選考中の企業に「いつまでに返事できる?」と聞かれたときの答え方【IT就活一問一答】

選考中の企業に「いつまでに返事できる?」と聞かれたときの答え方【IT就活一問一答】
選考中の企業から「いつまでに返事をもらえますか?」と聞かれたとき、面接官が何を見ていて、どう答えるのが正解なのか分からず不安になった経験はありませんか? 「他社も受けたいけれど、正直に伝えたら不利益になるかも」という葛藤は、早期から選考を進める就活生ほど直面する壁です。

今回は、企業への配慮を示しながら自分自身の納得感も妥協しない、おすすめの回答方法について、エンジニア就活の支援経験が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!誠意が伝わる伝え方のポイントや、そのまま使える状況別の回答例、そしてやってしまいがちなNG対応まで、お互いが納得して選考を進めるためのノウハウを知っておきましょう。
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Q. 本選考を受けている企業から「いつまでに返事をもらえるか」と聞かれました。他社の選考結果も待ちたいのですが、どのように回答すれば失礼にならずに待ってもらえるでしょうか?

複数社で選考が進んでおり、他社の最終面接や選考結果の発表がこれからというタイミングです。


企業側に良い印象を持たれたい気持ちがある一方で、焦って結論を出して後悔したくはありません。他社の選考状況を伝えて回答期限の相談をすることは失礼にあたるのでしょうか。


企業に配慮しつつ、納得いくまで選考を進めるための返答方法や注意点を教えてほしいです。

A. 「納得感を持って決断したい」という意向を伝えつつ、「具体的な回答希望日」または「選考状況に応じた進捗報告の目安」を誠実に共有することがポイントです。

選考中の企業から回答期限を確認されると、すぐに決めなければ評価に響くのではないかと不安になるかもしれません。しかし、企業が回答時期を尋ねるのは採用計画や面接スケジュールの調整を行うためであり、期限の相談をすること自体が直ちにマイナス評価につながるとは限りません。


企業側の事情に配慮しつつ回答を待ってもらうには、曖昧な返答で時期を先延ばしにするのではなく、他社の選考日程を踏まえた目安を提示し、納得感を持って判断したいという真摯な意向を伝えることが大切です。

回答期日を伝える際に押さえるべき3つの原則

回答期限を相談する際は、自分の希望だけを押し通すのではなく、企業のスケジュール調整にも配慮したコミュニケーションが求められます。企業担当者に納得してもらい、良好な関係を保ちながらスムーズに伝えるためのポイントは以下の3点です。

回答日または進捗報告の明確な目安を提示する

「分かり次第連絡します」「近いうちに」といった曖昧な伝え方では、企業側もスケジュールの見通しが立ちにくくなってしまいます。他社の選考段階に合わせて、回答できる日付や途中経過を報告する時期の目安を具体的に伝えます。

他社の選考スケジュールを事実ベースで共有する

単に待ってほしいと伝えるだけでは、意図が伝わりにくい場合があります。何日に他社の選考があり、その結果が何日以内に出る予定であるかなど、客観的な状況を添えることで日程設定の理由が伝わりやすくなります。

納得感を持って決断したいという前向きな姿勢を添える

他社を優先していると誤解されないよう、企業への魅力を感じている前提を丁寧に伝えます。後悔のない決断をした上で入社を決めたいという前向きな姿勢を言葉にすることが大切です。

シチュエーション別の回答例

伝え方の基本を押さえた上で、現在の選考フェーズに応じた言い回しを選ぶことが重要です。実際に面接の場やメールで回答期限の相談を行う際は、自身の状況に合致するパターンを参考に表現を調整してみてください。

他社の最終選考などが数日〜2週間後に控えている場合

「御社を第一志望群として強く魅力を感じておりますが、後悔のない選択をするため、現在選考が進んでいる他社の面接を終えてから納得感を持って判断したいと考えております。
つきましては、何月何日までにご回答をお伝えする形でもよろしいでしょうか。」

他社の選考が始まったばかりで長めの猶予がほしい場合

「評価をいただき大変感謝しております。自身が掲げる軸に沿って就活を進めており、現在選考が始まったばかりの企業もあるため、面接の進捗を見ながら慎重に決断したいと考えております。
まずは何月中旬を目安に選考の進捗状況を一度ご報告させていただきたいと考えておりますが、ご相談させていただくことは可能でしょうか。」

選考で注意したい対応

回答期限の調整において最も重要なのは、お互いの信頼関係を損なわない誠実な振る舞いです。たとえ悪気がなくても、対応ひとつで相手に不快感や無用な混乱を与えてしまう可能性があるため、以下の2点には特に注意を払いましょう。

その場で確定できない回答をし、後から撤回すること

その場の雰囲気で決めてしまいますと回答した後に撤回したり、土壇場で辞退したりする対応は、企業側の採用準備に大きな影響を与える可能性があります。自身の状況を客観的に捉え、正直に対話することが望ましいです。

返答を曖昧にしたまま連絡を遅らせること

期限の相談を行うこと自体は決して悪いことではありませんが、連絡を先延ばしにしたり状況の共有を控えたりすることは避けるのが無難です。早めのコミュニケーションを心がけることで、企業側ともスムーズな調整が可能になります。

「納得感のある決断」に向けた対話を大切にしよう

選考中における回答期限の相談や調整は、企業に対して不誠実な対応をとることではなく、自身のキャリアとプロダクト選びに対して真剣に向き合っている姿勢の表れでもあります。企業側も、納得感を持たないまま入社を決めるより、誠実な対話を通じて双方納得の上で決断してくれる学生を望んでいます。


スケジュールや他社の選考状況、選考を受ける基準を整理した上で、企業に対してオープンかつ誠実に対話を行うことで、お互いにとって気持ちの良い形で選考を進めていくことができます。


自分の選択に責任と自信を持ち、企業へのリスペクトを忘れずにコミュニケーションを重ねることで、後悔のない納得のいく進路を手繰り寄せていきましょう!

この質問の回答者

回答者プロフィール:CA本田

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