大学2年生でインターンは意味ない?メリット・探し方や注意点を徹底解説

大学2年生でインターンは意味ない?メリット・探し方や注意点を徹底解説
インターンといえば、大学3年生の夏のサマーインターンなど、就活を控える大学3年生から参加するイメージを持たれることが多いです。しかし近年では、優秀な学生との接点を早めに持ちたい企業側の思惑や、本選考を見据えて低学年から就活対策を始める学生が増えていることから、大学2年生からインターンに参加するケースも多くなっています。

一方で「大学2年生でインターンに参加するのはまだ早いかな?」「そもそも参加できるの?」といった疑問や不安を抱えている方も少なくありません。大学2年生からインターンに参加することは、自分のキャリアにとって大きなプラスとなる可能性があるものの、実際に一歩踏み出すには勇気が必要です。

そこで本記事では、大学2年生からインターンに参加しようとしている方に向けて、インターンの基本情報から「意味ない」と言われる理由、早期から参加するメリットや注意点などを解説します。自分に合ったインターンの探し方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.大学2年生でもインターンは参加できる!

「大学2年生からインターンは早すぎるのではないか?」と感じる方もいるかもしれませんが、実際には大学2年生でもインターンシップに参加することは可能であり、就活を見据えるなら参加しておいて損はありません。「インターンは大学3年生から」というイメージは根強いですが、近年では大学2年生の夏・冬など、長期休暇を使って早期から就活対策・キャリア形成に取り組む学生が増えています。企業側も低学年からインターンに参加する学生を歓迎する傾向にあるため、春休み・夏休み・冬休みなどの時間を使って、インターンへの応募を進めると良いでしょう。

インターンの中でも特に、数ヶ月以上にわたって実務経験を積む「長期インターン」では、学年を問わずに募集しているケースが多く見られます。企業側も早い段階から優秀な学生と接点を持ち、自社の魅力を伝えたいと考えているのです。実際に、大学2年生からインターンに参加し、社会人としての基礎スキルを身につけたり、自分の興味や適性を見極めたりしている学生は少なくありません。

大切なのは、「まだ2年生だから」と諦めるのではなく、積極的に情報を探し、挑戦してみる姿勢です。勇気を出して一歩踏み出せば、ライバルとの大きな差別化につながるアピール材料を得られるでしょう。

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2.大学2年生でインターンは意味ないと言われる理由

大学2年生からインターンに参加することに対して、SNSやYahoo!知恵袋では「意味ない」「やめとけ」という意見が寄せられることもあります。その背景として考えられるのは、以下の3つの理由です。
 

  • ・就活まで時間があり急ぐ必要がないから

  • ・学業との両立が負担になるから

  • ・採用には直結しない可能性が高いから


それぞれ詳しく解説しますので、大学2年生からのインターンの否定的な意見について理解を深めておきましょう。

就活まで時間があり急ぐ必要がないから

大学2年生の時点では、本格的な就職活動までまだ1年以上の期間があり、焦る必要はないという意見は少なくありません。確かに、サークル活動・部活動やアルバイト、留学、恋愛など、大学生活でしか得られない貴重な経験はたくさんあります。これらの活動に打ち込む時間も、人としての成長に不可欠であり、就活でのアピール材料になる経験が得られるかもしれません。そのため「まずは学業や今しかできない経験に集中すべき」という考え方も、決して間違いとはいえません。

しかし、早期からキャリアについて考え、インターンに参加するなどの行動に起こすことは、就職先の選択肢を増やし、将来のキャリア選択の幅を豊かにする自己投資とも言えます。あくまでも周りに流されるのではなく、自分が大学生活で何を成し遂げたいのか、どんな4年間にしたいのかを考えた上で、インターンシップへ参加するかどうかを判断することが大切です。

学業との両立が負担になるから

大学2年生は、専門科目の授業が増え、レポートや試験の負担が大きくなる時期です。同じ時期から長期インターンに参加する場合、週に何日も勤務時間を確保する必要があり、学業との両立が困難になる可能性が高いです。そのため大学2年生からインターンに参加するのは意味ないと言われることがあるのです。

実際に、インターンに熱中するあまり授業への出席がおろそかになり、単位を落としてしまっては本末転倒です。だからこそ、インターンに参加する前には、自分の履修状況やキャパシティを冷静に分析することが不可欠です。試験期間中に休暇を取得できるかどうか、柔軟なシフト調整が可能かどうかといった、学業への理解がある企業であることを面接時にしっかりと確認して、無理のない範囲でインターンへ参加するようにしましょう。

採用には直結しない可能性が高いから

大学3年生や4年生向けのインターンシップには、参加後の面談を経て早期内定に繋がる「選考直結型」のプログラムが多く存在します。一方で大学2年生向けのインターンは、キャリア教育や就業体験を目的としたプログラムが中心であり、参加することが直接的に内定に結びつくケースは稀です。そのため「時間をかけて参加しても、内定に繋がらないなら意味がない」と感じる人もいます。

しかし、たとえ直接的な内定に繋がらなかったとしても、インターンでの活躍が人事担当者の目に留まれば、将来の選考で有利に働く可能性があります。また、仕事の解像度が上がり、働くことへの意識が高まるだけでも、その後の就活における自己PRや志望動機に大きな差が生まれるはずです。目先の利益だけでなく、長期的な視点でインターンに参加するかどうかを決めるようにしてください。

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3.大学2年生からインターンに参加するメリット

大学2年生からインターンに参加することは「意味ない」と言われる一方で、次のようなメリットが手に入ることも知っておきましょう。
 

  • ・早期から自己分析・企業研究を深められる

  • ・実務経験を積んでスキルアップできる

  • ・就活の軸を定めるのに役立つ

  • ・他の学生との差別化ポイントになる

  • ・貴重な人脈作りの機会になる


上記5つのポイントについて詳しく解説しますので、インターンに参加するかどうかを決める参考にしてみてください。

早期から自己分析・企業研究を深められる

大学2年生からインターンに参加することで、就活で多くの学生が最初にぶつかる壁である「自己分析」「企業研究」に役立つメリットがあります。自分にとって本当にやりたいことは何か、どんな働き方がしたいのか、どの業界や企業が自分に合っているのか。こうした不安・疑問に、短期間で明確な答えを出すのは至難の業です。

しかし大学2年生のうちからインターンに参加しておけば、リアルなビジネスの現場で働くことを通じて、自分の強み・弱み、価値観を客観的に見つめ直すことができます。「好きだと思っていた仕事が、実は向いていなかった」「意外な業務にやりがいを感じた」といった発見が、自分だけの就活の軸を定めるのに役立つのです。また、企業の内部から社風や事業内容を肌で感じることで、インターネット上の情報だけではわからないリアルな企業研究に繋がり、説得力ある志望動機を作りやすくなるでしょう。

実務経験を積んでスキルアップできる

インターンではアルバイトとは異なり、社員の担当業務に近い責任ある仕事を任されることが多くあります。学業やアルバイトでは経験するのが難しい実務経験を積み、就活を見据えたスキルアップを叶えられることが、大学2年生からインターンに参加するメリットの一つです。

現役社員と机を並べながら業務に取り組むことで、基本的なビジネスマナーやPCスキルはもちろんのこと、論理的思考力、課題解決能力、チームで成果を出すためのコミュニケーション能力といった、社会で普遍的に求められるポータブルスキルを実践的に磨くことができます。ここで得たスキルと、業務を通して得られる成功体験や失敗からの反省を活かすことで、就活を有利に進める武器となるでしょう。

就活の軸を定めるのに役立つ

就活の軸を定めるのに役立つことも、大学2年生からインターンに参加するメリットに挙げられます。「IT業界なら年収高そう」「マーケティングの仕事がしたい」といった漠然とした憧れやイメージを持っている方が、インターンで実際にその仕事に触れることで、大幅に解像度を高めることができます。

「華やかに見える企画職も、地道なデータ分析や資料作成がほとんどだった」「営業の仕事は、顧客との信頼関係構築が何よりも大切だと知った」など、リアルな現実を知ることは、自分のキャリアを考える上で非常に重要です。こうした実体験を通して、自分が仕事選びで何を求めるのかという就活の軸が明確になります。はっきりとした就活の軸が決まれば、企業選び・職種選びがスムーズになり、入社後のミスマッチを防ぐことにも役立つのです。

他の学生との差別化ポイントになる

多くの学生が就職活動を意識し始めるのは、大学3年生の夏休み頃からです。その時点で既に1年以上のインターン経験を積んでいれば、知識・スキルの高さ、自己分析・企業研究の深さにおいても、ライバルに対して圧倒的なリードを築いている状態になります。

エントリーシートや面接で頻出の「学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)は何ですか?」の質問にも、アルバイトやサークル活動とは異なる、具体的かつ説得力のあるエピソードを語ることができるでしょう。企業側も、大学2年生の早い時期からインターンに取り組み、高い意欲を持って行動する学生を高く評価することは間違いありません。

貴重な人脈作りの機会になる

大学2年生のうちからインターンに参加することは、社会人の先輩や経営層など、貴重な人脈を築く絶好の機会です。現場で指導してくれるメンター社員や、プロジェクトで関わるさまざまな部署の社員の方々から、仕事に対する姿勢やキャリアに関するリアルな話を聞くことは、自分の視野を大きく広げてくれる効果があります。

また、同じインターンシップに参加している他大学の優秀な学生との出会いも、かけがえのない財産です。高い意欲を持って就活対策に取り組む仲間とともに、情報交換したり、互いに切磋琢磨し合ったりすることができれば、就活を有利に進めることができるでしょう。インターン先で高い評価を得ることができれば、社員の方から別の企業を紹介してもらえたり、将来の本選考での試験免除・優遇などを受けられたりする可能性もゼロではありません。

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4.大学2年生でインターンに参加する時の注意点

多くのメリットがある大学2年生のインターンですが、貴重な時間を浪費しないためにも、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
 

  • ・学業を最優先にしてバランスを取る

  • ・長期インターンの場合は時間管理を徹底する

  • ・明確な目的意識を持って参加する


ここでは上記3つの注意点について解説しますので、これらを踏まえてインターンへの参加準備に取り組むようにしてください。

学業を最優先にしてバランスを取る

大学2年生からのインターンで最も重要なのは、学生の本分である学業をおろそかにしないことです。インターンに夢中になるあまり、授業への出席率が下がったり、レポートの質が低下したりして、単位を落としてしまっては就活を始めることすらままならなくなります。

特に長期インターンに参加する場合は、履修登録の段階からインターンのスケジュールを考慮し、無理のない計画を立てることが不可欠です。インターン勤務のために「全休」の日を作るなどの時間割の工夫も有効でしょう。また、面接の段階で「期末試験の時期には、学業に集中するためにお休みをいただけますか?」と正直に確認しておくことも大切です。学業との両立に理解のある企業を選ぶことが、インターンを成功させるための必須条件です。

長期インターンの場合は時間管理を徹底する

大学2年生から長期インターンに挑戦する場合には、大学の授業、サークルや部活動、アルバイト、そしてプライベートの時間に加えて、「仕事」という新たなタスクが加わることを意味します。そのため、これまで以上に計画的で徹底した時間管理が求められます。

GoogleカレンダーやNotionのようなスケジュール管理ツールを活用しながら、いつまでに何をすべきかを言語化して、タスクの締め切りや優先順位を可視化する習慣をつけましょう。「移動時間や授業の空きコマにレポートを進める」など、隙間時間を有効活用しようとする意識も効果的です。こうした時間管理・自己管理能力は、社会人として活躍するために必須のスキルでもあるので、インターンを通じてスキルアップのトレーニングに取り組んでみましょう。

明確な目的意識を持って参加する

低学年のうちからインターンに参加するからには、「周りの友達が始めたから」「就活で有利になりそうだから」といった曖昧な動機ではなく、明確な目的意識を持って参加することが重要です。「この業界のビジネスモデルを理解したい」「システムエンジニアとしての具体的なスキルを身につけたい」「苦手なプレゼンテーション能力を高めたい」など、なるべく具体的で測定可能な目標・ゴールを設定して臨むのが理想的です。

目的が明確であれば、日々の業務にも高いモチベーションで取り組めるようになり、困難な課題に直面した時にも挫折しにくくなります。インターンが終了した際には、設定した目標が達成できたか、どんな成長があったかを振り返っておくと、自己PRにも直結するアピール材料を整理できるでしょう。

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5.大学2年生向け!自分に合ったインターンの探し方

最後に、「インターンに参加したいけど、どうやって探せばいいの?」という方のために、具体的な探し方を3つご紹介します。
 

  • ・短期・長期インターンの特徴を理解して選ぶ

  • ・興味のある業界・職種から探す

  • ・先輩・友人から紹介してもらう


どれも大学2年生から実践できる探し方なので、ぜひ取り入れてみてください。

短期・長期インターンの特徴を理解して選ぶ

大学2年生が参加できるインターンには、大きく分けて「短期」と「長期」の2種類が存在します。自分に合ったインターンを探すなら、それぞれの特性を踏まえて選ぶことが大切です。

短期インターンは、1日から数日程度で開催されることが多く、会社説明会やグループワーク、簡単な業務体験が中心です。複数の業界や企業を広く比較検討したい方や、夏休みなどの長期休暇を有効活用したい方におすすめです。一方の長期インターンは、3ヶ月以上の長期間にわたり、社員と同様の実務を経験します。特定の業界や職種への志望度が高く、志望業界・職種で必要な実践的なビジネススキルを習得したい方に最適です。

まずは短期インターンで視野を広げ、興味を持った業界で長期インターンに挑戦するというステップを踏むのもおすすめです。

興味のある業界・職種から探す

IT・コンサル・商社など、少しでも興味のある業界がある場合や、エンジニア・マーケティング・営業といった就きたい職種があるなら、そこを切り口にしてインターンを探すのが効率的です。大手就活サイトを活用すれば、さまざまなインターン情報について、業界・職種で絞り込みながら自分に合ったプログラムを探すことができるでしょう。

また、より成長意欲の高い学生が集まるWantedly(ウォンテッドリー)のようなビジネスSNSや、レバテックルーキーをはじめとする特定の業界・職種に特化した求人サイトを活用するのもおすすめです。複数の就活サイトに登録しつつ、定期的にインターン情報をチェックしながら、マッチ度の高い企業との出会いを目指してみてください。

先輩・友人から紹介してもらう

大学2年生が自分に最適なインターンを探すために、身近な人からの紹介を活用するのもおすすめです。同じ大学や学部の先輩、サークルの仲間で、既にインターンを経験している人がいれば、積極的に話を聞いてみましょう。Webサイトには書かれていない、企業のリアルな雰囲気や仕事のやりがい、大変だったことなど、具体的な体験談は非常に参考になります。

時には先輩の卒業に合わせて、後任のインターン生として企業を紹介してもらえる可能性があります。企業側からしても、信頼できる社員からの紹介はミスマッチが少なく、採用コストも抑えられるため、積極的に受け入れようとする心理が働きます。大学のキャリアセンターに相談し、過去に同じ大学の学生が参加したインターン先を紹介してもらうのも有効です。

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6.まとめ

大学2年生からのインターン参加は、「早すぎる」「意味ない」というわけでは決してありません。インターンを通じて、就活が本格化する前に自己分析や業界研究を深め、実務経験を通して実践的なスキルを身につけることは、他のライバルに対する大きなアドバンテージとなります。

学業との両立や時間管理など、乗り越えるべきハードルはありますが、明確な目的意識を持って臨めば、その経験は必ず就活における強力な武器となるでしょう。短期インターン・長期インターンの違いを理解し、興味・関心のあるプログラムを優先的に探しつつ、自分に合ったインターン探しの第一歩を踏み出してみてください。

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