フロントエンドエンジニアがつらいと言われる10の理由とは?向いている人の特徴も

フロントエンドエンジニアがつらいと言われる10の理由とは?向いている人の特徴も
フロントエンドエンジニアはWeb開発に取り組む企業で活躍する職種で、初心者向きの言語とされるHTML/CSSやJavaScriptを扱うことから、未経験から挑戦しやすい仕事でもあります。Web開発の現場では高い需要があり、成果物が目に見えてやりがいを実感しやすいなどのメリットがある一方で、「フロントエンドエンジニアはつらい」と言われることも多いのが現実です。

本記事では、フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由について、10個の観点から詳しくご紹介します。フロントエンドエンジニアとして働くメリット・やりがいのほか、フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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1.フロントエンドエンジニアがつらいと言われる10の理由

フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由には、以下の10個が考えられます。
  • ・AIに仕事を奪われる不安があるから

    ・大変な仕事の割に給料が低いから

    ・納期に追われる働き方が大変だから

    ・幅広い分野の知識を覚える必要があるから

    ・バックエンドよりも評価が下がりやすいから

    ・ほかの工程と調整する必要があるから

    ・コード・プログラムを書く分量が多いから

    ・常に最新の技術やトレンドを追う必要があるから

    ・Webデザインの仕事も任されることがあるから

    ・残業・休日出勤が求められることもあるから


上から順番に一つずつ解説しますので、フロントエンドエンジニアの仕事内容のイメージを掴み、職種研究に取り組む参考にしてみてください。

AIに仕事を奪われる不安があるから

フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由の一つとして、AIに仕事を奪われる不安が挙げられます。ChatGPTをはじめとする生成AIの発達により、プログラマーの仕事の一部がAIに代替され始めているのが近年のトレンドです。フロントエンドエンジニアの仕事内容をAIが完璧にこなしているわけではないものの、単純なWebデザインであればフロントエンド開発の知識がない方であっても、生成AIに指示することでコードを生成することが可能な時代です。

今後も生成AIは進化し続け、現場で働くフロントエンドエンジニアがコードを修正しなくとも公開可能なプログラムを生み出せるようになるかもしれません。そうした時代においては、フロントエンドエンジニアの需要が減り、仕事がなくなってしまうのではないかという不安から、フロントエンドエンジニアの仕事がつらいと言われやすくなっているのです。

今すぐにフロントエンドエンジニアの仕事がなくなるわけではありませんが、フロントエンドエンジニアとして就職することをゴールにするのではなく、次のキャリアを見据えてスキルアップに励む姿勢が重要となるでしょう。

大変な仕事の割に給料が低いから

フロントエンドエンジニアがつらいと言われるのは、大変な仕事の割に給料が低いことも挙げられます。フロントエンドエンジニアの仕事は、HTML/CSSやJavaScriptなどの習得難易度が低い言語を扱うため、エンジニアの数が多くライバルも増えやすい状況にあります。その結果として給料が上がりにくい環境となっていることに加え、プログラミング初心者にとってはフロントエンドエンジニアとして働くために覚えることや仕事量が多く感じ、給料が割に合わないと感じやすくなるのです。

フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを積み、現場に慣れることで仕事の大変さは感じにくくなるものの、給料が上がりにくい状況は今後も続くと予想されます。より高収入を目指したい場合にはサーバーサイドエンジニアへのキャリアアップを目指すなど、別の職種へのステップアップが求められることも、つらいと言われる一因です。

納期に追われる働き方が大変だから

フロントエンドエンジニアの多くは、主に受託開発の現場で働きます。受託開発とは、クライアント企業が希望する仕様・機能に沿ってWeb開発を行い、指定された納期までに納品するビジネスモデルを指します。こうした受託開発の現場では、常に納期に追われる働き方に陥りやすく、納期直前になって残業・休日出勤が発生することも珍しくありません。こうしたクライアントワークの大変さから、フロントエンドエンジニアがつらいと言われることがあるのです。

しかし受託開発の大変さは、フロントエンドエンジニアに限らずシステムエンジニアやアプリケーションエンジニアなど、IT系の職種であれば誰しもが経験することでもあります。自社製品の開発に取り組む「自社開発企業」であれば、厳しい納期は存在せず、自由な働き方が認められやすくなるため、就職先の候補として選んでみるのも良いでしょう。

幅広い分野の知識を覚える必要があるから

フロントエンドエンジニアがつらいと言われるのは、幅広い分野の知識を覚える必要があることも理由の一つです。フロントエンド開発の現場で活躍するためには、HTML/CSSやJavaScriptを扱うプログラミングスキルに加えて、WebデザインやWebマーケティングの知識も求められるため、常に勉強し続けることが要求されます。

特に未経験からフロントエンドエンジニアを目指す場合、プログラミングの基本やWebの仕組みなどの基礎知識についてもゼロから理解しなければならないので、入社後の研修や仕事が大変に感じることも多くなるでしょう。

バックエンドよりも評価が下がりやすいから

フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由として、バックエンドよりも評価が下がりやすいことが挙げられます。ユーザーから見える部分を開発するフロントエンドエンジニアよりも、ユーザーから見えないサーバー側の開発を担当するバックエンドエンジニアの方が、Web開発では専門性が高く評価が上がりやすい傾向にあります。

同じ職場で同じプロジェクトに参加しているにも関わらず、給料や待遇にも差がついてしまうため、フロントエンドエンジニアがつらいと感じやすくなるのです。そのため社内でより高い評価を得るために、フロントエンドエンジニアからバックエンドエンジニアへのステップアップを目指す方が少なくありません。

ほかの工程と調整する必要があるから

フロントエンドエンジニアのつらい一面として、ほかの工程との調整が必要になることが挙げられます。フロントエンドエンジニアが業務を進める際には、クライアント企業からの要望やWebデザイナーの進捗に大きな影響を受けます。クライアント企業からの要望が変更になったり、実装するWebデザインが当初の案から大幅に変わったりすると、これまでの仕事のやり直しが発生することもあるため、つらいと言われることが多いのです。

こうした側面は、会社という組織でプロジェクトを進める以上、フロントエンドエンジニアに限らずどのような働き方のエンジニアにも発生する大変さです。周囲とうまく調整しながら上手に付き合っていくことが、エンジニアとしてのキャリア形成を有利に進めるコツです。

コード・プログラムを書く分量が多いから

フロントエンドエンジニアは、Web開発の現場でHTML/CSS、JavaScriptを使ったコーディング作業を中心に手掛けることになります。これらの言語は文法がシンプルで習得しやすいという特徴がありますが、コードが長くなりやすいことに注意が必要です。一人で長いコードを書き上げる必要が出てくるため、仕事量が多く大変に感じやすいのです。

近年では、コーディング作業を効率化するために生成AIを取り入れるフロントエンドエンジニアも増加しています。Web業界で長く活躍するためにも、生成AIとうまく付き合いながら日々の業務を効率化する姿勢が求められるでしょう。

常に最新の技術やトレンドを追う必要があるから

フロントエンドエンジニアが活躍するためには、常にWeb業界の最新技術やトレンドを追いかける必要があります。ITニュースや技術ブログをチェックして最新の技術を身につけたり、近年のWebデザインのトレンドを把握して日々の業務に活かしたりと、日々勉強し続ける姿勢が要求されます。

そのためWeb業界にあまり興味がなく勉強が苦手な方にとっては、フロントエンドエンジニアの仕事がつらいと感じやすくなるでしょう。フロントエンドエンジニアの仕事内容はプログラミング初心者でも理解しやすく、IT業界でのキャリアをスタートさせやすいですが、その後のキャリアアップのためには、ほかの職種と比べても一層の努力が求められることに注意しましょう。

Webデザインの仕事も任されることがあるから

フロントエンドエンジニアの仕事は、Webデザイナーの業務と共通する内容が多く、現場によってはフロントエンド開発に加えてWebデザインの業務も任されることが多いことが、つらいと言われる一因となっています。Webデザイナーとしての仕事内容は、フロントエンドエンジニアと同様に高い専門性が求められるわけではありませんが、実質的に二人分の仕事を兼務しなければならない状況になると、一人ひとりへの負担が大きくなり、大変さが増してしまうでしょう。

これは開発現場の人手不足が深刻化している企業で特によく見られる傾向ですので、就職先選びの際にはWebデザイナーやフロントエンドエンジニアの人手が十分に足りている現場であることを確認しておくと良いでしょう。

残業・休日出勤が求められることもあるから

フロントエンドエンジニアに限らずIT業界のつらい一面として、残業や休日出勤が求められやすいことが挙げられます。フロントエンドエンジニアの仕事では明確な納期が定められていることが多く、スケジュールの遅れによって納期直前に仕事が集中してしまうと、大きなストレスを抱える原因となります。

一つの納期を終えてもすぐに次の納期が差し迫ってくる厳しいスケジュールでプロジェクトが進む、いわゆる「デスマーチ」状態に陥り、心身の健康を損ねてしまう方も珍しくありません。こうしたブラック体質の企業への就職は避け、日々のストレスにもうまく付き合っていくことが求められます。

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2.フロントエンドエンジニアとして働くメリット・やりがい

本記事では、ここまでフロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由について、主にネガティブな意見を中心にご紹介してきました。一方でフロントエンドエンジニアとして働く上では、さまざまなメリットや魅力を実感できるのも事実です。ここでは、フロントエンドエンジニアの仕事を通じて得られるやりがいについて以下の3つをご紹介します。
 

  • ・成果物が目に見えてやりがいを得やすい

    ・未経験から挑戦しやすい

    ・リモートワーク・フリーランスと相性が良い


一つひとつ詳しくご紹介しましょう。

成果物が目に見えてやりがいを得やすい

フロントエンドエンジニアとして働くメリットとして、成果物が目に見えてやりがいを得やすいことが挙げられます。フロントエンドエンジニアが開発するWebサイト・Webアプリは、URLにアクセスすればすぐに成果を見ることが可能で、ものづくりの楽しさを実感できる立場でもあります。

納品した後は気軽に成果物をチェックできない業務システムの開発、成果を実感しにくいインフラエンジニアの仕事などと比較すると、Web業界は成果物を目で見てモチベーションにつなげやすいメリットがあるのです。そのため仕事のやりがいを重視して職種選びに取り組みたい方には、おすすめの就職先となっています。

未経験から挑戦しやすい

フロントエンドエンジニアは、IT業界未経験からでも挑戦しやすい職種であることもメリットの一つです。フロントエンドエンジニアの仕事で求められるのは、HTML/CSS、JavaScriptなどの習得難易度の低い言語であり、プログラミング初心者であってもスキルを身につけやすい傾向にあります。高度な専門知識を必要とする組み込みエンジニアやクラウドエンジニアなどと比較しても、情報系・理系出身でない方が就職しやすい職種の一つです。

就活を控えて企業選びや職種選びに取り組むようになってからIT業界への興味が生まれ、未経験からエンジニアの仕事に挑戦してみたいと考えている方にとっては、最適な職種となるでしょう。

リモートワーク・フリーランスと相性が良い

フロントエンドエンジニアをはじめとするWeb系の職種では、パソコンとインターネット環境があれば時間・場所を問わず仕事に取り組めるため、リモートワークやフリーランスの働き方との相性が良いことが魅力の一つです。毎日会社に出社するのではなく在宅勤務で働いたり、一つの会社に縛られることなく個人事業主のエンジニアとして独立したりと、自由度の高い働き方を実現したい方にとっては最適なキャリアの第一歩となるでしょう。

フロントエンドエンジニアとしてのスキルを生かすことで、クラウドソーシングサイトを通じて副業でフリーランス向けの案件を受注することもできるので、将来はフリーランスエンジニアを目指しているなら積極的にトライしてみるのがおすすめです。

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3.フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴

最後に、フロントエンドエンジニアの働き方が向いている人の特徴について、以下の3つの観点からご紹介します。
 

  • ・Web業界に興味がある人

    ・地道な作業にもコツコツと取り組める人

    ・コミュニケーションスキルに自信がある人


フロントエンドエンジニアとしての適性があるのかどうかをチェックする際に参考にしてください。

Web業界に興味がある人

フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴として、Web業界に興味・関心がある人が挙げられます。WebサイトやWebアプリの実装について、誰かに言われる前に自主的に調べて勉強したり、Web業界の最新ニュースについて自発的にチェックしたりできるタイプであれば、フロントエンドエンジニアとしての適性は十分です。自分にとって興味の持てる分野であれば、プログラミング学習へのモチベーションが続きやすく、長期的なキャリア形成にもつながりますので、積極的に就活に取り組んでみてください。

地道な作業にもコツコツと取り組める人

フロントエンドエンジニアへの適性が高いのは、地道な作業にもコツコツと取り組める人です。フロントエンド開発では、比較的長いコードを一人で書く必要が出てくるため、地道な作業にも高いモチベーションを維持しながら取り組める方が向いています。自分が取り組んだ開発内容は、実装後のURLをチェックすればすぐに確認できるので、成果物を目にしながら仕事に取り組みたい方にも適している職種です。

コミュニケーションスキルに自信がある人

フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーやサーバーサイドエンジニア、クライアント企業など、さまざまな立場の相手とコミュニケーションを取る仕事なので、高いコミュニケーションスキルに自信がある人に向いています。クライアント企業やWebデザイナーの意図を汲み取り、正確にコードへ反映できるフロントエンドエンジニアは、どの現場でも重宝される存在です。将来はプロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどの高収入・好待遇の職種へキャリアアップする際にも役立つので、積極的にコミュニケーションスキルをアピールしてみましょう。

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4.まとめ

本記事では、フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由について、以下の10個の観点から紹介してきました。
 

  • ・AIに仕事を奪われる不安があるから

    ・大変な仕事の割に給料が低いから

    ・納期に追われる働き方が大変だから

    ・幅広い分野の知識を覚える必要があるから

    ・バックエンドよりも評価が下がりやすいから

    ・ほかの工程と調整する必要があるから

    ・コード・プログラムを書く分量が多いから

    ・常に最新の技術やトレンドを追う必要があるから

    ・Webデザインの仕事も任されることがあるから

    ・残業・休日出勤が求められることもあるから


こうしたネガティブな一面がある一方で、フロントエンドエンジニアには、成果物が目に見えてやりがいを得やすく、未経験から挑戦しやすいなどのメリットもあります。Web業界に強い興味がある人や、地道な作業にもコツコツ取り組める人、コミュニケーションスキルに自信がある人には最適な就職先の一つですので、ぜひ就活の参考にしてみてください。

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