就活で差がつく!学業で力を入れたことの伝え方ガイド|例文付き

この記事では、企業が“学業経験”から見ているポイントや評価基準、エントリーシートや面接で差がつく書き方のコツを徹底解説します。 さらに、ゼミ・資格・留学などシーン別の例文、字数別のテンプレート、そして「学業で力を入れたことがない」場合の対処法まで網羅。
ガクチカのひとつとして“学びの経験”をどう伝えれば、自分らしく企業に刺さるのか。あなたの経験を武器に変えるための実践ガイドです。

- 1. 就活で「学業で力を入れたこと」が重視される理由
- 2. まずはここから!ES・面接で差がつく書き方のコツ
- 3. 【例文付き】字数別に学業で力を入れたことを表現する
- 4. 【シーン別】「学業で力を入れたこと」例文集12選
- 5. 【不安な人向け】学業で力を入れたことがない場合の対処法
- 6. ESから面接へ!伝え方を進化させるテクニック
- 7. 失敗しないために!NG例と改善ポイント
- 8. よくある質問Q&A(ゼミなし/学業に自信なし/差別化など)
- 9. まとめ|学業の経験を社会で活きる強みに変えて伝えよう
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1. 就活で「学業で力を入れたこと」が重視される理由
就活で「学生時代に力を入れたこと」を問われる際、多くの学生が部活動やアルバイトを思い浮かべがちです。しかし、実は企業が重視しているのは「学業で力を入れたこと」です。なぜなら、学業とは学生にとって最も本分であり、自己管理・思考力・継続性が自然と表れる活動だからです。
企業は、あなたが何を学び、どう行動し、どのような姿勢で取り組んできたかを通じて、「仕事に対する取り組み方」のヒントを得ようとしています。学業の経験は、派手な成果がなくても評価される余地が大きい分野です。特に「過程」や「価値観」に注目して話を組み立てることで、面接やESで印象を大きく左右することができます。
企業が見ているのは「再現性」と「価値観」
学業での取り組みが就活で評価される最大の理由は、「再現性」と「価値観」を測るためです。企業は、入社後に自社で活躍できる人物かどうかを見極めようとしています。その際、過去の学業経験において発揮された行動パターンや意思決定の傾向が、そのまま仕事上でも再現されると考えているのです。
また、どのような学問に興味を持ち、どのようにアプローチしてきたかを通して、その人の価値観・興味関心・主体性が浮かび上がります。企業にとっては、スキルよりも「どんな環境でどんな風に頑張れる人か」を知ることの方が大切なのです。
「学業=知識の証明」ではなく「成長プロセス」の評価
「学業」と聞くと、成績やテストの点数が評価対象と思いがちですが、企業が重視するのは「その過程」です。知識量ではなく、どのように学び、何を考え、どう乗り越えたのかという「ストーリー」が評価されます。
例えば、「苦手な統計学の理解を深めるために、自主的にチームを組んで学習会を主催した」などは、主体性・課題解決力・協働力といった社会で通用する能力の証明になります。逆に、成績が良かっただけでは、再現性や人物像までは見えてきません。
学びの内容そのものよりも、「どのように自分で学びを深めたのか」「どんな壁を乗り越えたのか」が、学業を語る際の重要なポイントとなります。
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2. まずはここから!ES・面接で差がつく書き方のコツ
就職活動における「学業で力を入れたこと」は、単に経験を並べるだけでは評価されません。大切なのは、企業がどのような視点でその経験を見ているかを理解し、それに沿って自分の経験を整理・表現することです。
この章では、「何を書けばいいか分からない」「うまく伝えられない」と悩む就活生が最初に押さえるべきポイントを整理し、構造的かつ説得力のある書き方を紹介します。
企業視点での評価ポイント【独自チャートあり】
企業は「学業に取り組んだ内容そのもの」ではなく、「その取り組みを通じて見える力」に注目しています。以下のような観点が代表的です。
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・主体性(自ら選び・工夫したか)
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・問題解決力(課題にどうアプローチしたか)
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・継続力(困難にどう向き合ったか)
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・論理的思考力(情報をどう整理・分析したか)
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・協調性・リーダーシップ(共同作業・役割分担の経験)
これらを軸にした独自の評価チャートを頭に入れておくことで、「どの経験を掘り下げればよいか」「どの視点で語ると効果的か」が見えてきます。
「何をやったか」より「なぜやったか」「どう工夫したか」
多くの就活生が陥るのは、「私は〇〇をしました」と活動内容だけを淡々と述べてしまうケースです。しかしそれだけでは、他の応募者との差別化が難しく、企業に印象が残りません。
差をつけるには、「なぜそのテーマを選んだのか」「取り組みの中でどんな課題があり、どんな工夫をしたのか」を明確に語る必要があります。
このなぜとどうやっての部分にこそ、あなたの価値観・思考力・成長が表れるため、結果よりプロセスを深掘りする意識が不可欠です。
ストーリーで語る型(PREP+STARの応用)
構造的に魅力的な文章を書くには「型」を使うのが最も効果的です。ここでは、PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)と、STAR法(Situation→Task→Action→Result)をミックスした応用型を紹介します。
〇おすすめの構成
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・結論(何に力を入れたか)
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・背景(そのテーマを選んだ理由や課題)
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・行動(どんな工夫、努力をしたか)
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・結果(どう成長したか、何を得たか)
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・学び・再現性(入社後どう活かせるか)
この順序で語ると、情報の過不足がなく、かつ論理的に伝わるので、ESでも面接でも一貫した説得力を持たせることができます。
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3. 【例文付き】字数別に学業で力を入れたことを表現する
エントリーシート(ES)や履歴書では、企業によって異なる文字数制限が設けられていることが一般的です。たとえば、履歴書では50文字前後、マイナビやリクナビでは200文字前後、OpenESや大手企業では400文字以上の分量を求められることがあります。
ここで大切なのは、「文字数に合わせて書く内容を整理すること」と「短くても伝えるべき要素を押さえること」です。この章では、各文字数に合わせた例文と、それぞれの戦略・注意点を解説していきます。
50文字の要約例(履歴書用)
統計学ゼミでの研究活動に注力し、データ分析力と論理的思考を磨きました。
履歴書の「学業欄」に50文字程度で記入する場合、一文で何をしてどんな力が身についたかを明確に示す必要があります。短いがゆえに、書ける情報は極めて限定されますが、逆に「軸がブレずに伝えられる」強みがあります。
200文字のES例(マイナビ/リクナビ等想定)
統計学ゼミで「選挙とSNSの相関性」をテーマに研究しました。SNS上のキーワード出現頻度を収集・可視化し、選挙区ごとの投票傾向との比較を行いました。仮説と結果のズレに直面し、手法の見直しと再集計を繰り返したことで、論理的に検証する力を培いました。
200文字は「テーマ→行動→学び」の3点を入れるのに最適な長さです。シンプルにまとまっていながらも、内容が具体的かつ構造的で、面接官に掘り下げたくなる印象を与えることができます。
400文字のES例(OpenES・大手企業向け)
統計学ゼミで「SNSと選挙結果の相関性」を研究しました。投票率の低い若年層の関心とSNS上の発言傾向に着目し、独自にキーワード抽出・出現頻度の集計・データ可視化を行いました。仮説とは異なる結果が出た際は、再分析や調査方法の修正を行い、再現性と精度向上に努めました。テーマ選定から発表までの過程で、計画性・論理的思考・粘り強さを身につけることができました。
400文字あると、読み手は「この人がどんな風に思考し、どう動いたか」「どんな困難をどう乗り越えたか」まで細かく見ることができます。そのため、構造の一貫性・ストーリーの起承転結・文末の印象が評価を左右します。
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4. 【シーン別】「学業で力を入れたこと」例文集12選
ここからは、「自分の学業経験が何に当てはまるのか分からない」という就活生向けに、よくある学業エピソードを6ジャンルに分類して紹介していきます。
ただし、例文をそのままマネするのではなく、「この型を自分の体験にどう落とし込めるか」を考えながら読んでください。
ゼミ・研究(文系/理系)
社会心理学ゼミで「購買行動とパーソナリティ」の関係を調査。実験計画を立て、分析から論文発表までを主導しました。チームでの議論やデータ分析を通して、仮説と向き合う論理性と、他者との協働力を養いました。
この例では、主体性と論理的思考力、さらにチームで成果を出すコミュニケーション力が伝わります。企業は、研究そのものよりも「どのような役割を担い、どう成長したか」に注目します。
理系の研究室でAIを用いた画像分類をテーマに、Pythonと機械学習ライブラリを活用して分析モデルを構築。精度向上のための試行錯誤を重ね、発表会で優秀研究として表彰されました。
専門性の高い研究テーマは、技術スキルの裏づけになるだけでなく、「課題解決能力」や「継続的改善」の姿勢を評価されます。技術+思考の両輪を押さえることが大切です。
学業×アルバイト両立
教育学部での授業と塾講師のアルバイトを両立。教える立場に立つことで学業内容への理解も深まり、限られた時間の中でタスク管理能力と責任感を磨くことができました。
このように相乗効果がある組み合わせは、自己管理能力だけでなく、学びの深化という好循環をアピールできます。
経済学部の講義と早朝コンビニ勤務を両立。授業の集中力を高めるため、通学中に前回の復習を行い、短時間で最大効率の学習スタイルを確立しました。
学業以外の制約をポジティブに変換できる力は、実社会でのマルチタスク処理やタイムマネジメントに通じるため、高く評価されやすい視点です。
留学・第二外国語
フランス語習得のために半年間の留学へ。現地大学での授業は最初全く理解できず、辞書・録音・会話練習を繰り返しました。学びの継続と改善を通じて、言語習得以上に「自ら適応し、変化に対応する力」を体得しました。
「語学を通じた適応と成長」は、留学経験で語るべきポイント。異文化への対応力や主体性が伝わります。
英語短期研修でプレゼンを担当。初回は緊張で言葉が出ず悔しい思いをし、以降は話す内容を原稿に落とし込み、録音して毎晩練習。最終発表では自信を持って臨めました。
語学力というより、「壁を超える努力とその姿勢」をアピールすることで、仕事への取り組み方がイメージできるエピソードになります。
資格取得/TOEIC
簿記2級を独学で取得。試験日から逆算してスケジュールを立て、平日は朝に、休日は過去問演習をルーティン化。達成によって、計画的に成果を出す力が身につきました。
目標を立てて実行するプロセスは、社会人にとって重要なスキル。数値のある成果で説得力が生まれます。
TOEIC800点を目指して3ヶ月間学習を継続。毎日1時間リスニングとシャドーイングを行い、苦手な文法は文法書3冊を使い比べながら克服しました。
ただスコアを書くのではなく、「どう学びに向き合ったか」を丁寧に言語化することで、行動力と自己改善力が伝わります。
卒論・発表・学会
卒業論文では「高齢者福祉におけるICT導入の課題」をテーマに、行政資料やインタビューを分析。仮説と現場のギャップに着目した論考が評価され、ゼミ内で優秀論文に選ばれました。
卒論経験は、情報収集力・分析力・問題発見力などの複合スキルを表現できます。社会課題に向き合った視点も好印象です。
地理学の卒業研究で地域観光の定量調査を実施。アンケート設計から回収・分析・発表まで一貫して取り組み、統計処理やデザインの技術も活かしました。
卒論を「総合的なプロジェクト」として見せることで、PDCAやマネジメントスキルも読み取れるアピールになります。
授業・テスト・成績向上
統計学の初回テストで赤点を取り、毎週の授業前後に要点を3つにまとめてノート化する方法に切り替え。試験ではA評価を獲得し、情報の整理力と継続学習の重要性を実感しました。
「ただ頑張った」で終わらず、「工夫した方法」や「改善の視点」が含まれると、成績向上のエピソードにも価値が生まれます。
微分積分が苦手で、中間試験で最下位レベルの成績に。YouTube解説動画や友人との勉強会を取り入れて理解を深め、期末で平均以上に巻き返せました。
努力と成長を語るとき、「何が壁だったか」「どう工夫したか」「結果どう変わったか」を3点セットで語ることで、説得力が段違いになります。
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5. 【不安な人向け】学業で力を入れたことがない場合の対処法
就活が始まり、「学業で力を入れたことを教えてください」と言われて戸惑う学生も多くいます。
特に「ゼミに入っていない」「授業に出ただけ」「アルバイトばかりだった」というケースでは、「語れることが何もない」と思い込んでしまいがちです。
ですが安心してください。企業が評価しているのは学業の成果そのものではなく、その中で何を感じ、どう行動したかという姿勢です。
この章では、「学業で力を入れたことがない」と感じている人が、どう答え方を組み立て、魅力に変えていくかをお伝えします。
「ゼミなし」「単位ギリ」「授業に出ただけ」でも大丈夫
「ゼミに入っていない」「テストは最低限」「特別な発表もしていない」……このようなケースでも、視点を変えればアピールできることは十分にあります。
たとえば、次のような経験があれば、それは立派な学業に向き合った証です。
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・自分の苦手な科目を克服しようと、自主的に補講や質問に通った
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・出席だけはしっかり守り、日々の授業メモを取ることで安定して単位を取得した
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・興味を持った講義に関連する書籍を自分で探して読み進めた
特別な実績がない=語れない、というわけではありません。
日々の地道な努力、学びに向き合った姿勢そのものが評価対象になります。
学業以外の経験を学びとして昇華する方法
学業以外に力を入れていたアルバイトや部活動、趣味・独学などがあるなら、それを学びの視点で言語化することも可能です。
たとえば、以下のように「学業と関連づけて、自分なりに考えた」姿勢があれば、それは立派な学業アピールになります。
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・アルバイトで接客の質を高めるために心理学の本を読んだ
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・部活動の運営やマネジメントにあたり、スケジュール管理の手法を講義と照らし合わせた
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・趣味で始めた動画編集の中で、映像メディア論の知識が役立った
ポイントは、「学んだ知識を応用した」「学びを自らつくった」こと。
この視点を持つことで、表面的には学業に見えない経験を、就活で活かせる形に昇華できます。
【例文】プログラミング独学/アルバイト学び/部活マネジメント etc
独学でプログラミングを学び、週末にWeb開発のオンライン講座を受講しました。大学の授業とは異なり、課題やバグに直面した際は自ら調べ、解決策を探ることで、主体的な学びの重要性を実感しました。
この例では「授業ではなく、自ら学ぶ姿勢」を評価されます。再現性のある学び方の型を見せられている点が強みです。
飲食店のアルバイトで新人指導を任されました。教え方に悩んだ際、教育学部の授業で習ったティーチング理論を参考に、業務フローを可視化するマニュアルを作成。結果、新人の定着率向上に貢献できました。
アルバイトをただの労働としてではなく、「授業とつなげた応用の場」として活かしたことが伝わります。主体的な実践の場として評価されやすい例です。
体育会のマネージャーとして部のスケジュールと予算を管理。授業で学んだExcel関数や予算配分の考え方を用い、練習効率の改善と消耗品コストの削減に貢献しました。
学外活動と学内の知識を連動させることで、「実務に強い学生」という印象を与えることができます。
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6. ESから面接へ!伝え方を進化させるテクニック
エントリーシート(ES)で通過したとしても、面接では「さらに深い部分」が問われます。
ここでは、ESで書いた内容をどう進化させて面接で伝えるかについて解説します。
ESの内容を深堀りする面接官の意図とは
面接官はESに書かれた内容をもとに、あなたの価値観や本質的な強みを見抜こうとします。
「なぜそう考えたのか?」「どう感じたのか?」といった、書ききれなかった内面を探る質問が多くなるのはそのためです。
たとえば、ESに「ゼミで研究に取り組んだ」と書いた場合、面接では次のような質問が来ることがあります。
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・そのテーマを選んだ理由は?
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・困難だった点は?どのように乗り越えた?
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・研究で得た学びは今後どう活かせる?
こうした質問に対して、単に出来事を説明するのではなく、自分の価値観や学びをストーリーとして語る準備が必要です。
ストーリーを補足する「感情」と「エピソードの裏話」
面接で魅力的に映るのは、単なる事実や数字ではなく、感情や背景が伴ったリアルなエピソードです。
たとえば「統計学のテストで赤点をとった」なら、それに対して以下のような感情の動きや決意の瞬間があることで、聞き手の共感を呼びます。
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・どんなショックを受けたか
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・なぜ悔しかったのか
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・その後、どのようなモチベーションで努力したのか
また、たとえば、「チーム内の対立」「地味だけど続けた習慣」「第三者のアドバイスに救われた」など、ESでは文字数の都合で省いた裏話を面接で語れるよう準備しておくと、人物像に厚みが出ます。
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7. 失敗しないために!NG例と改善ポイント
どんなに内容があっても、「伝え方」がズレているとマイナス評価につながります。
ここでは、「学業で力を入れたこと」にありがちなNG例と、それをどう改善すべきかを整理します。
「頑張ったこと」を語るだけの例は評価されない
NG例:「ゼミに真面目に出席し、発表にも力を入れました。毎週資料を作り、先生に褒められました。」
このように、頑張ったことの羅列で終わるパターンは、印象が薄くなります。
企業が見たいのは「そこで何を学び、どう活かそうとしているのか」という視点です。
改善ポイントとしては、PREP+STAR型を意識し、以下についてを一貫したストーリーで語ることが必要です。
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・なぜそのテーマに力を入れたのか(目的)
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・どんな工夫、行動をしたのか(プロセス)
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・その結果何を得たのか(学び・成果)
「行動・課題・結果」のいずれかが欠けていると危険
NG例:「数学の授業に毎回出席していました。真面目に取り組んでいたので良い成績が取れました。」
これは一見ポジティブな内容ですが、「何が難しかったのか」「どう乗り越えたか」が不明なため、印象に残らないエピソードになっています。
改善するには、具体的な課題や変化を挟むことが重要です。
たとえば、以下のように変化のストーリーと工夫の跡を明示することで、説得力が生まれます。
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・「最初は授業についていけず成績が悪かった」
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・「ノートを独自に工夫した」「友人と教え合う勉強会を開いた」
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・「結果、学年後半ではトップ10%に入る成績に改善した」
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8. よくある質問Q&A(ゼミなし/学業に自信なし/差別化など)
「学業で力を入れたこと」に関して、就活生が抱えがちな疑問や悩みに、実践的な視点で答えていきます。
以下のQ&Aは、ES作成や面接準備の際に特に参考になるポイントです。
企業はどこを評価している?
企業が見ているのは、「知識の深さ」よりも「物事にどう向き合うか」という行動スタンスと価値観です。
ゼミでの専門性やテストの点数など、定量的な成果はもちろん評価されますが、それ以上に重視されるのは以下のような観点です。
-
・困難に直面したとき、どんな思考と行動をしたか
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・学びの中でどんな姿勢・工夫・改善を行ったか
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・その経験から、どんな価値観が育ったか
つまり、「学び方の姿勢」と「再現性ある行動力」が評価軸。成果が目立たなくても、過程や思考をしっかり伝えることで評価される余地は大いにあります。
学業以外をどう学びに変換する?
「アルバイトやサークルに注力していたけど、学業は普通だった…」という学生も多いですが、経験そのものより視点がカギです。
たとえば以下のように、学業に置き換えるのではなく、学びのある体験として整理することが有効です。
・「マニュアルのない現場で、効率的に学ぶにはどうするか考えた」
→学び方の工夫が語れる
・「サークル運営でメンバーの成長を支えた」
→教育的視点や分析→改善が伝わる
・「趣味で動画制作をする中で、情報発信の効果測定を行った」
→仮説検証やユーザー視点の学びがある
つまり、学業以外であっても、そこに考える・工夫する・学ぶ要素があれば、立派なガクチカ(学生時代に力を入れたこと)になります。
自分らしい伝え方ってどう作る?
「テンプレ通りでは埋もれる」「オリジナリティが出せない」と不安になる方も多いですが、自分らしさは等身大の視点に表れます。
自分らしい伝え方のコツは以下の3つです。
・「なぜその行動をしたのか?」を深堀りする
→考え方や価値観に個性が出る
・等身大での感情や葛藤を正直に描く
→「初めはできなかった」「悔しかった」などリアルな感情は共感を生む
・成長のプロセスにフォーカスする
→失敗からの改善や、粘り強さに人柄がにじむ
うまくいった話ではなく、どうやって変われたかを語れる人のほうが、真の意味で自分らしさが出て、企業の記憶に残りやすくなります。
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9. まとめ|学業の経験を社会で活きる強みに変えて伝えよう
エントリーシートや面接では、論理とストーリーを融合させる「PREP+STAR」の型を活用し、結論から行動・結果まで感情的に訴えるエピソードを作りましょう。
「語れる経験がない」と感じても、成果だけでなく「どう考え、どう動いたか」を掘り下げ、学業以外の経験にも学びを見出す視点の転換が必要です。企業は実績よりも「あなたらしさ」や再現性のある姿勢を評価します。成長や思考の癖を物語として語り、記憶に残るエピソードを届けましょう。
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