに参加していたスタートアップ企業の素晴らしさに気づく場面があって、そのスタートアップ企業の方にお話をしたんです。急成長していたし働いていて楽しかったので、就職はその会社にしたいなと。するとその企業の方は、新卒と一緒に働きたい気持ちもあるけど、「受けたい企業は全部受けて、就活をやりつくした上で意思決定してほしい」といったことを言ってくださって。

そこからは色々な業界や企業をひたすら調べて、気になるところは全部受けました。「自分が使って価値をもらっている企業」という軸で企業探しをしているときに、GOを見つけてエントリーしました。

GOに入社を決めた1番の理由は、面接を受けたときに、「この人たちと一緒に働けるのが楽しみだな」と思えたことですね。GOの面接は3回あったのですが、どの回でもしっかり向き合って私の話を聞いてもらえたのと、事業のことなども面接中に色々と話してもらえたことがとても印象的でした。面接を通して自分がGOで働いている具体的なイメージが持てたことと、「この会社で働くのが楽しみだ」と思えたことが決め手だったと思います。
 

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入社直後から新規サービスの開発に参画、社会へのインパクトの大きさを実感

――入社から現在まで流れについてお聞かせください。
茂木 入社後は5月までビジネス研修を受けて、その後バックエンドの部署に配属されました。私が所属している部署は約20名ほどエンジニアが所属しており、部署内でさらに3つのグループに分かれているのですが、『GO』のシステムやサービス全体について広く知ってほしいという意図から、それぞれのグループにまたがってアサインしています。

配属後はGOとしても新たな取り組みの「日本版ライドシェア」に関連する開発に参画したのですが、配属当初はちょうどリリース直後だったこともあり、「もっとこういう機能を作りたい」という要望がたくさんあるので、まずはそのような案件をいくつか担当することからはじまりました。

今では新規サービスの機能改修のみならず、タクシー乗務員様向けの機能のバックエンドや、「GO管理画面」という事業者様が利用するサービスのフロントエンドも担当しています。

それ以外にも、技術イベントの開催や配信など会社の広報周りもやったりしています。GOでこんな風に振舞える自分でありたいとか、やりたいことがいっぱいあるので、そこに近づくためには1年目からしっかり実績を作っていきたいですね。
 
――入社後はスムーズに業務に馴染めましたか?
茂木 そうですね。もちろん最初は何もわからない状態から始まるので、技術というよりは『GO』の仕様に対する理解や、今のプロダクトはどういうコードでどんな風に動いているのかについて知るところから始めました。既存仕様のドキュメントやコードがたくさん存在するので、ひたすらそれを読んで理解しながらアウトプットする日々を繰り返していましたね。

アウトプットが中途半端にならないかという不安はすこしあったものの、わからないことがあればすぐ周囲に聞ける環境でしたし、サポート体制がすごく整っているとは感じていたので、のびのびと前向きに取り組めました。

GOではマネージャーと月1で1on1の機会があるのですが、私の場合はグループをまたいでアサインしているので3グループそれぞれのマネージャーと毎月話す機会がありました。1on1では、マネージャーの方々が真摯に向き合ってくださっているなといつも感じているので、見守ってもらえる安心感を持ちながら仕事に打ち込めています。
 
――どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
茂木 一番印象に残っているのは、入社して間もなく「日本版ライドシェア」のような新しいサービスの開発に携わったときですかね。社会から求められていることやご利用いただくユーザーの皆さんへの影響や与える価値など、会社の影響範囲の大きさを感じられる時にやりがいを感じます。実際に自分が開発に関わったものが実際にユーザー側へ反映されて、リアルな反応が見れたり直接フィードバックをもらえたりすると、自分の仕事が社会に影響を与えていると実感できるので嬉しいですね。
 
――GOに入社してから仕事を通じて学んだことは何ですか?
茂木 影響する範囲が大きい開発での連携方法や、業務の進め方を学ぶことができたと思います。 インターンでは1つの医療事業所に提供する場面とバックエンドといったように比較的シンプルなサービスだったのですが、 規模が大きいものになると、たくさんのマイクロサービスが存在するので1機能を公開するにしてもそれぞれを互換性を担保させながら適切な順番でリリースすることを考えなければいけません。

既存で動いているものを少しでも変更するとなると、影響がとても大きくなる可能性があるので、どういう人を巻き込まないといけないのか、どういう風に動作確認してもらう必要があるのかなどを、他のグループと連携して決める必要が出てきます。私はグループ同士の連携を先導する立場にあるので、コミュニケーションの取り方はとても勉強になりました。
 
――茂木さんは新卒2期生ですが、中途入社の先輩に囲まれて働く環境はどうですか?
茂木 すごく環境に恵まれているなと感じます。メガベンチャーだと若いエンジニアが多いのですが、GOはシニアのエンジニア層が結構厚いんですよね。40代で活躍されている方も多いですし。1990年代とかに我々のエンジニアリングの基盤を作ってくださったような方々もいらっしゃるので、 そうしたレベルの高い方と日常業務の中でコミュニケーションを取れるのは貴重な経験ですよね。

同期の中にもエンジニアは私一人しかいないのですが、特に不安はなくて、一人だからこそいろいろな場面で気にかけてもらえたり向き合ってもらえるのだろうなという風に思えたし、同期を気にせずのびのび仕事ができたり、先輩との距離も近い状態でコミュニケーションをとれるのは良いなと考えていました。その予想通り、周囲の先輩たちとの関係は良好ですし、全く問題なく過ごせている状態ですよ。
 
――エンジニアグループの雰囲気はいかがですか?
茂木 会社全体としては100人、200人という単位でエンジニアが在籍しているのですが、人数が多くてもスピード感をもっていろいろな価値を提供しているところはすごいなと思っています。中でもプロダクトマネージャーとの距離が近くて、新しいプロジェクトや「こういうことをやりたい」といった話は常に発生している状態なので、やるべきこともどんどん発生していく状態です。

なのでどのエンジニアもスピード感を重視した姿勢で取り組んでいますし、より良いアウトプットを提供していこうという意識を持っているエンジニアもとても多いです。そのような環境に身を置いているからこそ、私自身もとても意欲的に楽しく仕事ができているんだと思います。
 
――バックエンドだけでなく一部フロントエンドも担当されていますが、GO株式会社の働き方やカルチャーで特徴的なところは何ですか?
茂木 他グループと連携することが多く、新卒・中途問わずいろいろ色んな領域にチャレンジできる環境だと思います。たとえば、社内留学制度という違うグループで1ヶ月間働けるといった仕組みがあるのですが、そうした制度を利用すれば、自分のようにバックエンドグループの人がAndroidやiOSのアプリ開発などに携われる可能性もあります。

他には、新卒でも実力を発揮できればやりたいことをやらせてもらえる雰囲気がありますし、社員それぞれのやりたいことを尊重してくれるので、やりたいことがあっても挑戦できないかもしれないという不安を抱えることはないですね。会社にも自分にも可能性を感じ続けられるからこそ、私自身も今こうして日々チャレンジできているのかなという風に感じています。

 

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自分で創った事業を通して「理想の社会」をアウトプットする存在に

――今後の目標や展望はありますか?
茂木 今の自分は技術的なところで会社に貢献していくフェーズだと思っているので、そこは引き続き注力したいと思っています。もう少し長いスパンでいうとエンジニアリングだけでやっていこうとは考えていなくて、ビジネス部門やプロダクトマネージャーとコミュニケーションをとりながら、エンジニア以外の領域も全部やりたいという気持ちが強くあります。

おそらくそれを一番実現しやすいのは新規事業かなとイメージしているのですが、ゆくゆくは技術でもリードできて事業のマネジメントもできる存在になっていきたいですね。自分で事業を創って行きたいという気持ちがあるので、「こういう社会になってほしい」と思うことは事業を通して世の中にアウトプットしていきたいです。

私自身は誰かのサポート役に回るのが一番合っていると思っているので、メンバーが快適に働けるように、1つのサポートの形としてマネジメントもやっていきたいなと。より広い範囲でユーザーに価値提供するためには、まずは社内の人に気持ちよく働いてもらうことが大事なので、そこができてからプロダクトを作っていかなければならないと感じています。

そのためにも、より広い視野を持ちたいと考えているので、今はエンジニアリングとマネジメントの両刀で色んなことをやらせてもらっています。
 
――GO株式会社を志望する新卒の方に期待することはありますか?
茂木 どれだけ自分の興味と忠実に向き合えるかが大事だと思っています。色んなことに興味を持って、実際にやってみたいと思えるかどうかは、仕事への積極性にも関わってくるところだと思うので。新卒という立場だと、会社からは今後の企業文化や組織の形成を期待されるので、会社を大きくしていくことに興味がある人や、組織やプロダクトをより良くするために意見を出せる人がいいと思います。新卒の意見も歓迎される風潮はあると思うので、積極的に発言できて、一緒に会社を作り上げることに意欲的な人がいいですね。
 
――最後に、GO株式会社へのエントリーを考えている学生さんに向けてメッセージをお願いします。
茂木 交通インフラという社会への影響範囲がこれほど大きい領域に携われる会社はあまりないと思うので、やはりそこは大きな魅力ですよね。

また、プロダクトの成長という観点でも、『GO』アプリ以外にも多くのサービスが存在し、成長を続けています。それは「移動で人を幸せに。」というミッションに基づいてさまざまな事業を展開しているからでもあるのですが、そのミッションとプロダクトの距離感が近いところが他社との違いであり、強みなのではないでしょうか。

ものを作るのが好きなことに加え、「自分の作ったものがどのような結果を生み、どのような人に・どのような価値を提供したのか」という部分を重要視する人や、「せっかくなら価値あるプロダクトを作りたい」という気持ちが強い人にぴったりな会社だと思います。
事業もカルチャーもこれから一緒に育てていく環境に身を置いて、いろいろな領域に挑戦するのが面白そうと思える人は、迷わずエントリーだけでもしてくれると嬉しいです。


 
 

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