「やりたくないこと」を就活の軸にしてもいい?【IT就活の悩み一問一答】

「こうした方がいいと見た」「これは良くないと聞いた」けど、「実際どうなの?」ともやもやしていることはありませんか?
今回はやりたくないことを就活の軸にして良いかどうかについて、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーがズバリ解決します!
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まずは登録してみるQ. 「やりたくないこと」を就活の軸にしてもいいのでしょうか?
就活の軸を決めようと思い、「社会に貢献したい」「喜ばれるプロダクトを作りたい」といったポジティブな言葉を探すのですが、どれも今の自分にはしっくりきません。正直なところ、入社後にやりたくないことの方が簡単に思いつきます。自分の中にあるのは、「ずっと一人で誰とも話さずコードを書くのは嫌だ」「若手社員の意見が軽視される環境は避けたい」といった、後ろ向きな考えばかりです。
こんなネガティブな内容でも、「就活の軸」にして良いのでしょうか?
A. 「やりたくないこと」から軸を決めても良いです。ただし、選考での伝え方には注意しましょう。
結論から言うと、自分の「やりたくないこと」を起点に就活の軸を考えるのは、実はとても理にかなった手法です。これは、自己分析がなかなか進まない人にも、ぜひ試してほしい方法です。「やりたいこと」を無理に考えるよりも、「やりたくないこと」から逆算するほうが、結果として精度の高い自己分析や就活の軸に繋がります。
なぜかというと、就活生が挙げる「やりたいこと」は未経験の内容も多く、現時点では想像の域を出ませんが、「これは嫌だ」という感情は、過去の経験や学習を通じた「実感」に基づいていることが多いからです。
その本音を無視せず、以下の2ステップで「自分だけの納得できる軸」に育てていきましょう。
1. 「嫌だ」という拒否反応を、自分の「理想」へと変換する
まずは、自分が何に対してストレスや不満を感じるのか、本音をリストアップすることから始めましょう。ここでは、ネガティブな感情を「ダメなもの」として封じ込める必要はありません。「決められたことだけを淡々とこなすのは嫌だ」
→ 「自らの提案で改善を繰り返し、プロダクトを育てる手応えが欲しい」「技術を軽視する環境で、非効率な作業に追われるのは嫌だ」
→「モダンな技術選定や自動化など、合理的な判断基準で開発に集中したい」「決められた仕様通りに作るだけなのは嫌だ」
→ 「企画段階からエンジニアが提案できる組織」「誰が何をしているか分からず、一人で抱え込むのは嫌だ」
→ 「チーム内で知見を共有し合い、互いにレビューを通じて高め合える環境で成長したい」「自分が作ったものが誰に使われているか分からないのは嫌だ」
→「ユーザーの反応が直接見える開発環境で働きたい」このように、やりたくないことを裏返せば、それがそのままあなただけの就活の軸になります。このやり方で導き出した基準は、自分の本音に基づいているので、その後の選考が進んできた段階でも、ぶれることが少ないです。
「嫌だ」という感情を裏返すことで、あなたが仕事において本当に大切にしたい「譲れない条件」を明確にしましょう。
2. 本音を隠すのではなく、前向きな意欲に翻訳する
自己分析で導き出した「やりたくないこと(本音)」は、そのまま伝えると単なる不満やわがままに聞こえてしまう恐れがあります。そこで、面接やESでは、企業側も納得できる「前向きな意欲」に翻訳して伝えます。「残業が多いのは嫌だ」
→ 「徹底した生産性の追求やタスク管理を行い、限られた時間で最大限のバリューを出す文化で貢献したい」(=「楽をしたい」のではなく「効率を重視したい」というプロ意識への変換)
「実力がない人と働くのは嫌だ」
→ 「優秀なエンジニアと切磋琢磨し、互いにレビューし合える環境で、より高品質なコードを追求したい」(=「他者への否定」ではなく「高みを目指す向上心」への変換)
「マニュアル通りに動くだけで、自分の意見が通らないのは嫌だ」
→ 「エンジニアもビジネス視点を持ち、企画や要件定義から積極的に提案できる環境で、納得感を持って開発に携わりたい」(=「わがままを通したい」のではなく「より良いプロダクト作りに当事者意識を持ちたい」という意欲への変換)
「〇〇が嫌だから」ではなく、「〇〇という環境でこそ、自分の強みが発揮できる」という形に変換することで、あなたの軸は選考を突破するための強い「武器」になります。
「やりたくないこと」は、自分に合わない環境を避けるための大切なセンサーでもあります。まずは自分の本音に正直になり、そこから「自分だけの納得できる軸」を作っていきましょう。
「自分の本音をどう翻訳すればいいか分からない」「面接でこの言い方をして大丈夫かな?」と迷ったときは、ぜひキャリアアドバイザーに相談してください。あなたの本音を尊重しながら、企業に自信を持って伝えられる「就活の軸」を一緒に作っていきましょう!
この質問の回答者

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