新卒1年目から新規プロジェクトで裁量を持てるトレジャー・ファクトリー。最大限チャレンジできる環境

大学時代にプログラミングの楽しさに目覚め、ものづくりへの情熱を育んできた根本さん。「自分が作ったもので社会に影響を与えたい」という想いを軸に、リユース業界のリーディングカンパニーである株式会社トレジャー・ファクトリーへ入社。
技術力を磨きながら社会に貢献できる環境の中で、社内向けシステムの開発や、大規模なシステム移行を任されるなど、エンジニアとして急成長を遂げている。そんな根本さんに、エンジニアのやりがいや、若手が裁量を持って働けるトレジャー・ファクトリーの職場環境についてお話を伺った。

■企業紹介
1995年に設立されたリユース企業で、総合リユースショップ「トレジャーファクトリー」や、服飾専門リユースショップ「トレファクスタイル」など多店舗展開している。古着や家具、家電などの多彩な商品の買取・販売を行うほか、インターネットを介した宅配買取やオンライン販売など、多様なサービスを提供。2025年5月末時点で国内と海外合わせて300店舗を展開し、リユース業界を牽引している。
■お話を伺った方
職種 WEBシステムエンジニア
名前 根本 彼方(ねもと かなた)さん
経歴 埼玉大学大学院 理工学研究科 機械科学系専攻を卒業後、2024年に株式会社トレジャー・ファクトリーへ新卒入社。現在はECサイトのバックエンド開発をメインに、新規開発系のプロジェクトに携わる。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/

古着好きの趣味を活かせるエンジニアの道を発見。夢だったECサイトの開発へ
――まずは学生時代のエピソードについてお聞かせください。
根本 大学4年生から大学院での2年間を合わせた計3年間、ロケットエンジンの性能向上に関する研究に没頭していました。研究で使うシミュレーション用のプログラムを作ることもあったので、このころからコードを書くことに親しみを持っていましたね。高校生のころに観たドラマがきっかけでロケットに興味を持ち、そこから機械工学科を目指して、航空宇宙系の研究室に入りました。
研究のほかには、サッカーにも力を入れていましたね。小学2年生からはじめて、中学、高校まで部活に入って、大学ではフットサルのサークルに所属していました。サッカーを経験したことで、体力はもちろん、精神が鍛えられたと思います。特に高校ではレギュラー争いが激しかったので、そこで苦境に負けない精神力が培われたと感じますね。社会人になった今でも、その経験は活きていると思います。
ちなみに社会人になってからもサッカーは続けていて、入社後は会社のフットサルクラブに入りました。今は月に一度のペースで活動していますよ。
――プログラミングは大学ではじめて触れたのですか?
根本 はい、学部時代に受けたプログラミングの授業ではじめて触りました。最初の1ヶ月くらいは苦戦していたのですが、徐々に慣れてくると「自分は結構プログラミングが好きかもしれない」と思えてきたんです。
自分で書いたものが、目に見えて結果として現れるのが楽しかったですね。研究室でシミュレーション用のプログラムを作ったときも「楽しいな」と思えたので、そこから授業や研究以外でも個人的に勉強するようになりました。
具体的にはWeb系のプログラミングを勉強してみたり、古着の趣味を活かして古着屋に特化したマップを1人で作り、友人に使ってもらったりしましたね。実際に自分が作ったものを利用した人からいろんなフィードバックを得て、それを元に改善する…という経験ができたのはすごく良かったです。
――就活では何を軸にしていましたか?
根本 1つは「自己成長できること」ですね。IT業界に絞って企業を探すとき、自社で開発している会社の方がより成長できそうだと思ったんです。裁量をもって働けそうなところを魅力に感じ、自社開発している会社にほぼ絞って就活を進めました。
もう1つの軸は「社会に影響力を与えられるものを作れること」です。先ほどお話しした古着屋マップを作ったときに、実際に使ってくれた友人からいろんなフィードバックをもらったことがきっかけで、より大きいものを作ってみたいと思うようになりました。
――なぜIT業界に絞って就活をしたのですか?
根本 機械系の学科にいたので、はじめはITだけに絞らず、自動車メーカーや航空機のメーカーなど、幅広く企業を見ていました。ただ、世の中に公開できるもので、なおかつ無形の商材の方が社会に影響を与えやすいのではないかと考えた時に、その条件を満たすのがIT業界だと思ったんです。それから、単純にプログラミングが好きで、エンジニアになりたいと考えていたのも1つの理由ですね。
――株式会社トレジャー・ファクトリーへ入社する経緯について教えてください。
根本 IT業界に絞ったあとも、金融系やSIer、センサーやカメラを扱う会社など、いろいろな会社を見ている中で偶然見つけたのがトレジャー・ファクトリーでした。元々古着が好きだったので、古着やファッション関連の会社でも開発ができることを知って、興味を持ったんです。
その後カジュアル面談で、トレジャー・ファクトリーの先輩社員とお話できる機会をいただきました。そこで仕事についていろいろと質問したのですが、みなさん穏やかな方が多くて雰囲気も柔らかく、すごく質問しやすかったのを覚えています。
ECサイト(ネットショップ)関連の開発をしたいと思っていたので、そのあたりについて重点的に質問しました。実際に話を聞いてみて、自分がやってみたいと思っている仕事内容と一致していることを確信できましたし、働くイメージがしっかり持てたので、すごく良い機会をもらえたなと思います。
――入社の一番の決め手は何でしたか?
根本 自社で開発していることが一番の決め手ですね。自己成長のためにも、自社開発をしていることは譲れない軸だったので、そこは外せないポイントでした。あとは、カジュアル面談のときに感じた社員の人柄の良さと、自分が好きなファッション関連の開発ができる点も魅力的だったので、入社を決めました。
――入社前は内定者インターンに参加されたと伺いました。
根本 はい、大学院2年の6月から約7ヶ月間参加しました。インターンでは、ECサイトに掲載する「スタッフのおすすめ商品」という枠を担当して、自分でページを作ったんです。それが実際に公開され、世の中に発信されたときはとても嬉しかったですね。学生時代に古着屋のマップを一から作った経験が、しっかりと自分の実力として根付いていることを実感できました。
インターンに参加したことで入社前に会社の様子を見られましたし、先輩社員とも打ち解けることができ、とても良い経験になりました。おかげで入社後の環境にもすぐに慣れることができ、良い意味で肩の力を抜いて業務に取り組むことができましたね。
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挑戦の機会が多い会社。入社後すぐに参画した『トレジャーラリー』では、技術選定から自分で担当
――入社後の業務について教えてください。
根本 最初にアサインされた大きな案件は「トレジャーラリー」というキャンペーンの社内向けダッシュボードの新規構築でした。当時『トレジャーラリー』というキャンペーンを実施していて、私はそのキャンペーンで使う社内向けのページを新たに作りました。
『トレジャーラリー』は、お客さまにスタンプラリーのように実店舗を回ってもらい、アンケートにご回答いただくことでポイントをプレゼントするというキャンペーンです。私は、アンケートの集計結果を社内向けに表示するページを担当することになりました。
私は5~6月ごろにアサインされたのですが、このプロジェクトは技術選定も含めて一から自分で作り上げる必要があるうえに、8月公開という期限があったのでなかなかハードでした。ですが新しい技術に触れたことで、技術的にはかなり成長できたプロジェクトだったと思います。
――大変な時は、どうやって乗り越えましたか?
根本 先輩や上司に、とにかくたくさん質問しました。みなさん忙しかったと思うのですが、いつでも親身になって聞いてくれてたのが印象に残っていますね。単に解決方法を教えてくれるのではなく、次のステップに繋がるようなアドバイスをしてくれたので、大変勉強になりました。
――いよいよキャンペーンがスタートしたときは、どんなお気持ちでしたか?
根本 自分が作ったものが、実際に各店舗の方や社内の皆さんの目に触れるところに表示されたのを見て、純粋にすごくうれしかったです。また、業務外でも社内のフットサルクラブで繋がりのある事業長や店舗の方から「社内向けページが良かったよ」とフィードバックをもらえたのが特に嬉しかったですね。「社会に影響力を与えたい」という学生時代からの思いを叶えられた瞬間でした。
――無事にリリースした後のお仕事についても、教えてください。
根本 その後は、メルマガ配信システムの移行プロジェクトに参加しました。メルマガ配信はもともと社外のシステムを使って運用していたのですが、もともと使用していたものとは別の新しい配信システムに移行することになったんです。
それに伴い、私は新しい配信システムに顧客の情報を渡してブリッジするための連携システムを作成しました。上司からは「割と自由に、いろいろなことをやっていいよ」と言ってもらえたので、それまで社内ではあまり使われていないようなモダンな技術を取り入れることで、自分の中でさまざまな挑戦をしながら作り上げました。
トレジャー・ファクトリーではこのプロジェクト以外でも、ゼロから新しく作り上げるようなプロジェクトでは、ツールや技術を結構自由に選ばせてもらえる環境なんですよ。なので、「新しい技術を取り入れたい」と提案したときも、その背景や理由もしっかり示すことで、上司からはすんなりOKをいただけました。
新しいツールやモダンな技術を導入したことで、従来のツールよりもテストがやりやすくなりましたし、今後発生する運用保守も効率よくできそうなので、提案してみて本当に良かったです。
――メルマガ配信システムのプロジェクトを振り返って、難しかったポイントなどはありましたか?
根本 新しく導入する配信システムと社内システムとの連携が難しく、テスト中にはいろいろと問題が出てきましたね。その前に担当した『トレジャーラリー』は社内向けのページだったので、外部に公開されることもなく、トラブルが起きてもお客さまに迷惑をかけることはありませんでした。ですが、今回はメルマガ配信のシステムなので外部への影響も懸念され、難易度やプレッシャーも前回とはかなり違いました。影響範囲も広いので、より気を引き締めて開発を行いましたね。
――株式会社トレジャー・ファクトリーに入社したからこそできた経験はありますか?
根本 『トレジャーラリー』のように、入社して早々に挑戦する機会をもらえたのは、トレジャー・ファクトリーだからこそだと思いますね。他にも自分から「こんな技術を使いたいです」とその背景や理由も示して提案すれば、実際に使わせてもらえる事が多いので、成長するチャンスが多い会社だと思います。
――入社してから成長を実感したことは何ですか?
根本 技術的な面は、もちろん成長できたと思います。インターン中や入社当初は、とにかく「動くものを作ろう」という意識だけで働いていましたが、経験を積むにつれて、先のことを考えながら開発できるようになりました。最近は、セキュリティやコードの読みやすさ、そして今後の運用保守のしやすさを意識した開発ができるようになってきたと実感しています。
また、タスク管理も、入社当初と比べてできるようになってきたと思いますね。いろいろな業務を並行して行うことが増えてきているので、各タスクの優先度や、タスクにかかる時間を想定してスケジュールを組めるようになりました。俯瞰的視点でタスク管理を行えるようになったのも、自分にとって大きな成長だと感じています。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/

業界の垣根なく働けるのがエンジニアの魅力。積極的に動いて納得できる就活を
――今後の展望について、直近で達成したい目標などはありますか?
根本 直近の目標としては、設計手法をもっと改善していきたいですね。これまでのプロジェクトでよりモダンな技術を導入した経験を通して、そう考えるようになりました。現状のシステムをさらに見やすく、手を加えやすいものにしていきたいと思い、できることから日々少しずつ取り組んでいます。
1つ上の先輩が主体となって新たなシステムの設計手法を取り入れようと積極的に動いてくれているのですが、その結果、組織内でもどんどん設計改善していこうという流れになってきています。設計手法を変えることでコードが読みやすくなったり、仕様が分かりやすくなったりと、多くのメリットを実感しているところです。今後はもっと開発のスピードが上がっていくと思いますね。
モダンな技術としては、AI関連の技術にも注目しています。社内でもAIを導入できる部分を見つけて、今後推進していきたいなと考えています。例えばトレジャー・ファクトリーのECサイトで商品を出品するときにも、何かAIを活用できたらいいですよね。AIを使って業界のトレンドを調査して、今出品するべき商品を、在庫状況も踏まえて提案できるようなシステムが作れたらいいなと構想しています。
――長期的な展望についてもお聞かせください。
根本 いろいろな技術に率先して挑戦し、周囲を引っ張っていけるエンジニアになりたいですね。私のメンターを担当してくれている先輩がまさにそのような存在で、私が目指す理想のエンジニアなんです。その先輩は仕事が丁寧で面倒見も良いので、周りからの信頼がとても厚い上に、私に対してもいつも丁寧に指導してくれるので、本当に頼りにしています。
もし私が将来その先輩のようになれたら、開発者だけでなく、チーム全体が一丸となって1つのプロジェクトや課題に取り組めるような組織作りをしていきたいですね。
――株式会社トレジャー・ファクトリーは、どういった人に向いていると思いますか?
根本 プログラミングも含めて、仕事を楽しめる方が向いてるんじゃないかと思います。個人的にはそんな方に入社してもらえたら嬉しいですね。技術は移り変わるのが早いので、エンジニアは常に継続して勉強する必要がある職種です。だからこそ、プログラミングが好きであれば長く続けやすいはずなので、仕事を楽しめるかどうかは重要なポイントかなと思います。
あとは、コミュニケーションを取るのが好きな人も向いていると思います。エンジニアだけでなく、いろいろな社員に囲まれて仕事をする環境なので、積極的にコミュニケーションを取れる方がより円滑に仕事を進めやすいと思います。人との繋がりが増えれば成し遂げられることも自然と多くなり、より大きなものを作り上げられるようになるので、仕事の楽しさもより一層増すのではないでしょうか。
――エンジニアを目指している学生に向けてメッセージをお願いします。
根本 エンジニアは多種多様な業界で活躍できる職種なので、自分が興味のある業界を選びやすいのが大きな魅力だと思います。私の場合は、古着という自分の趣味に関連する会社に就職することができました。
なので、これからエンジニアを目指す学生のみなさんには、たくさんの企業を見て、気になった会社があれば、そこで働く人とどんどんコミュニケーションを取ってほしいですね。入社後のイメージを掴みながら就活を進められれば、きっと自分に合う会社と出会えると思いますよ。
――学生時代にやっておくべきことは何かありますか?
根本 もちろん開発経験はあるに越したことはないですが、それよりも何かに熱中した経験があると良いかなと個人的には思います。部活でもサークル活動でも何でも良いのですが、学生時代に何かに熱中できた経験は絶対に仕事でも活きてくるはずです。私自身もサッカーで身に付けた忍耐力を仕事に活かせているので、夢中になって取り組んだ経験は何より大事だと実感しています。
――ありがとうございます。最後に、株式会社トレジャー・ファクトリーを目指す学生さんに向けてメッセージをお願いします。
根本 トレジャー・ファクトリーでは、自社開発できることが大きな利点だと思います。開発をする上で、自分が裁量を持っていろいろなことに挑戦できるので、成長できる機会がたくさんありますよ。
私は「自己成長」を軸に就活を進めてトレジャー・ファクトリーに入社しましたが、実際に入ってみて、やはり成長できる環境が整っていると日々感じています。エンジニアとして成長したい方には本当におすすめの環境なので、そうした意欲をお持ちの方にぜひエントリーしてもらえたら嬉しいです。
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