興味の赴くままに見つけたキャリア。アールナインで見つけた他者貢献のあり方とは?

■企業紹介
採用代行領域のパイオニアとして2009年に創業したコンサルティング会社。採用コンサルティング・採用実務アウトソーシング・社外面談代行・教育研修・国際キャリアコンサルティング協会運営など、幅広い事業を展開している。
■お話を伺った方
職種 エンジニア
名前 石川 泰暉(いしかわ たいき)さん
学生時代は東京工科大学コンピュータサイエンス学部で人工知能専攻に進学。Web開発に関連した技術やニューラルネットワークについて幅広く学ぶ。2022年10月に株式会社アールナインのインターンを経験後、2023年に新卒入社。入社後は、社内システムの開発やAWSを使ったインフラ環境の整備、webページのコーディングなど、幅広い業務に携わり、エンジニアとしての技術力を磨いている。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
きっかけは子どものころに夢中になったプログラミング。趣味を仕事に楽しく働きたい
――石川さんは大学院時代にコンピューターサイエンス学部を専攻していたそうですが、なぜその分野を選ばれたのかをお聞かせください。
石川 幼いころから機械や自動車、飛行機などが好きでした。小学生になってからは、ニンテンドーDSiでプログラミングができる『プチコン』というソフトや子ども向けロボットプログラミング教材に触れ、プログラミングの楽しさを知りました。そこからは、プログラミングが趣味になっていきました。
また、高校生のころに、偶然書店で手に取った参考書でPythonという言語に出会い、プログラミングの楽しさを再発見しています。そこからは、プログラミングへの熱と自身の興味の赴くままに東京工科大学のコンピューターサイエンス学部に歩みを進めたという感じです。
――数ある大学のなかで、東京工科大学を選んだ理由についてもお聞かせください。
石川 理論より、実際に役に立つことを重視する実学主義教育を掲げているところと、人工知能専攻があるくらい人工知能研究室が充実しているところが決め手でした。当時、ちょうどAIが流行り始めた時代だったこともあり、AIの基本理念を勉強してみたいという自身の興味がちょうどマッチしたのが、東京工科大学でしたね。
――学生時代に取り組んでいたことがあればお聞かせください。
石川 私は働くことが好きで、高校1年生から約5年間、ファストフード店でアルバイトをしていました。大学生になったころにはマネジャーに昇格し、店舗の経営に触れる経験もし、そこで初めて業務改善の面白さを知りました。
――続いて、石川さんの就職活動についてもお聞かせください。
石川 大学に入ると周りの影響を受けて、初めて就職について考えるようになりました。就職するなら自分が好きなことを仕事にしたいと思っていたので、改めて自分が好きなことって何だろうと考えました。そこで、昔からの趣味であるコンピューター系に軸を定めたといった感じです。ただ、業種は絞らずに興味のまま、広く見るようにしていましたね。
本格的に就職活動を始めたのは大学3年の夏ごろです。その頃から大学で就活に関連した授業が始まり、周りの意識が変化していくのを感じるようになりました。そこで焦って就活をスタートしましたね。初めは大手SIerを中心に受けていたのですが、徐々に周囲の話も参考にしながら視野を広げていき、気になった企業のインターンにはとりあえず申し込むようにしました。そのタイミングでオファーをもらったのが、アールナインでした。
――就職先にアールナインを選んだ決め手は何でしたか?
石川 「社風」です。選考過程でアールナインのインターンシップに参加したのですが、社員同士の仲の良さやオープンな組織風土を感じることができ、安心感を持てました。これまでアルバイト等の経験をする中で、社内の雰囲気や社風の観点で働きにくさを感じたことがあり、雰囲気の良い環境で楽しく仕事ができることの重要性は意識していましたね。
技術的な部分は自分の頑張り次第で伸ばしていけると思っていたのですが、人間関係はそう簡単にいかないだろうなと思っていたので、インターンシップを通じてアールナインの環境なら安心してチャレンジしていけると感じられたのが決め手になったと思います。
また、アールナインがエンジニアにとってチャレンジングな環境だったことも決め手の一つでした。ベンチャー企業ですし、開発チームも組織化されたばかりのタイミングだったので、新卒からでもチャレンジできることが多いと感じたんです。就活をしている頃から、せっかく仕事をするなら成長していきたい、技術力を高めていきたいという思いがあり、思い切ってベンチャー寄りの企業で挑戦してみようと思いました。
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インターン時代から社内システムを開発。裁量を持たせてもらえることがやりがいに
――アールナインに内定承諾してすぐに、内定者インターンを始められたと聞きました。早期からインターンを始めた理由、また、インターンの感想をお聞かせください。
石川 働くことが好きだったので、仕事として技術を身に付けられるインターンがすごく楽しみだったんです。内定が出てからは「すぐにでも」とインターンをスタートしました。
インターンで一番最初に担当した業務はWebサイトの改修でした。レクチャーや研修のようなものは少なめで、もちろん先輩からサポートはいただきながら、初めから幅広く裁量を持たせてもらいましたね。そのあとは、社内システムの開発に携わったり、同期のインターン生と一緒に社内の座席管理システム『Seatable』を一から開発したりと、いろいろな業務を担当しています。
実は『Seatable』は、私が提案して開発を始め、少しずつ同期の新卒社員を巻き込みながら開発を続け、現在実際に社内で運用されている社内システムになります。アールナインは全座席フリーアドレスになっていて、当時はどこに誰がいるのか分かりづらい状態でした。そこで座席管理システムの開発を提案したところ良い反応をいただけたので、同期の新卒エンジニアと協力しながら開発を進めていきました。最初はNext.jsの勉強をしたかったのがきっかけで始めたプロジェクトだったのですが、結果として社内で実際に使われるシステムを作ることができて、貴重な体験でしたね。
インターン期間中はOJTが中心でサポートを受けながらも、主体的に動くことができました。インターン生の自分から積極的に改善案を提案することができ、それを社員の方が快く受け入れてくれるので、インターンはとても楽しかったです。
――インターン生に裁量を持たせて社内システムの開発を任せるところはベンチャーならではですね!
石川 そうですね。インターンの段階から任せてもらえるんだという驚きがありながら、そういった大きい仕事を任せてもらえることで意欲も芽生えました。もちろん、規模の大きい開発は先輩方のサポートを受けつつ進めましたが、難しい課題に挑戦することで自己成長につなげられた点も多くあったので、振り返ると本当にメリットだらけでしたね。
あとは、すぐに現場に入って貢献したいという思いがあったので、その点はすごくマッチしましたね。初めから裁量を持たせてもらえるところも働きがいがあり、魅力的でした。
アールナインでなければできなかったことがたくさんあるので、就活のときに思い切ってベンチャー企業を選んだ自分の選択は間違いじゃなかったなと思っています。
――最初から裁量を持てる半面、大変なことや苦労したことはありませんでしたか?
石川 任された業務システムが複雑だった点です。システムの理解がない状態ではコードが書けないので、先輩のサポートを受けて小さな範囲に絞ってシステムの理解を少しずつ進めていったり、他部署の方にヒアリングしたりしながら、だんだんと理解を深めていきました。初めに勉強ができて良かった半面、当時は理解しきれるのかなという不安感もありましたね。
――続いて、入社されてからのお話をお聞かせください。入社後は研修などありましたか?
石川 入社後は約2ヶ月間の研修期間がありました。前半の1ヶ月は全体研修で、後半の1ヶ月間がエンジニア研修です。全体研修は、マインドセットの要素が多く、自分の考え方が変わる場面も多かったので、すごく意味のあるものだったと感じています。
エンジニア研修では、社内プロダクトや技術的な座学を受けたり、研修用のアプリケーションを組んで新卒チームで課題用の仕様書を実装したりと、座学だけでなく、手を動かす課題も多かった印象です。
振り返ると、時間を取って研修をしてもらえることがありがたいですし、研修の機会があって良かったなと思っています。
――それでは、現在の業務内容について教えてください。
石川 業務は幅広く任せてもらっていて、入社から引き続き、社内システムの開発に携わっているほか、現在はインフラ領域にも携わっています。今は教わりながらの段階ではありますが、AWSでのインフラ環境の整備を進めています。他にもwebページのコーディングもやっていますね。インターンの頃から比較すると、元々行っていた業務内容は継続しつつ、新しく任された仕事が増えて幅が広がったようなイメージです。
――開発はどういったチーム体制で進められているのですか?
石川 開発チーム・企画チームがあり、それぞれのプロダクトごとにチームを組んでいる形です。メンバーは1チームあたり4~5人くらいですね。
全員が対等に意見を出し合って進めていくスタイルが主なので、メンバー間ではっきりした上下関係みたいなものはありません。新卒1年目でもインターンでも自由に発言してOKという文化なので、とてもやりやすい環境です。オープンに互いの意見を出し合える職場で、風通しの良さを感じましたね。
――エンジニアの仕事をしていて楽しいこと、大変なことはどんなところですか?
石川 誰かのためになること、人から喜んでもらえることが好きです。もちろんエンジニアとして技術力を磨いていくことも楽しいのですが、磨いた技術をユーザーへの価値提供に活かしたり、同じエンジニアチームのメンバーが楽しんで働けるような環境を作っていったり、磨いた技術を誰かのために還元できることに大きな魅力を感じています。
働いてみて大変だったことは、チームと仕事を進めていくことです。入社するまではずっと1人で開発をしていたので、チームで開発をするイメージが湧かなかったんです。実際、アールナインで開発を始めた当初は、コミュニケーションの取り方やタスク管理で悩むこともありました。
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仲間と切磋琢磨しながら、楽しく働ける環境を自分の手で創っていきたい
――石川さんが今後取り組んでいきたいことはありますか?
石川 今後は開発組織に対する貢献を軸に取り組んでいきたいと考えています。具体的には、一緒に働くメンバーが楽しく働ける環境を作っていきたいです。そのためには、まず自分が楽しく働くこと、楽しく働けるようになることが大事だと思っています。開発をしていて違和感を感じたら都度改善していくこと、チームメンバーが気づきづらいような細かな部分にも目を向けて改善を加えていくことが大事になりますね。
もちろんエンジニアとして技術力を磨いていき、プロダクトの提供価値向上に貢献していく取り組みも継続していきたいと考えています。エンジニアとして技術面・組織面の両方にアプローチしていきたいです。
――最後に、アールナインに入社をお考えの方にメッセージがあればお願いいたします。
石川 アールナインには、コミュニケーションを活発に取り、メリハリを付けて働くカルチャーがあります。普段は柔らかい印象でも仕事になればスイッチが入って熱意を持って仕事に取り組む方が多いです。またメンバーの年次に関係なく自由に自分の意見を発言できて、雰囲気が重たくなることもありません。そういったカルチャーを魅力に感じてくれると嬉しいですし、まずは実際に社内を見ていただきたいです。社風に共感できるのであれば、応募して間違いはないと思います。
新卒の学生たちは皆やる気に満ちていて、今も25卒のインターン生が業務に取り組んでくれていますが、自分が負けてしまいそうなくらい熱意に満ちた方が多いです。そういう方々に来てもらえるといい意味で自分への刺激になりプレッシャーを感じますし、今後一緒に切磋琢磨する仲間になると考えるとワクワクします。
チャレンジ精神のある学生さん大歓迎です!ぜひお待ちしています。
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