説明会の予約を入れすぎた。全部行くべき?【IT就活一問一答】

説明会の予約を入れすぎた。全部行くべき?【IT就活一問一答】
「こうした方がいいと見た」「これは良くないと聞いた」けど、「実際どうなの?」ともやもやしていることはありませんか?

今回は、数多くの説明会を予約したものの、「授業やバイトもあって忙しく、どのように調整していいか分からない」とスケジューリングに悩んでいる就活生に向けて、IT就活の支援経験が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!
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Q. 秋からIT業界を見始め、手当たり次第に説明会を予約してしまいました。大学の授業もありスケジュールが厳しいのですが、予約した説明会にはすべて参加すべきでしょうか?

サマーインターン時期が過ぎ、秋から本格的にIT業界の企業研究をスタートしました。


まずは知ることから始めようと気になった企業の説明会を片っ端から予約したのですが、冷静になると数が多すぎて準備や参加の時間が足りず、学業との両立も難しくなってきました。


すべて参加しないと選考で不利になってしまうのではないかと不安です。どのように整理すればよいでしょうか?

A. 予約した説明会にすべて参加する必要はありません。自分の目的や志向に合わせて選別し、優先度の低いものは適切にキャンセルすることで、学業や志望度の高い企業に充てるを確保しましょう。

就活初期にありがちなのが「説明会に参加すること自体が目的化してしまう」という状態です。説明会への参加はあくまで情報収集や企業理解のための手段であり、ゴールではありません。


スケジュールを詰め込みすぎて疲弊したり、単位を落としてしまっては本末転倒です。自分にとって必要な機会を見極め、時間を有効に使いましょう。

多くの会社説明会に参加するメリット・デメリット

自分に合った企業を見極めるためには、できるだけ多くの説明会に参加して幅広い選択肢や比較軸を持っておくことが本来の理想です。


しかし、スケジュールを考慮せずに手当たり次第に参加してしまうと、準備不足や時間圧迫によって就活全体のパフォーマンスを落とす原因にもなります。


まずは多くの説明会に参加することの双方の側面を正しく理解し、自分にとって最適なバランスを見極めましょう。

たくさんの説明会に参加するメリット

視野と選択肢が広がる

知らなかった優良企業や多様なビジネスモデル(SaaS、受託開発、SES等)に出会える。


企業研究の比較軸ができる

複数社を比較することで「自分が惹かれる社風や事業の違い」が客観的に見えてくる。


選考への参加権を獲得できる

説明会参加がエントリーや面接予約の必須条件になっている企業を取りこぼさずに済む。

たくさんの説明会に参加するデメリット

1社あたりの企業研究が浅くなる
スケジュールに追われることで、事前準備や深い質問をする余裕がなくなってしまう。


学業や本選考対策の時間が削られる
大学の講義や単位取得、そして就活ではES作成や面接対策に割く時間が奪われてしてしまう。

行くべき説明会を事前に見抜くポイント

予約した説明会を整理する際は、「説明会に参加した人しか得られないような生の情報が得られる説明会」を事前に見極めることが重要です。説明会の申込み画面やその案内文の記載内容をしっかり確認し、以下の3つのチェックポイントで行くべき説明会を事前に絞り込みましょう。

1. 「現場社員登壇」「座談会あり」「質疑応答」が明記されているか

企業の採用サイトや概要欄を確認し、現場のリアルな声を聞ける対話の枠が用意されているかをチェックします。現場社員との交流が得られる説明会があれば、ぜひそのような説明会を優先しましょう。


具体例

概要欄に「現場エンジニア座談会」「質疑応答30分」など、現場社員から直接話を聞ける時間が確保されていたり、質問時間もしっかり用意している企業を選ぶ。

2. 「録画(アーカイブ)配信」の選択肢があるか

すべての説明会にリアルタイムで参加しようとせず、録画配信が用意されている場合はそちらを積極的に活用しましょう。大学の講義の合間や移動時間などの隙間時間を使い、効率よく情報収集するのがおすすめです。

3. 「説明会参加」が選考進むための必須条件になっているか

企業によっては、説明会への参加が次の選考ステップ(ES提出や一次面接の予約)に進むための必須ルートになっている場合があります。そうした企業については情報収集目的というよりも、「選考参加チケットの獲得」だと思い、参加優先度を高く設定しましょう。

説明会を絞り込んだ後の「時間の有効活用法」

説明会の数を厳選して浮いた時間は、未経験からのIT就活を有利に進めるための基礎固めへと投資することが大切です。手当たり次第にイベントに参加するよりも、生まれた余裕を使って情報精査と選考対策の質を高めていきましょう。

業界・職種構造の整理に時間を使う

手当たり次第に個別企業の説明を聞くよりも、まずはIT業界全体のビジネスモデルや職種ごとの役割の違いを整理することが先決です。例えば「SIer・Web系・SES(常駐開発)の違い」や「開発とインフラの役割の違い」を明確にしておくことで、今後の選考における志望動機に説得力を持たせるのに役立ちます。

1社あたりの企業研究を深める

参加する説明会を厳選した後は、参加予定企業のサービスや求人情報を事前により深く読み込んでおきましょう。あらかじめ企業理解を深めた上で説明会に臨むことで、当日の質疑応答で深い質問ができ、選考に直結する貴重な一次情報を引き出しやすくなります。

キャンセルする場合のマナーと注意点

行く必要がないと判断した説明会であっても、連絡をせずに放置してしまうのは厳禁です。将来的な選考リスクを避けスムーズに就活を進めるためにも、社会人マナーを守った適切な手続きを行いましょう。

無断キャンセルは厳禁

企業側の採用管理システムには、無断キャンセルの履歴がデータとして残ってしまう場合があります。後からその企業を本選考で受験した際、マイナスの印象を与えて不利益を被るリスクを避けるためにも、参加できないと分かった時点で必ずキャンセル手続きを行いましょう。

スムーズなキャンセルの具体手順

説明会のキャンセル処理は、連絡を入れるタイミングに合わせて最もスムーズな方法を選択しましょう。直前のキャンセルの場合であっても、理由を添えて真摯に連絡を入れれば選考上での評価を不当に損なう可能性は低いでしょう。


説明会数日前まで

就活ポータルサイトや企業の採用マイページから、キャンセル手続きを行います。


前日~直前

マイページからの変更受付が終了している場合は、採用担当者宛てに「学業の都合により参加が困難となった旨」を簡潔に記載したお詫びメールを送付しておきましょう。

賢くスケジュールをコントロールすることも、就活生にとって大事なスキル

就活の初期段階で、幅広く説明会予約を入れてしまうのは、よくありがちなことです。大切なのは途中で自分のリソース状況に気づき、冷静にスケジュールを組みなおしていく柔軟な対応力と言えます。


行くべき説明会を吟味し、期限内に適切な手続きでキャンセルを行えば、選考上の不利益や評価へのリスクを最小限に抑えることができます。


無理にすべてをこなそうとして不参加になってしまうのではなく、学業とのバランスを保ちながら、本選考に向けた準備へ着実に時間を投資していきましょう。

この質問の回答者

回答者プロフィール:CA本田

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